例えるならあの人のような。

昨日、ついに息子の婚約者と初対面となった。

 

不思議なもので・・・わが子の結婚がまだまだ非現実的な時には、

どちらかというと

「わたしが理想とする彼女が来てくれるかどうか」

・・・と、見極める・・・というと語弊があるように聞こえるかもしれないけれど

自分が気に入る子が来るだろうか?もし気に入らない子だったらどうしよう?

という、

まるで自分が彼女を評価するような立場にあるかのような

なんとなーくそんな感覚を持っていた。

 

 

けれど現実は全く違った。

 

つまり、いざ現実が事実となり

本物の彼女・・・・婚約者が会いに来るとなったときには

 

「自分が気に入る女の子であってほしい」

 

という傲慢な考えは全く浮かばなかった。

 

それよりも

 

「自分が義母として気に入ってもらえるだろうか?
こんな家のお嫁になるの、不安だな・・・とか思われないだろうか?」

 

など、これまで想像したことのなかった感情ばかりが

湧いてきたのだ。

会いに来る日が近づいて来るにつれて

相手に自分がどう思われるか?の不安のほうが

日に日に膨らんできてしまい、これには自分でも驚いた。

 

そう、結局それは自分が結婚するときに相手の家へ初めて挨拶に行ったときと

ほとんど同じ感情だった(笑)

 

来訪前日には、家のあちこちを掃除しまくり、ひとり大あらわ・・・!

 

以前、吹き抜けの照明を交換したとか

カーテンを洗ったり網戸や窓の清掃など、

今年は早めに大掃除を済ませておいたけれど

訪問前日には、そこへ念押しのさらなる掃除・・・・で

彼女のおかげで今年の我が家はすっかりキレイになった(一時的にでも)。

 

そうして、彼女はついにやってきた。

 

以前にも書いたけれど

身バレのリスクを考えると、

二人の馴れ初めとか、彼女がどういう人であるか?についての詳細は

ここにはリアルタイムでは書くのは避けるべきと思うので

(本当はその詳細部分にこそ、この結婚のミラクル要素がたくさんあるのだけど
書けなくて残念)

とても曖昧な説明になってしまうけれど

 

 

本当に、

 

 

こんなにかわいらしく

素敵な人がお嫁さんに来てくれるの?

 

 

と、わたしは心の中で歓喜した。

 

「うちの息子にはもったいない」という言葉をまさか使う日がこようとは。

 

彼女のことを分かりやすく例えるなら

 

芦田愛菜ちゃんがお嫁さんに来てくれる・・・・そんなイメージ。

いや本当に、

彼女とお話ししながら、「芦田愛菜ちゃんと話してるみたい」しか浮かばなかった。

 

もちろん、顔立ちは全く違うけれど

小柄で顔立ちが年齢よりも幼いところは同じかな。

それでいて、とにかく非常に賢く聡明で、努力家で、かわいらしく

心の優しさが表情から、言葉から

にじみ出ているとわかる人だった。

 

本人に会う前から

息子経由で、彼女がどういう人で

〇〇について話し合ってるときに

彼女がああ言って、こう言って・・・と

二人のやりとりを聞かせてもらうことは何度もあったのだけど

そのときに感じていたのは

「とにかくしっかりした人。自分の意見と意思がしっかりある人。

しかしそれが行き過ぎて、もしや息子は言いなりなんじゃ・・・?」

という、彼女がかなり「強い女性」というイメージだったのだけれど

実際の彼女は全く違っていた。

 

やはり人を介して聞く印象と、会って話すのとでは印象って違うものだなと思った。

 

 

わたしは人の言動にとても敏感で、その人の本質を見抜くのが得意なので

自分で言うのもなんだけど、観察眼に優れていると思っている。

(ただ敏感すぎて自分には無理な相手だと思ったときの拒絶反応が強いので
得意でよかったことはあまりないし、本当は鈍感であったほうが楽に生きられたのに
と思っている)

なので、

わたしが感じた「素敵な女の子」の第一印象はきっと間違ってないと思う。

 

わたしは最初の挨拶の瞬間から、彼女のことが大好きになったし

「なんてすばらしい子なんだろう。いったいどうやって育てたらこんな素敵な
お嬢さんになるのか?ぜひお母様に聞いてみたい」

と心から思った。

 

来月、あちらの親御さんと、結納代わりの食事会を予定しているので

そのとき本当に聞きたいと思ってる(笑)

 

 

そうそう。

 

 

ちなみに、わたしが心配していた「彼女から見た私の印象」は

 

息子が教えてくれたところによると

 

 

「すごくきれいで優しい方ってホっとした言ってたよ」

 

ですってよ!(≧▽≦)

 

大事なことなので2度言っておきますね。

 

すごくきれいで優しい方」

 

わたしじゃないですからね、

彼女が言ってくれた言葉ですので・・・!(笑)

 

 

(私に伝わること前提での)お世辞でも、

うふふふ・・・と思ってしまう、

とってもチョロい、アラフィフおばさんのわたし。

 

 

 とにかく、息子を選んでくれて本当にありがとう。