わたし的、義母の心得。

昨日、予定通り3度目の育児ヘルプに行ってきた。

 

お昼ごはんは二人でゆっくり食べさせてあげることができたし

午後は、授乳と授乳の間、90分くらいはなんとかふたりまとめて寝室で昼寝させて

あげることができたので、それなりに行った意味はあったと思う。

 

お嫁さんとの距離感って、性格や人柄・環境の違いもさまざまなので

いろんな形があるし、また正解もないと思うけれど、わたしが育児サポートで

マイルールとしていることをちょっと書き出してみたいと思う。

 

①飲み物も自分のお昼ご飯も持参する

勘違いしてはいけないのは、自分はお客さんではなくベビーシッターか家政婦か

そういう立ち位置で行くのだということ。

だから、自分が訪ねていくことでお嫁さんの仕事が増えるようなことは絶対ダメで、

お茶一杯でも、彼らに出してもらうべきじゃないと思っている。

また、お昼ごはんを”息子夫婦と一緒に食べる”ことも目的ではないので

(たまたま赤子が眠っていたら一緒に食べるけど)

「夫婦が二人でゆっくり食べさせるのが目的だから、その間自分は赤子のお守り」

のつもりでいる。なので

時間差でササっと食べられるようにおにぎりを持参している。

 

②作り置きおかずを持っていく

最初に1度持っていったら、お嫁さんからも息子からも大感謝されて

「またお願いしたい」と言われたので、2度目も持って行った。

時間的な余裕というより、自分たちの食事のことを考える気持ちの余裕がないのが

理由だと思う。でも食事ってやはり生活の基本なので、なるべく野菜たっぷり

お嫁さんの好みに合わせた(何しろ母乳に響くし)冷凍・冷蔵の作り置きを

持参している。食事が整っていたら、

きっとお嫁さんのお母様も安心してもらえると思うし。

 

③存在感を消す

いちおう2LDKではあるけれど、狭いアパートの部屋にいるわけなので、

わたしはなるべく存在感を消そうと思っている。

お嫁さんは基本的に授乳が終わったら

身体を少しでも休める時間に充てるようにしているので

疲れているかもしれないし、わたしがおしゃべりを始めてしまうことで

休む時間を削いでしまうかもしれないし・・・と思い、

彼女から会話を振られない限りは、ニコニコしながら赤子にだけ話しかけて

ひたすら抱っこマンになっている。

(これも遊びに来ているわけじゃないから、という意味で大事)

1回行くと7時間・・・と、結構長時間の滞在になっているので

とにかく、わたしの存在感が強すぎると、お嫁さんが落ち着けないと思うのだ。

(一応、彼女が休むときには寝室で休んでいるのでまだいいと思うけど)

全く気を遣わずにいる・・・ということはお互い難しいかもしれないけれど

それでも、

「わたしのことはいないと思ってくれていいから。自分のことを最優先にして、
何の気づかいもしないでね」

とは伝えてある。

あと、夫婦の会話にいちいち参加しないようにしている。

狭いアパートなので、どうしたって耳に入ってくるけれど

いちいち義母に会話に参加されたらウザイと思う。

なので、こちらに振られるまでは参加しない(これも存在感を消す方法のひとつ)

 

④いつからいつまでいてほしいか夫婦に決めてもらう

彼らのアパートを訪ねる時間も、また帰る時間も、二人に決めてもらっている。

なので〇時頃来てほしい、と言われてそのとおりに行くし、

帰りの時間も、どのタイミングまでいてもらうのが彼らは助かるのか?

わたしには決めかねるので、「いつまででもいいから、決めてね」と言っている。

だいたいは、お嫁さんの授乳サイクルに合わせて決められるのだけど、

「〇時の授乳のあと(ゲップ・寝かしつけ)までやってもらえると助かる」

など、具体的に言ってくれるので、

そのとおりの時間まで子守をこなして(まるで勤務)帰ってくる。

今は連休中ということもあって、だいたい18時ごろまで。

これも、自分の都合で勝手に決めたりするなど、

早すぎても遅すぎても彼らには不便だったり迷惑だったりすると思うので

全部、夫婦に決めてもらうのはお互いにとっていいと思う。

 

