こんなことがうれしい。

今だから言えること。

実は1月下旬にこっそり英検を受験してました。

高校生以来なので約35年ぶり?!

お正月が明けてから3週間、本当は試験勉強に毎日ヒーヒーいっていたので、

それが理由でブログ更新ペースが落ちていたのですが試験後にいったん復活(笑)

でも、運よく1次試験に合格できてしまったので、そろそろ2次試験に

むけてまた必死に勉強しなければならなくて、この先2週間ほど、

更新がペースダウンすると思います・・・。

 

 

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今日はその、1月の英検受験の話・・・・ではなくて、関連ネタ。

 

わたしは英語のやり直し学習を始めて3年ちょっと経ったところで

その間は、TOEICをよく受験していたので、英語の試験自体は初めてではない。

ただ、TOEICについてはなんとなく毎回「越境」して都会の会場で受験をしていた。

 

理由は実にくだらないのだけど、TOEICって大学生の受験者が多いイメージだから

地元で受験なんかすると、うっかり息子の同級生とニアミスしそうで、

これはイヤだなぁ・・・と思ったのが最初の理由。

さらに、初めて受けたTOEIC会場(←都会)が気に入ってしまったので

できれば同じところで受験し続けたいかな~と思うようになり、その後もTOEIC

越境して受験に行くのが習慣になった感じ。

 

けれど、英検を受験するにあたり、「地元の会場で受けてみようかな」と

思いついてしまった。

地元受験を決めた1番の理由は、わたしが英語の勉強をしているということを

知らない夫に、

「どこ行くの?」と聞かれたときに、答えがめんどくさいな・・・と思ったから。

このブログでも再三書いているように、

わたしはいろいろコメントされたくないし、聞かれたくないし、説明したくないし

ほうっておかれたいタイプだから・・・(笑)

地元受験だったら、サクっと行ってサクっと帰ってくるだけなので

「ちょっとお父さんのところに行ってくるから」とでも言って・・・・・

つまり、「試験を受けに行く」ということを言わないで済むかな?と考えたわけ。

(そこまで秘密にしたいのか?というツッコミはご容赦を)

 

そうして受験日1週間前になって受験票が届き、会場どこかな~?と

ハガキをペリペリとめくってみたら・・・

そこに書かれていたのは、

「名前だけは聞いたことあるな」という、地元の高校だった。

グーグルマップで場所を調べ、アクセスを調べてみて気が付いた・・・

「田舎の弊害」

それは、主要駅から先の交通手段が「バス」しかなかったこと。

その時初めて、地元で受験する不便さに気が付いてしまった。

 

バスの何が問題だったか?というと、行きはいいとして・・・

帰りのバスが、たまたま試験終了時間のわずか5分後に発車という時刻表になっていて

 

「試験官がモタモタしてたら予定時間ちょうどに終わるとは限らないし、

5分後に発車のバスに果たしてどれだけの人が並ぶのか?

私、バス停まで走らないといけないのでは?(←腰を手術して以降走ったことない人)

バスの時間に間に合うのか?そして同じように帰宅受験者が多すぎて乗れないのでは?

もし乗れなかったらどうなる?

は?その次のバスは1時間後ぉー?!

 

・・・と一人で悶絶することになってしまったから。

 

もともと、神経質で心配性な性格なので、外出のときには交通アクセスを

事前に入念に調べて行きも帰りも調べて準備しないと気が済まないタイプ。

なので、「帰りのバスに乗れないかもしれない」という状態が、自分の性格上

とてつもなく憂鬱な事案になってまったのだ。

ちなみに、高校から主要駅までは約10キロ・・・。歩ける許容範囲をちょっと超えていた。

 

もうここで、「地元受験」にしたことを心の底から後悔していた。

思い切って、最寄りのショッピングセンターまで車で乗り付け、こっそり停めさせて

もらってそこから会場まで歩くことも考えた。

距離は片道2キロ。歩けない距離じゃないが・・・。

その日の天気予報は最高気温が5度予想という寒さを考えると・・・(しかも朝)

冷え切った体で受験するつもりか???

さらに、英検は座席が「早い者勝ち」だというので、なるべく早く行って

前のほうの席を取りたかった(リスニング試験のため)。

受験は午前なので、その駐車場にはお店の開店前に停めなければ間に合わない。

うーん、お店の人にバレて帰ってきたら張り紙されてたとかしたらどうしよう?

開店前のガランとしたところに停めるのは勇気がいるよなぁ・・・・

など、心配性特有の不安がむくむく膨らみ、テンションはどんどん下がっていった。

 

試験前日・・・・どうにもこうにも、

バスで往復することが憂鬱でたまらなくなってしまったので

ここはもう背に腹は代えられぬということで(←おおげさ)

運よく、その日曜日は仕事が休みだという夫に、思い切って頼んでみることに。

本当は「英検」なんて言いたくなかったけど・・・

それもやむを得ないと思うほどに、交通の便を気にしながらの受験がイヤだった。

 

わたし「実は明日、ちょっと送迎をお願いしたいんだけど・・・」

夫「は?別にいいけど・・・。どこ行くの?」

わたし「うーーんと・・・ちょっと英検に。」

夫「あ、そう。」

 

 

・・・これで会話終了だった。

 

 

 

わたしの予想に反して、夫は気持ち悪いくらいに、それ以上何も言ってこなかった。

「は?英検?英検って英語のアレ?なんでいまさらそんなもの受けるの?」

など、うっとおしい質問攻めにされると思っていたのに・・・

夫は結局最後まで何にも聞いてこなかった。

会場へ車で送ってもらうときも、帰りも何にも聞かれないまま。

家に一旦帰るにはちょっと遠い距離だったので、私の試験が終わるまで

夫はその高校の近くのショッピングセンターの駐車場で3時間以上も待っていてくれた。

 

そんなに待たせたのに、帰りの車中もうんざりと疲れた顔を見せるでもなく

「昼飯何食べるー?」と能天気に聞いてくるだけで、試験のことは一切話題にせず。

 

 なんだかこれが、わたしにはものすごくうれしかった。

 

干渉されたくない、ごちゃごちゃ言われたくないわたしには

このくらいあっさりと受け流してくれることが、心地よかった。

 

根掘り葉掘り聞かれないのはどうしてなんだろう?と考えても謎だけれど、

たぶん夫が英語に興味がないせい?

わからないけど、まあいいや。

 

ほんっとに他人から見たらくだらない話なのだろうけど、その日は久しぶりに

夫のことを「いい人だなー」なんて思ってしまった・・・というお話。

 

ちなみに、一次試験に合格したことは、夫には言っていない(笑)

たぶん、興味ないだろうし、わたしも特に言いたくないし。

 

そして、ラッキーなことに、英検は二次試験の場所を変更することが可能だと

一次試験の場で知ったので、二次試験はTOEICのときと同じように「都会」のほうへ

受験地を変更した。

 

だって、今回はたまたま夫が休みだったから送迎してもらえたけれど

二次試験のときに頼めるかどうかわからないから。

電車と地下鉄乗り継いで、

アクセスの不安抱えずひとりで行ける都会のほうがやっぱりいいと身に染みた(笑)

 

地図上では都会のほうが断然遠いのに、

いざ行くとなると、都会の会場へ行くより、地元の会場へ行くほうがアクセス悪すぎて

移動時間が余分にかかるのって、本当に謎すぎる。

 

田舎は本当に不便ですね~。