お墓参りの中止。

毎年お盆のたびに、ブログでもぼやいている兄弟3人で行くお墓参り。

今年は予定していた日に台風が最接近する可能性を考慮して中止となった。

 

「台風大丈夫なんだろうか?」と心配になったのはわたしで、

兄弟LINEに中止を呼びかけたところ、

 

「まだ進路確定してないし」

「じゃあ翌日にすればどう?」

 

など、まあのんきなこと。

そりゃそうだ。

だって、往復200kmのお墓参り。車を出すのがわたしだから、

必然的に運転手はわたしであって、ふたりは乗ってるだけで目的地に着くんだもの。

 

(お墓参りは、弟の休日にあわせて毎年お盆周辺の「火曜日」としている。

なので、日にちは基本的に前後にずらせない。)

 

なので、ハッキリ言わせてもらった。

「もしかしたら、あとになって”なんだたいしたことなかったね”ってなるかもしれないけれど、強風の中、高速道路運転するとか怖いからわたしがムリ」

と。

 

東京から出てくる兄だって、新幹線が計画運休になるかもしれない。

それに、ふたりはこちらでホテルを予約しているので中止もありうるなら、

キャンセル料がかからないうちに決断をしたほうがいいのでは?など

そんな会話を重ねて「やめておこう」ってことになった。

 

どう考えても、台風の進路にやきもきしながら外出の予定入れるのイヤだわ。

家にいたって台風は怖いのに。

 

でも、両親が亡くなって、実家もなくなってからは

年に一度の夏のお墓参りは兄弟集まって無事を確認しあう日にもなっている。

だから、特に長男である兄が、そのあたりこだわってたみたいで

「行けるんじゃない?」とか渋っていた。

 

なので代替案として、

お盆にはいかない代わりに、今年はお彼岸に行けばよくない?、と提案したら

「じゃあそうしようか」ということになった。

またそれはそれで台風シーズンだけど、まあそのときはそのとき。

 

以前にも書いていると思うけれど、

年に1度しか通らない、交通量の多い道を通るので非常に頭が疲れるし

(右から左から車が入ってくる三車線とかあるし)

田舎の小さな墓地の駐車場はものすごく入り口が狭くて、

わたしの大きな車はサイズ的にギリギリ。

毎年毎年、こすらないかドキドキしながら通過する・・・など

 

運転手の私にとっては、ストレスが多いドライブだ。

なので、本当は行きたくない。

・・・いや、というか、運転したくない。

でも、兄は車を持ってないし、弟の車は軽自動車だし、

弟に私の車(大きい)を運転させるのはイヤだし・・・・で、

結局わたしが車を出して運転手も兼ねることになっちゃうのよね。

 

そんなわたしも55歳。

いつまでこのハードな墓参りドライブ続けられるだろう?

でも、自分たちがいなくなったあとも、

子供3人がこうして毎年お墓参りを続けていることを、

きっと両親は喜んでいるに違いないので

身体が大丈夫なうちは、続けていくと思う。

 

 

とりあえず、混雑するであろうお盆のお墓参りが、台風で中止になったことに

ちょっとホっとしている自分がいる。

お彼岸に行く方が(平日に行くし)込み具合もマシだろうし、

気候も今よりマシなはず。

 

・・・ってことで、台風の日は家で静かに過ごすことになりそうだ。