⑤ベビー服はきちんと意向を聞く

おばあちゃんにとって、ついつい買いたくなるのがベビー服・・・。

わたしも「なんなら目に付くもの全部買ってあげたい」の衝動を常に持っている笑。

でも、これも世間一般のお嫁さんの性格によっては、

「自分の子供のための服は自分で選びたい。楽しみを取られたくない」

「好みの合わないものをもらっても困る」

などの本音が当然あるはず。

けれど「良かれと思って」と「ありがた迷惑」のすれ違いを防ぐためにも、

そういう聞きにくいところの意思疎通ってすごく大事だと思う。

たまたま息子がいるときに、ベビー服の話題になって

息子が「今のうちに自分の忌憚のない意見を言っておいた方がいいよ」と

お嫁さんを促してくれたので気持ちを話してくれた。

「自分で買いたいとかのこだわりは全然ないので、買っていただけるなら本当になんでもうれしいです。そのうえで、好みを言ってもいいのであれば、白地の多い服や襟のついた服は汚れが気になってしまいそうなのであんまり・・・。小花柄とかの女の子っぽい柄物の服が特に好きです(先月買ってあげたのがまさにドストライクだったそう笑)」

と。なので、ベビー服はこれからも買っていいことになった(笑)

彼女の好みも聞いたので、白服と襟付きは買わないです!

 

⑥絵本とおもちゃは買わない

これは、二人から要請があったわけじゃなく、自分でそう考えたのでこちらから

「絵本とおもちゃは、自分で勝手に買わないから。でも”これがほしい”という
リクエストがあれば、お願いされたものを都度買ってあげるから言って」

 

ということを二人に伝えてある。

理由は・・・二人はとても情操教育に熱心なので

(いわゆる早期教育ではなく、例えばテレビやyoutubeは遠ざけたい・・・など、好奇心や感情を豊かに育てることにとても熱心。なので乳幼児の成長に害のあるものを与えたくないというこだわり)

おもちゃや絵本も

彼らがわが子のために吟味して与えたいと思っているはず。

それを邪魔したくないので、

わたしが勝手に買ってくることは絶対しないからね、と先に宣言しておいた。

あと、「似たようなもの(あるいは絵本なら同じ本を)をもう持ってるんだよね」

という、”かぶり”を避ける意味もある。

先日、ベビーザらスへひとりで行ったときに、「これはやばい」と思ったもの。

どれもこれも買ってあげたくなる・・・という意味でね・・・(笑)

でも、義母が勝手に買ってあげたいいものじゃないと思ったので、

こういうマイルールを決めて、彼らにもそれを伝えた。

もちろん、買ってやらないよ!という意味じゃないので、

一緒に買い物に行ったりしたときなどに、

お願いされたものを買ってあげるという予定だ。

 

 

・・・と、こんな感じかなあ。

なぜわたしが今こんな頻繁に通っているかというと

実は数日前にお嫁さんが乳腺炎をやってしまい、今は乳腺を詰まらせないように

きっちり3時間おきの授乳を守っている状態だから。(※助産師さん指導のもと)

乳腺炎になる直前まで、夜間は5時間くらい寝てくれるようになっていたのが

逆戻り・・・な形だ。(授乳間隔があきすぎたのも大きな原因だった様子)

また、同じタイミングで里帰りを終えて、

不安いっぱいの自宅生活をスタートさせたところだったので、

いろんな要因が重なった結果だったと思う。

 

また乳腺炎の後遺症で授乳のたびにかなりの激痛(神経の刺すような痛み)

に耐えているということで、本当に彼女は頑張っている(涙)

 

息子はというと、授乳以外のすべての育児と家事をひとりでこなしているそう。

(授乳以外は彼女をできるだけ休ませてやりたいため)

 

「〇〇さん(息子)がどれほどすごいか、お義母さんに全部語って聞かせたいくらい本当に何もかもやってくれてるんです。たぶんお義母さんの想像以上なんですよ。」

と彼女が本人を前に、涙ぐみながら話してくれたので、

本当に二人三脚で頑張っているのだと思う。

 

だから、わたしが作り置きおかずをせっせと持って行ってやるのは、

家事&授乳以外の育児をすべてやっている息子のサポートの意味も大きい。

また、妻を休ませるために代わりに家事に育児に動き続けている息子も

当然のことながら、慢性的に寝不足だ。

 

そんなわけで・・・・2日おきではあるものの、

少しでも二人の負担の軽減ができればとそんな思いで通っている。

(なんなら毎日でも行ってあげたいくらいの気持ちだけど)

 

そして、たぶんお嫁さんが義母であるわたしにヘルプをお願いしてくれるのは、

頑張ってくれる夫を心配してのこともあるだろうと思っている。

自分の母親(息子にとっては義母)が来ては、

夫が逆に気を遣ってしまい休めないだろう・・・と、そういうことじゃないかなと。

 

なので、また2日後に行く予定だ。

お嫁さんからも「ぜひ来てください」と言われたので、

上記マイルールを守って、また行ってくるよ。

その前に、作り置きおかずの材料買い出しに行かねば!