ホルモン補充・処方の変更。

去年の秋ごろから、更年期対策としてホルモン補充療法を始めた。

 

 

norako-hideaway.hatenablog.com

 

ホルモン補充には、パッチとジェル、そして経口錠剤があるのだけど

わたしはパッチを選択。お腹に貼って、週2回交換するだけなので

とても楽だと思ったから。

 

約3か月くらい何の問題もなく、快適に使っていたのだけど

どういうわけか2~3週間前くらいから急に・・・本当に急に

パッチを張っているところがかぶれるようになってしまった(>_<)

貼っている最中からすでにかゆく・・・・でも交換日が決まっているから

それまでは貼っておかないと・・・とかゆみを我慢して我慢して、

やっと交換日が来て剥がすと、そこはくっきり赤くかぶれてしまっている。

最初は、パッチを貼る場所をその都度ずらして、

同じところに貼らないようにして対処していたけれど

結局どこへ貼ってもかゆいし、かぶれる。

なにより、貼っている間の3日間くらいかゆみに耐えるというのが苦痛すぎる。

 

これじゃもう長期で使うのは無理だなあ・・・と思ったので

ちょうどパッチがなくなるところだったし、婦人科へ行って相談してみた。

 

パッチが合わないなら・・・ということで、これからは錠剤を使うことになった。

錠剤、2種類あって

ひとつが女性ホルモンで、もうひとつが黄体ホルモン。(のはず)

ちょうど生理周期を疑似的に作り出すみたいな感じで、

「14日間女性ホルモンを服用したら14日目から黄体ホルモンを足す」

という、そんな服用方法らしい。

 

風邪薬とかだったら、忘れてもそんなに問題ないけれど

こういう「きちんと飲み続けなければいけない薬」は

飲み忘れと、飲んだか飲んでないか?記憶があいまいになるのが不安だったので

全部日付を振った(笑)

こういう管理が必要になると、なんだかおばあちゃんになった気分だ。

 

正直、錠剤よりもジェルがよかったのだけど

わたしが行ってる婦人科ではジェルは扱っていなかったので

消去法で錠剤しかなかった・・・。

 

錠剤がイヤだったのは、「錠剤は血栓リスクがある」というデメリットを見たから。

これも確率の問題だと思うけれど・・・・

実際には1000人に1.1人くらい血栓リスクがあるらしい。

この数字を多いとみるのか?少ないとみるのか?結構多い気もするけど。うーん。

でも、ホルモン療法で使われる女性ホルモンの量は、

いわゆる「低用量ピル」の5分の1くらいの量でピルに比べてずっと少ないのだそう。

 

なので先生も「そんなに心配しなくていいと思うけどねえ」という口ぶりだった。

たぶん、そんなことを聞いてくる患者はこれまでいなかったのかも。

 

心配してもキリがないし、

どう考えても、女性ホルモンを補充することによって得られる数々のメリットのほうが

副作用リスクを上回ると思うので、

そこはもうあまり深く考えずに付き合うことにしようと思う。

 

今、本当に体調がすこぶる良い。なんといってもメンタルの安定感。

イライラとか不安感とか、そういう波が一切なくて気分がいい。

この落ち着いた状態が、

ホルモン補充によるものなのか?たまたまなのか?

因果関係は正直よくわからないけど笑。

 

でも「調子いいから」とやめたことによってガタガタ崩れるのが怖いし

骨粗しょう症予防とか、コレステロールの安定とか

(更年期以降は女性ホルモンがなくなるせいでコレステロール値あがるそうです)

動脈硬化予防とか、とにかくいろいろいいことが期待できるので

わたしは還暦くらいまでは続けていきたいかなあと思っている。

 

乳がんリスクについては、可能性自体低いことと、

乳がん検診を受けていたら問題がないのでOKだし。

(そもそもわたしの場合、しこりがみつかったのでどのみち定期的に検査があるし)

 

そんなわけで・・・かぶれが原因で

パッチ → 錠剤服用・・・になって、

少々めんどくさくなったホルモン補充だけど

自分の心身のバランスを整えるためにも長く続けられる方法で

付き合っていこうと思う。