モヤモヤするお彼岸。

お彼岸ということで、昨日ひとりで両親のお墓参りに行ってきた。

本当は夫婦で行くべきかもだけど、いつもひとりで行く。

両親のお墓参りって、話をしたいのよ。

周囲に誰もいないときだと、お墓の掃除をしながら、

声に出して母に近況報告などおしゃべりしたいから。

でも誰かが一緒だと、そんなふうに話せないから、作業のように掃除して

手を合わせて、「じゃあ帰ろうか」という形式的になりがちなので

あまり一緒に行きたくない。

だから両親のお墓参りは基本一人で行く。

 

でも、今年からはお墓参りがひとつ増えることになった。

先月、義母の一周忌と納骨が終わったからだ。

 

なので、お供えのお花を買うときに、かなり迷ったのよね・・・。

やっぱり義母のお墓参りは、わたしひとりで・・・ってわけにいかないよなあ。

息子である夫も連れて行かなきゃだめだよなあ・・・って。

 

・・・・というわけで、今日

「お彼岸だからお義母さんのお墓参り行かないといけないと思うんだけど」

と、切り出してみた。

すると、

 

 

「え?そうなの?そーゆーもんなの?」

 

とキョトンとしている。

いやいやいやいや、そーゆーもんでしょ?と心で思ったけれどグっと抑える。

まあ、無理もないといえば無理もない。

だって、結婚してからこれまで、義実家の祖父母のお墓参りとか

一度も行ったことがないんだもの。(わたしもどこにあるか知らない)

たぶん、夫は「お墓参り」ってほとんどしたことがないんじゃないかと思う。

 

わたしは今でも、父方の祖父母と、母方の祖父母のお墓参り・・・

それぞれ毎年、兄弟3人でお盆に必ず行っているけれど、

それは自分が子供のころから両親が必ずお墓参りに行っていたから

「節目節目のお墓参りは当たり前のこと」としてわたしたちが受け継いだものだ。

でも、夫の実家はそういう習慣(というのかわからないけど)がなかったのだろう。

 

お彼岸は普通、お墓参りに行くものだよ、とまるで小さな子供に教えるように

57歳の夫に説明すると、「ふーん」と一応納得したので

なんだかんだ、ふたりで義母のお墓参りに行ってきた。

 

でも・・・モヤモヤしかない。

 

もともとお墓参りに対する深い思いもない人間をお墓参りに連れて行っても、

思った通り、お墓参りは「ただの作業」みたくなる。

実際そうだった。無表情でわたしの後ろをついてきて、花を供えて

手を3秒くらいあわせて終了。

なんじゃそりゃ。

義母に対して(わたしが)話をする時間もなかったわ。

こんなことならひとりで来たらよかった。

「思い」のない人間を連れてくることに意味あったのかなあ・・・。

 

悲しいことに・・・

夫はいろいろと「空っぽな人」なんだな。。。ということを認識する場面が

夫婦歴を重ねるごとに増していく。

今日もそんな感じだった。

 

50代にもなると、夫に対して大小不満を持っている人は少なくないと思うけれど

(というか自分だけじゃないと思いたい・・・が正直なところ)

 

うちの夫ほど空っぽな人はいないと思う笑

仕事のこと以外、なーーーーんにも考えてない。感情がないっていうか。

積もり積もっているものもあるので、またそのうち吐き出すかもだけど、

今日はやめておこう。

 

 

でも義母のお墓参り。。。ひとりで行っちゃえばよかったかなあ・・・