父親の病気&看護

主治医の話と今後の展開。

ようやく主治医に会えた。 前記事でも触れたように、決して主治医が怠慢だったわけではなく (ちゃんと主治医は毎日父に声をかけてくれていたわけで・・・) 自分のほうがなんとなく主治医から話を聞くことを避けていただけ。 「順調なので来週にも退院して…

主治医と話せない。

ここからはようやくリアルタイムの話になります。 日曜日の夜に入院してから、気が付けば今日で6日目。 入院後の父の様子は・・・?というと、 さっぱりわからない。 【月曜日】 入院翌朝の8時。面会時間は午後1時からだと知っていたけれど、 この日は朝…

PM5:00~PM11:00【そして入院】

「やっぱり今から救急に連れて行きたいです。連れて行ってもいいですか?」 と、訪問看護師さんに電話で尋ねたわたし。 今考えれば、何もお伺いを立てる必要なんてないのだけど、 この時は皮肉にも・・・ お昼に訪問看護師さんを呼んで、父の状況を判断して…

PM2:00~PM5:00 【トイレ問題】

話は少し戻って・・・・ 発見したときに、失禁していた父。 わたしは看護師さんが来る前に、父が失禁していたことに気付いていながら、 どうしてもそこには手が伸びなかった。 冷たいだろうからすぐに着替えさせてやるべきだと思ったけれど それがどうしても…

AM11:00~PM2:00【きっかけは1本の電話】

突然の入院で、自分もびっくりしたし、 たぶんずっとブログを読んでくださっている方にとっても 「え?!はっ?」という感じだったと思います。 何しろ、この記事↓の中で交わされた会話は入院前日のことなのですから。 弁当ストレス。 - N's Hideaway 無駄に…

入院しました・・・。

昨日、父が急きょ入院となってしまいました。 とりあえず、入院した時点では即命にかかわる状況ではなかったと思いますが 年齢や持病を考えても、急変もあり得るので、 まだ安心はできない状況です。 昨日は本当に大変な状況だったので 今はちょっとブログ書…

腑に落ちないが我慢するしか。

今日、またまた病院へ行ってきた・・・。 ・・・・と言っても、父同伴ではないのでどうかご心配なく(汗)。 わたしひとりで行ってきました。 前記事の終わりにボソっと書きましたが、父が火曜日の朝になって 初めて「気持ち悪くて食べられない」という言い…

退院当日。

昨日、父はなんとか退院した。 まさに、「なんとか」だった。 病室を出て10mほど歩いただけで、 その足取りの不安定さ見て取れるもので、ヨロヨロと危なっかしい。 正直、入院するときも同じような状態だったわけで・・・ 約1週間の入院で、父の体調が戻…

プロフェッショナル2

昨日、父の退院を前に病院で担当者会議の席が設けられた。 父の同席もよかったら・・・?と勧められたが、やんわり拒否。 父はその場にいないほうがいい。やりにくいだけ・・・。 会話の中にいるとわたしはもちろん、 同席する担当者さんたちも父に配慮して…

夫の言葉を思い出して。

(つづきです) この通い介護生活が始まって9か月目。 それまでは、父がわたしに対して声を荒げることは 数えるほどだったけれど、 この生活が始まってからは、父の私に対する怒りの沸点は確実に下がった。 その理由はたぶん、 もともと人から指図されるの…

父、突然の・・・。

入院から7日目。 この日も午後2時半ごろに父の病室を覗いたところ、父の姿がない。 どうやら、シャワー浴に行ったようだった。 しばらく病室で待っていると、父が看護師さんに付き添われて戻って来た。 しかし驚いたことに、歩いて戻って来た。 てっきり車…

体調は安定、でも老人指数上昇。

ひとり暮らしの父の退院後の生活をサポート体制見直しは、 着々と進みつつあるけれど 入院後の父の様子はどんな感じか・・・というと、 主治医が「いつ退院してもいいですよ」と言うくらいなので 「病気」という観点でいえば、安定した状態に戻って来た。 で…

相談員Sさん再び。

今日で入院から5日目。 三連休が空けるのを今か今かと待っていた。 今週中に退院しなければいけないようなプレッシャーを感じていたので わたしは退院後の体制を整えるべく、相談相手を求めていたからだ。 とはいえ、去年の秋に入院したときは、まだ介護認…

緩和ケアのための入院。

入院翌日、思った以上に急速に父が回復したように見えて、 主治医との面談時になんだかちょっと気まずい思いをしたわたし。 入院当日から翌日にかけての父の回復具合を10歩前進・・・!とすると、 実は面談の翌日(入院3日目)に父を訪ねた時の体調は、 …

肺がんステージⅣ。

(つづきです) 主治医と二人だけでの面談は、そこからわたしが一番聞きたかった、 肺がんそのものの話へと進んだ。 まず、病状全体の話。 5月に撮影したレントゲン写真と、今回入院後に撮影した画像とでは ガンの大きさに顕著な変化はないので、それほど状…

入院して安堵したかと思ったら・・・!

