腑に落ちないが我慢するしか。

今日、またまた病院へ行ってきた・・・。

 

・・・・と言っても、父同伴ではないのでどうかご心配なく(汗)。

わたしひとりで行ってきました。

前記事の終わりにボソっと書きましたが、父が火曜日の朝になって

初めて「気持ち悪くて食べられない」という言い方をして・・・

正直、退院直後に食べられなくなったときに真っ先に吐き気については

尋ねていたし、そのときは「吐き気はない」とハッキリ言っていたはずなので

よくあることなのだけど、「Aと言ってみたりBと言ってみたり」という

父の口から出てくる症状の自己申告がコロコロ変わることに

今回もまた振り回されてた状態でした。

ともかく、「気持ち悪い」なら吐き気止めを!ということで

「前にもらった吐き気止めがまだ残っているから、それを1日3回飲んで」と

何度も言い聞かせて、服薬管理カレンダーにもセットしたのが

火曜日の朝でした。

 

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はあ・・・・・・だったらもっと早くちゃんと言ってくれれば・・・

と言いたい気持ちを飲み込んで、手元に残っている「吐き気止め」を父に飲ませる。

 

この「吐き気止め」の薬のことも・・・・

 

「結局、吐き気止め必要じゃないかーーー!!」

と、なんだかもうガックリきて、ため息が出そうだった。

 

あ、これは父に対してではなくて、これは主治医に対しての気持ち。

 

どういうことかというと・・・

 

①6月に初めての麻薬系鎮痛薬を処方される副作用対策に「吐き気止め」処方される

 

②2週間後「吐き気止めはもう要らないでしょう」と処方がストップされる

 

③その2~3日後父、吐き気復活。食事できなくなる

 

④あまりに体調悪いので父を連れて再受診もう一度「吐き気止め」を処方してもらう

 

⑤吐き気は治まったが痛み止め過剰摂取により?今度は傾眠状態&せん妄で食事取れなくなる→入院

 

⑥入院中、栄養点滴と吐き気止め飲み続ける→父、体調安定&病院食も食べるほど

 

⑦退院時、「もう吐き気は治まったでしょう」と主治医→また吐き気止めストップ

 

⑧退院後、吐き気と食欲不振が大復活。←イマココ

 

・・・な経緯をたどっているからだ。

 

主治医が「吐き気止め」をこうして2度も簡単にストップしたのは

以前にもブログで書いた通り、

父が服用している麻薬系鎮痛剤の副作用は

1~2週間もすると体に耐性ができて吐き気も治まるのが一般的だから・・・・

という、麻薬鎮痛剤の副作用の経過セオリーに沿っているせい。

 

でも、こうして経過を振り返ってみると、

父の場合、吐き気止めがないと吐き気が止まらないということが

もうどう考えても明らかであって、止められては困るということがハッキリした。

主治医は「吐き気が治まった→もう要らないでしょう」を2度も繰り返したけど

父の場合、それはつまり「吐き気止めのおかげで抑えられていただけ」ってことだ。

 

入院するときに、自宅で保管していた処方薬を

すべて病棟に預けて管理してもらっていたのだけど

退院前日に病棟看護師さんから

「主治医から吐き気止めの処方は要らないでしょうということで、吐き気止めはもう出されないそうです。残りの吐き気止めはこちらで処分していいですか?」

と告げられた時に、

 

わたしは吐き気止めのストック0・・・?という状況が不安だったので

「ひょっとしてまた吐き気をもよおすことがあるかもしれないので、

残りは家で念のために持っていたいです」

と答えて、返してもらっていた。(これが火曜日に父に飲ませたもの)

 

結果的に、「吐き気止め」を手元にストックさせてもらって、正解だったことになる。

 

水曜日の朝、

「吐き気がだいぶ治まってきたよ。今朝はおかゆを食べた」

というLINEが父から届いたからだ。

 

一旦安堵したものの・・・・・問題は次の診察はまだ2週間も先で、

「吐き気止め」も今週金曜日の分までしかないこと。

つまり「週末の分がない」という状態だった。

なので、追加で処方してもらわなければ・・・・・・。

 

訪問看護師さんにTELをかけて状況を説明し、

「追加処方してもらいたいけれど、明日(木曜日)私だけで行っても大丈夫ですか?」

と尋ねた。

 

体力も落ちている父を着替えさせて病院に連れてくるもの大変だ。

わたしだけで済むならそうしたい。

 

