キッチン水栓の交換。

先日発覚した、キッチン水栓の水漏れ。

連絡したその日のうちに業者さんが現状確認に来てくれて、

その場でカタログを見せてもらって、交換する水栓を選び、

入荷を待って取替工事してもらうことになっていた。

 

実は、もうハンドルがグラグラになっていたりしたので、キッチン水栓が近い将来

ダメになる事は予想していたのだけど、そのときがきたら、

ビルトインのアルカリイオン水整水器も一緒に撤去してもらおうと思っていた。

 

家を建てるときに、ブームに乗って・・・じゃないけれど

「せっかく注文住宅にするのだからあれもこれもつけたい」な感じでつけた整水器。

当時は本当によく使っていたのだけど、これがなかなか手間とお金がかかる。

交換カートリッジに加えて清掃用カートリッジも必要だったり(1万円くらいする)

さらにカルシウム錠剤を入れなくちゃいけないとかいろいろ。

そして、こんなふうにシンクの最奥にあるので・・特に腰を痛めてから、

この中に潜る作業が無理になってしまったので、もう7~8年くらい使ってない。

それに何よりも、

うちの水道水が普通にとてもおいしい!ということにある日気づいてしまったので

(昔は不味いという思い込みで飲んだことすらなかった)

我が家にとって浄水器は不要となってしまった。

 

なので水栓からの水漏れがわかったとき、迷うことなくアルカリイオン整水器の撤去も

決めて、業者さんにそれもお願いした。

 

そして・・・・

Before

 

After.

整水器を撤去した場所は当然穴が開くので、そこをふさいでもったけれど、

水栓がひとつになるだけで、こんなにシンクがすっきりするのかーーーー!と感動。

もちろんシンク下もきれいさっぱり。

 

・・・と、ここまでは、大満足だったのだけど・・・・。実は問題が。

 

肝心の・・・肝心の新しい水栓が、

超絶使いづらくて、ものすごくガッカリしてしまって。

これは、自分のミスであり、同時に業者さんのミスでもあると思っている。

 

カタログから水栓を選ぶとき、

わたしは

「今と同じ、ホースが伸びるタイプのシャワー水栓が欲しいです」

と言ったらば、業者さんがカタログを広げて

「ホースが伸びるタイプだと・・・この3種類ですね」

あるページを開いて見せてくれたので、その中から選ぶことになった。

 

浄水器はもういらなかったのだけど、そのカタログを見たら、なぜか

浄水器付きの水栓のほうが浄水器なしの水栓よりも安い」という

謎価格になっていたので

浄水器必要ないけど、安いんならついていてもまあいいかな・・・と、

目先の価格の差で結局「浄水器内臓のシャワー水栓」に決めてしまった。

でもこれが大失敗だった・・・・(号泣)

 

なにが大失敗だったかというと・・・。

これが実物なのだけど

もう完全に自分の勘違いがいけなかったのだけど、

ホースが伸びるシャワー水栓・・・ではあるものの、

そのホース、なんと蛇口の付け根から伸びる構造だった。(赤矢印のところ)

てっきり中間あたり(のスジの入ってるところ)から

伸びると思い込んでしまってたけど、その奥だったのだ。

 

だから、ホースを伸ばして使おうにも、

シンプルにものすごくデカイ、重い、小回りが利かない・・・・という状態。

これじゃあホースが伸びても使いづらくてしょうがない。

しかも、シャワー水栓といっても、シャワー部分(蛇口)の直径がものすごく

小さいので、シャワーがとても細い・・・・。(今までのは大きかった)

 

自分の失敗・・・というのは、

カタログを見た時にちゃんとよく確認するべきだったこと、

なんなら一晩カタログを借りて、ネットでレビューとか確認すればよかったこと。

(後から見たらやっぱり、使いづらさが書かれていた・・・)

で、業者さんのミス・・・というのは

「ホースが伸びるシャワー水栓はこの3種類」といったのが、彼の勘違いで

実は他のページにもホースが伸びる水栓(そっちが欲しかった)のは

ちゃんと載っていたこと。

おそらく業者さんは悪意なく、それに気づいていなかっただけと思われる。

もしそっちも見ていたら、わたしは絶対そっちを選んでいたのに・・・(泣)

 

なんだかワクワクするはずの新品が、がっかりするものになってしまって

言いようのない気分の落ち込みを感じてしまった。

あまりに凹んでしまったので、思わず夫にも愚痴ってしまったら、

夫は笑いながら

「そんなに気に入らないなら、交換してもらいなよ。」と言う。

 

エエエエッ!

取付工事費+アルカリ整水器撤去+本体価格で、約5万ちょっとかかった。

不良品でもなんでもなく、自分の都合による交換だから、

もう一度取り付け費と代替品で、単純計算でさらに5近くかかるとみて・・・・

そんなのあまりにもったいなくて無理だ。

 

しかし夫は

「でも毎日使うものなんだから、気に入らないなら交換してもらったほうがいい。

そのくらい金なら、オレが出してやるから別のに交換してもらいな」

と言ってくれた。

 

 

・・・・で、結局どうしたか・・・というと、

交換してもらうことはあきらめた。

なんか夫が「お金出してやるから交換しな」と即答でサクっと言ってくれたことで、

たぶんちょっとスーっとしたんだと思う。

 

憂鬱な気持ちになっていたけれど、同じ金額を水栓にもう一度出すのは

あまりにバカバカしいなとシンプルに思えてきたし(笑)

そのお金で他の物を買う方がずっといいじゃん・・・と。

 

なんなら、「たかが水道じゃん!!!」と。

 

もうひとつには、交換してもらった翌日に「やっぱり別のにしたい」と

もう一度電話するのが恥ずかしくてできなかった・・・というのもあるんだけどネ。

(自分の性格的に)

 

まあ・・・おそらくあと5年以内くらいには、

トイレと洗面所をリフォームすることになるだろうと思っているので・・・

水栓の交換を頼むならその時”ついで”という形で頼むことにしよう・・・と

そんなふうに自分を納得させることにした。

もしかしたら、その時までにはなんだかんだと慣れてしまって「まあいいや」と

思っちゃってる気もするけど・・・・わたしのことだから(笑)

 

そんなわけで・・・

まさか水栓ひとつでこんなに一喜一憂するとは予想もしていなかったけれど

 

まあ、毎日使っていればそれなりに慣れるはず・・・と信じて

このまま使おうと思う。