まさかの訪問。

なんと今週、お嫁さんと赤ちゃんが我が家にやってきた。

1か月検診が終わるまでは会えないと思っていたので、全くの予想外。

大昔・・・わたしが出産したころは、何もなければ産後1か月まで

検診などなかったけれど、今は産院によっては1週間検診、2週間検診、授乳指導

・・・と、産院は産後ケアを手厚く行っているようで

お嫁さんと赤ちゃんも、その検診で病院へ行く予定があったので

その帰りに、わたしのところへ寄ってくれた形だ。

それでも、まだ産後1か月にも満たないのだから無理しなくていいよと言ったのだが

 

けれど、息子から

「僕じゃなくて彼女がどうしても来たがってるんだよ。A美は、”お母さんのほうからは(実家に)遠慮して会いに来てくれないと思うので、わたしから会いに行きたい”とずっと言ってる」

と聞かされて・・・・・はあ・・・・(泣きそう)と。

 

お嫁さんはこれほど、わたしに気を配ってくれているのに

退院直後・・・・疎外感だの、蚊帳の外だの、イジイジしていた自分を思い出し、

改めて情けなくなった(汗)

 

ともあれ、そうやって言ってくれる気持ちを素直に受け止めることとし、

ついに、お嫁さんと赤ちゃんが我が家にやってきた。

 

この日も、お嫁さんは相変わらず美しく、かわいらしく、キラキラと輝いていた。

「おばあちゃんに抱っこしてもらってうれしいねえ~よかったね~」

と、わたしが抱いている孫娘にニコニコと話しかけたり

「このお洋服、本当にかわいくて、こればっかり着せちゃってます!」

と、わたしがプレゼントしたベビー服を、とても喜んでくれたりした。

 

この日1時間くらいおしゃべりしていて気が付いたけれど

少なくともわたしにとっては・・・・

孫ができたということは、「孫ってかわいいよね」というシンプルなことではなく、

なんとなく、お嫁さんとの距離がより一層近くなり、

「本当に家族になったんだなあ」の実感が生まれたことかもしれない。

 

だって、自分とお嫁さんは血のつながりがないけれど、

孫はどちらの血も受け継いでいるわけで・・・そうやって「家族としてつながる」って

そんなふうに考えると「孫が生まれる」ってすごいことだな・・・と。

 

ところで、3人でいろいろ話していて・・・会話の流れから

お嫁さんが里帰りを終えてアパートへ帰る日には、わたしも同行することとなった。

息子も現在は実家>アパート・・・という感じの二重生活をしているため、

冷蔵庫の中は、ほぼ空に近い状態なようで

「家族3人新生活」をスタートしようにも、

野菜もろくにないような状態と思われる。

 

なので、わたしがその日一緒に同行して、赤ちゃんの子守をすることになったのだ。

その間に、息子とお嫁さんはふたりで育児の息抜きかねて、

久しぶりのランチデートを楽しみ、

帰りに当面必要なものをまとめ買いしてきたら?という話だ。

 

この提案に、お嫁さんが予想外に大喜びしてくれて・・・

「いいんですか?本当にいいんですか?うれしいーーー!」と。

 

いくら赤ちゃんがかわいいといっても、彼女もずーっと家の中にこもっているし、

たまには育児から離れて外の空気を吸ってくることはすごく大事だと思う。

 

息子はもちろんだけど、お嫁さんが特に大喜びしてくれたので

結局、3人生活が始まったあと生後3か月くらいまでは

週1ペースで通ってあげることとなった。

 

ふたりは、たまの息抜きができるし、

わたしはひとりで孫を愛でることができるし、

これはウィンウィンしかない・・・。

 

でも、義母なんてムリムリ・・・・っていうお嫁さんも

世の中にはたくさんいるわけで

すべてはこうしてわたしという義母を嫌がらずに

仲良くしてくれるお嫁さんの人となりあってこそだ。

 

孫が生まれてから

この歳になってなお、「初めて」経験することがたくさんあることを知ったわたし。

 

思いがけず訪ねてくれたお嫁さんのおかげで

久しぶりにとても楽しく賑やかな午後を過ごすことができた。

 

本当にありがとう。

アパートに戻ったあとには、邪魔にならない程度に

若い家族3人の”後方支援”、頑張らせていただくね☆