初めての乳腺クリニック受診。

検診関係の話ばかりになっているけれど、ついに乳腺クリニックも受診。

先日のブログでも書いた通り、

集団検診の予約を取っていたものの、

気になる事があるのでその場で診断してもらえる個別検診のほうがいいかも・・・

と思い、

あえて自費で検診を受けようと思って予約していたもの。

 

3Dマンモ+超音波検査+触診・・・のフルコースでまあまあな高額検診

・・・を覚悟して予約したものの、

実際にはこれらの検査が「保険診療」になりました。

 

受付のときに「気になるところがあって」と話したら、

「少しでも気になる症状があるなら、検診ではなく診察ってことになるので
保険適用になりますよ」

と言われてびっくり。(その度合いはクリニックによると思う)

 

ちなみにわたしが気にしていた症状は、

「左側乳房のかゆみと張り」。こんなんです。

ネット検索しても「かゆみ」なんていうのは乳がんの症状として出てこないものの

ある決まった個所だけが3週間くらいずっとかゆくて、かゆくて、

気になって自己チェックみたいなことをしてみると右側にはない「張り」を感じる。

それがしこりなのかどうか?も、しこりの触り心地がわからないので判断できない。

・・・・結果不安ばかりが募る。というモヤモヤがあったので

今回クリニックで診てもらおうと思ったわけ。

問診のスタッフさんは、そんなあやふやな症状でも「うんうん心配ですよね」

と優しく聞いてくれたのでホッ・・・。

 

で、もったいぶらずに結果から先に書くと・・・

 

その自分が感じていた左胸の違和感は、画像では何の問題もなく全然OKだった。

先生によると、わたしの場合、

左胸の乳腺のほうが発達しているので張りを感じやすいのと、

ホルモンバランスによって過敏になっているのでしょう・・・ということだった。

 

順番として、マンモ→超音波→触診・・・からの診察だったのだけど

検査後の診察のときに、実は女医さんが

「左胸は大丈夫」って言い方を3回くらいしたので、

その言い回しが気になって

 

あ・・・これは右胸に何かあるってことだな・・・と会話から察したわたし。

 

実は、その前のエコー検査のときにもう感づいていた。

 

エコー検査中、自分もモニターを見れる状態だったので一緒に見ていたのだけど

モニターに、わたしにもハッキリわかる黒い物体が映し出され、

技師さんがその部分ばかりにプローブを集中的にあてて、

角度を色々変えて念入りにチェックしていたから。

そして最後にはその黒い物体のサイズを測定したので

ああ、何か怪しいものがあるんだな・・・と薄々思ったのよね。

(妙に冷静だったけど)

 

そして「左胸は問題ないです」と言ったあとに先生は

 

「でも右胸にしこりがありますね」

 

と。

 

右胸なんて自分の中で全くのノーマークだったので、そういう意味で驚いたけれど

その言葉にも意外とわたし、冷静だった。「あ、そうなんですか」って(笑)。

 

しこり・・・といっても、

 

「まあおそらく良性だと思うけれど、ちょっと経過を見た方がいいので
3か月後にもう一度検査しましょう」

 

ということになった。

 

大きさは7ミリとのこと。そして場所はなんと乳首の裏というか奥。

到底セルフチェックでは気づかないであろう場所だったと思う。

3か月後の再検査でも形状に変化がなければ、そのまま経過観察、

もし大きくなっているようなら細胞診することになるらしい。

でも先生の(経験値からの)見立ては「良性の可能性が高い」ということなので

あんまり深刻にはとらえてない。

・・・というか、万が一悪性だったとしても、

その大きさで発見されたのはラッキーだったと思えばいいか・・・と。

(なぜか妙にポジティブ)

 

そして月並みではあるけれど、改めて乳がん検診の大切さを痛感。

 

わたしが「集団検診やめて個別にしよう」と思った判断も結果的にすごくよかった。

だって、集団検診だったらその場で結果はわからず2週間ほど悶々と過ごすことになり

「要精密検査」の通知が来てさらに悶々とすることになり、

そこから結局クリニック予約することになってその間もずっと悶々として

おそらく数週間にわたって不安を抱えることになり

すっごくメンタルにストレスかけることになっていたと思うから(笑)。

(そしてもしかするとマンモでは見落とされた可能性だってあるし)

 

普段からセルフチェックで乳房を触っておくことはもちろん大事だけど

わたしなんかは、それまでチェックなんてしたことがないので

「一体どんな状態が問題のない状態なのかわからない」と、

触っていても迷うばかりだったので

(何なら乳腺の凸凹が全部しこりに思えてくるよね)

こういう徹底検査を一度しておけば、

「普通の乳房」がどんな状態なのかを確認することができるし、

何より、何か異常を感じても「まさか乳がん?」とむやみに不安にならなくて済む。

(これはまさに、検診大事だよね、って話をした時にも書いた
「可能性を除外できる」に当たる話)

 

 

そんなわけで、初めて行った乳腺クリニック。

ずっと気にしていた左胸はなんともなくて、

右胸にしこりが見つかりましたという話。

 

3か月後の再検査の予約をしっかりして帰ってきた。

 

ちなみに、乳腺クリニックに行ったことも、

しこりが見つかったことも夫には言ってない。

別に隠したい意図はなく、ただ話が面倒なことになりそうなのでね・・・。

うちの夫って、白か黒、ゼロか100の人なので

「しこりが見つかった」と言えば、「それってガンじゃないのか!」と騒ぎそうだし

「良性の可能性が高い」と言えば「良性なら安心だな!(まだ経過観察中なのに)」

と、単語だけをひろって物事を勝手解釈しちゃうから絶対・・・。

あーーーー余計なこと言わなきゃよかった!と後悔したこと数えきれず。

 

なのでこのままなんでもなければ、ずっと言わないし

問題があったらそのときに言えばいいか!

 

・・・ってことにしてます。