連休中ずっと歯の調子が悪くて、満足に物が食べられていない。
普段、身体の不調があっても夫には極力言わない派のわたしだが、
こうも朝から晩まで一緒に過ごすとなると「食べない」ことを隠しきれない。
なので、どうも歯の調子が良くないから柔らかいものしか食べたくないのだ・・・
ということをしぶしぶ報告した。
調子が悪いのは25年前に神経を抜いた歯なので、
もうとっくに歯としての寿命は超えてるだろうし、
これは抜歯になるかもしれない。
で、抜歯になったらインプラントにするから50万くらいかかる・・・と。
夫は案の定、「歯抜けか!」と大笑い。
心配より先にからかうところが本当に嫌だ。
だから言いたくないのよね。
でもインプラントの話になったときに
「インプラントの寿命って10~20年なんだって。でも20年後といったらわたしもう身体の寿命が尽きてる可能性高いから、どれだけ持つか?を気にしても無駄だと分かったわ!」
と、わたしが自虐的に言うと、夫は結構ハッとしたみたい。
「オレはたぶん90歳まで生きるからな。(←長寿家系)困ったな。ひとりでどうしたらいいんだろな。息子に面倒見てもらうようお願いしておかないといかんな。」
など、話の方向がずれてきた笑。
この話、適当に笑って終わったのだけど・・・
驚いたのは翌日のことだ。
朝マックを買いに行ってくれるという夫から
「どうやってカードを使えばいいのか」と聞かれた。
「店員になんて言えばいいの?」「カードをどうすればいいの?」と
細かく聞いてくる。
夫は、カードの使い方がわからないのでいまだに買い物は現金派。
・・・といっても普段の買い物は仕事中のコンビニ程度だけれど、
律儀に毎回現金で払っている。(使えばいいのに、とカードは持たせている)
だから店員さんへの伝え方とカードで「ピッ」とやればいいんだよなど、丁寧に説明。
そして、無事にカードで買い物をしてきた!
ただし、クレカではなく、ソニーbankの「Visa デビット」で払ってきた笑。
(ソニーbankから通知が来たのでわかった)
キャッシュカードとクレカの違いがわからないところ、超初心者過ぎて面白い。
そして連休中のまた別の日。
食欲のないわたしにかわってスーパーで適当におかずを買ってきた夫。
なんと
「今日初めてセルフレジ使ってきたぞ!」と、鼻の穴を膨らませてドヤ顔で言う。
びっくりしたけれど
「これからどんどんセルフ化されていくと思うから、置いていかれないように慣れておくのは大事だと思うよー」
と、わたしが言うと、
「ふとみたら、有人レジには俺の前にはおばあさんしか並んでいなかった。それを見て”これはやばい”と思ったんだ」
と、なんだかよくわからない気づきがあったらしい。
「わたしがいなくなって一人暮らしになったら、カードもセルフレジも、使い方を教えてくれる人もいなくて困るもんね」
と言ったら、否定せずに苦笑い。
もしかして、本当にちょっとそういうこと思ってたのかもしれない。
「何事も練習だ!」
と、やけに前向きだ。キャッシュレスやセルフレジは慣れればそっちの方が断然快適なのだから、がんばって練習してほしいものだ。
でも、大笑いしてしまったのが・・・
「セルフレジって、バーコードをピッてやらないといけないんだな?
オレ、わかんなくて店員呼んじゃったよ笑。みんな適当に左から右へ商品通過させてるだけかと思ってたわ笑。あれ、バーコード当てて読み取ってたんだな!」
という言葉。
セルフレジ未経験の人は、同じように思っている人もしかして多いのか?
何にしても、意識改革大事。
まだ50代だから間に合うよ。
がんばっておくれ。