お宮参りの件、夫は連れて行きたくないと思うものの、
やはり秘密にするのは良くないと思って、
夕べやんわりと、「お宮参りの予定があるんだけど」と夫に話してみた。
「お宮参り?いつ?」
と、食いついてきそうになったので、
まだ日取りは決まっていないけど、たぶん平日になることなど話すと
「平日かあーー」と。
できれば「行く」と言ってほしくないわたしは「どうする?」と聞いてしまった。
すると夫、「お宮参りってなにするの?」ときた。
もう・・・・本当にそういうレベルなんだ・・・夫は。
だから、「神社にいって、御祈祷してもらって、写真館に行って・・・」と
一応流れを話すと、「ふーん」と、淡々とした反応。
そのリアクションからは、1ミリも「お宮参りといったら、当然行かねば!」の
熱意が感じられなかったので、わたしと息子ふたりして
「お父さん、そもそもそんなに興味ないんでしょ」
と、ディスカレッジぎみに誘導すると・・・
「まあ、なんかよくわからんけど、オレはどっちでもいいわ。
仕事の都合がつくかもわからんし。休みにしてても急に仕事ってなるかもだし。」
と
本人も考えるのが面倒くさくなってきたようで、そんな返事が返ってきた。
わたしも息子も、もともと夫が同行すると
(わたしたちが)疲れるのがわかっているので、夫が「どっちでもいいわ」と
言った瞬間、「じゃあお父さんはお宮参りは(行かなくて)いいね」
ってことにしてしまった。
でも、驚いたのは・・・
「お宮参りって・・・。〇〇(息子)のときやったの?」
と言ったこと。
全くその記憶がないんだそう。何言ってるの?と返すと
「え?やったの?どこでやったの?」と真顔で聞いてくる。
義両親が全部仕切って、初詣に行く神社でやってもらったじゃないか、
そのあとには義実家で仕出しの会席料理をいただいたではないか、と
記憶を掘り起こしてやろうとしたものの、
まるで他人の話を聞いているかのように
「へえ~~~」と言っている。
なんか、わが子のお宮参りの記憶すらない人に
孫のお宮参りに、「お宮参りってなにするの?」という顔で参加されてもな・・・
なので、夫を参加させない感じに仕向けちゃったことへの罪悪感が
ちょっとだけ薄れたけれど
でも、時間が経ってくるとやっぱり、いろいろと悶々としてきた。
それは、夫から初孫に対する興味が感じられないことと
(夫から、孫の様子をうかがうような話題も出てこない)
イベントごとに対する関心の薄さ、
と同時に、自分の心の中で、やっぱりまだ
「夫を無理にでも参加させるように仕向けるべきだったかなあ」という罪悪感だ。
孫への愛情については・・・これは、夫の性格上仕方ないとも思う。
息子に対してもそうだけど、
夫は「目の前にいない人に対して思いをはせる」という感覚がないのだ。
だから目の前に赤ちゃんがいたら、目を細めるけれど
いない人(子)のことを考えない頭の回路になっているからね・・・。
にしても
自分・・・最近、こういうクヨクヨが多いなあと思う。
そのとき一瞬、晴れやかな気持ちになっても、それが長続きせずに
あとからジワジワと、ネガティブな感情に包まれていく感じ。
義母メンタルもそうだったけど、
やっぱりそういうのひっくるめて、更年期の仕業なのかなあ?