すると、

「〇〇先生の外来は月~水なので、〇〇先生の外来のときに来てもらったほうが待ち時間少なくてスムーズだと思いますが・・・もし無理でも初診担当の先生に処方してもらえますよ。ただそれだとかなり待ち時間が出来るかも・・・」

 

と言われた。

 

この日がちょうど水曜日。

実は、水曜日はわたしの英会話レッスンの日・・・・。

父親の体調と天秤にかける話じゃないかもしれないけれど

英会話レッスンは当日キャンセル不可で、

つまりレッスン料が1回分無駄になってしまう。

セコイかもしれないけれど大手英会話スクールのレッスン料は高いのだ。。。。

よほど緊急でないかぎりは、当日キャンセルはしたくない(汗)

わたしの自宅から病院までは片道40分かかる。待ち時間入れても、

レッスン予約の時間までには帰ってこられそうにない・・・と思い、

 

「今日は用事があって行けないので、明日、別の先生でもいいので処方してもらいに行きます」

 

と看護師さんには返事をした。

 

 

・・・・そして今日(木曜日)

主治医がいないことはもちろん承知の上で、呼吸器内科を受診、朝いちばんに受付して

1時間くらい待たされて初診担当の先生のところへ通された。

思ったより早かったくらいだ。

 

入院中まで吐き気止めを処方されていたが、退院時に処方がストップされて

退院後、また吐き気が復活したので次の診察までの分を処方してもらいたい、と

簡潔に説明すると、一応状況は理解してもらえた。

 

が、

 

「あのね、次からはできるだけ〇〇先生が外来にいるときに来てくださいよ。

今日急に具合が悪くなった・・・とかなら仕方ないけど、

そうじゃないでしょ?

退院してからずっと具合が悪かったわけでしょ?

それなら〇〇先生は月~水まで外来にいるのだから、来られたはずでしょ?

〇〇先生だって、患者さんの身体の状態を考えて薬を出しているのだから

状態によっては薬を変えることもあるかもしれないんですよ。

だからちゃんと担当の先生が外来にいるときに受診するようにしてくださいよ。

まあ今回はとりあえずこれまでと同じ薬出しておくけど・・・・ブツブツ。

 

と、注意された。

 

言われていることの意味はわかる・・・・。

確かにそうかもしれない。

でも、でも、

なんなんだよーーーー・・・・。

ストップされた吐き気止めを再開してもらいたかっただけなのに・・・・。

 

 

言いたいことはたくさんあったけど、

ここまでの経過を一切知らない目の前の先生に言ってもしょうがないことなので

余計な弁解はせず、

グっと我慢して「ハイ、すみませんでした。」と返事をして診察室を出た。

 

心の声↓

(別に放置していたわけじゃなくて、タイミングが合わなかっただけなんだよお。

でも月曜日まではまだ父が「吐き気がある」なんて言わなかったんだよー。

火曜日になって初めて手持ちの吐き気止め飲ませたんだよー。

水曜日になってようやく吐き気止めの効果が出たことがわかったんだよー。

でも水曜日はわたしは来られないし、金曜日までの薬はあるから・・・と

思って、仕方なく今日来ただけなんだよ・・・。

誰だって主治医の外来のほうがいいに決まってる・・・。

念のために訪問看護師さんに相談したときも

「ほかの先生でも処方してもらえる」って

言われたから急がなくていいと思って来たのにそんな言い方しなくても・・・)

 

今は自分の心に余裕がないせいで、この医者の言葉に一人で勝手に傷ついていた。

 

嫌なことは早く忘れなきゃね。

 

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父の状態は・・・というと、吐き気止めをまた飲み始めたことで

このままでは栄養不良で入院するしかないんじゃ・・・?みたいな

最悪期は脱した気がします。

 

ただ、頭は一時期よりしっかりしてきたものの・・・

言うことが気分でコロコロ変わるし、相変わらず食べ物への文句も多いし

今度は痛み止めの頓服は飲みたくないとか言い出したり・・・・

 

ひとつ解決すると、別のところで父のわがままが出たりして、

プラマイゼロ、トータルでは何も変わらず・・・みたいな状況です。

 

とりあえず、栄養摂取量が明らかに足りていないので

あれこれ試して、父が食べてくれるもの(味を許容してくれるもの)を

探している状態です。。。。