本当は、昨日の記事に書いた「入院」の続きを書こうと思ったのだけど (家に戻って父を説得したことととか、その後のもろもろ) ちょっとそこをすっ飛ばした話にいきなりなります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ …

がんばれなかった・・・。

前記事の最後で「がんばりどころ」などと自分で自分を鼓舞してはみたけれど がんばれなかった・・・。 昨日の朝8時ごろ、父に電話を入れてみるが全く応答がない。 もうこの時点で胸騒ぎしかなかった。 1時間後、午前9時にもう一度電話してみると、 20回…

認知症の通い介護の大変さを知る。

先週金曜日~今週月曜日までの流れは前記事までに綴ったとおり。 実はその後・・・ (月曜日) 病院から帰宅後、そうめんが食べたいと言ったので買ってきて茹でてやる。 「揖保乃糸」を1束完食、少量だけどとりあえず安堵。 夜、気になって大丈夫か?のLINE…

理想と現実。

(つづきです) もっと文章を簡潔にできたら・・・・と、 短い文章でもしっかり言いたいことが伝わってくる他の方のブログを見るたびに ハ~っとため息が出ますが、本当にわたしってば要約するのがヘタクソで いつもだらだら長くなってしまって申し訳ないで…

噛み合わない会話。

(つづきです) 昨日の朝、吐き気がおさまっていないのなら絶対に病院へ連れていくつもりで 父の家へと向かった。 おそらく父は頑なに拒むであろうことは想定できたけれど、 ショッピングセンターでの、あのヨボヨボぶりもかなり心配だったし 月曜日は主治医…

突然の体調悪化。

それは土曜日にさかのぼる話なのけど・・・午前10時ごろ、父を訪ねると お風呂から上がって間もない様子の父が、シャツとステテコ姿でソファに座っていた。 けれど、わたしを見るなり 「お前が来るのを待ってたよ」 と言う。 「待ってた」と言うだけに、き…

向き合える時はまだ少し先。

先週木曜日に、頓服の痛み止めを急きょ補充してもらうためのドタバタがあったのは ブログでも書いた通り。 そうして今日、改めて主治医の診察を迎えた。 先日、薬剤師さんから言われたとおりに・・・ 診察を受ける前に薬剤師さんのところへ行き、痛み日記を…

連携。

(つづきです) わりと安易に「薬だけもらうならわたしだけでもいいんじゃないか」と 勝手に思って、父の診察券だけ持って病院へ来たものの、 「麻薬なわけだし・・・本人来ないとまずかったかな?」と 内心ドキドキしつつ、訪問看護ステーションのドアを叩…

わずか1週間で・・・・!

それは昨日の朝のこと。 父を訪ねた時に、唐突に言い出した。 父「昨日、訪問看護師さんから電話があってな」 私「え???電話があった?電話じゃなくて”来た”の間違いじゃないの?」 毎週水曜日に訪問看護師さんは来ることになっている。 それなのに「電話…

ウソはなしで、やんわり回避する方法。

先日書いた「相撲観戦に行くハメになった」という記事を書いた後、 SNSで仲良くしてもらっている友人から 「お兄さんに代わりに行ってもらうのはどう?」 とアドバイスをいただきました。 そして、このブログのコメント欄でも同様に 「ご兄弟に行ってもらう…

複雑な気持ち×2

父が麻酔系鎮痛薬を服用するようになって1週間になる。 効果のほどはどうか・・・?というと、 ちなみに、父が処方されているのはこういう名称の薬。 「オキシコンチン」というのは、1日2回服用する薬で、 「オキノーム」というのは、痛みがひどい時の頓…

喉の奥につかえているもの。

今月になってから、 父の背中の痛みの問題が目下わたしの中の大問題になっていて、 そこから骨転移の判明、麻酔系鎮痛薬の使用開始・・・など、 時間的にというよりは、精神的になかなか忙しい2週間くらいを過ごしたわたし。 実は、約1週間前のことになる…

薬剤師との面談。

*話は月曜日の診察後に院内の薬剤師さんと面談したところまで遡ります。 これまでの常用薬は、 いまどきはどこでも当たり前であろう「院外処方」だったので、 処方箋を病院周辺の処方箋薬局へ持ち込んで、薬を受け取る・・・という形だった。 ところが、麻…

さあ、人生の最終ステージへ②

主治医から今頃になって・・・ 衝撃的な厳しい現状をつきつけられた形にはなったものの、 わたしは、どうやら悲観的にとらえる感覚が麻痺していたのか全く動揺はなし。 あとから遅れて来るだろうか・・・? わからないけれど、とにかくよくある 「あまりのシ…

さあ、人生の最終ステージへ。

痛み止めの注射を打つ・打たない、 整形外科を変える・変えない ・・・の、スッタモンダからのギクシャクした空気は とりあえず土曜日に注射に連れていくことができたことで、一時的には去った。 しかし、その後父に様子を聞いてみると、数時間ほど楽になっ…