そういうところ。

エアコン取付工事の話で、もうひとつエピソードがある。

 

エアコンは2階の息子の部屋に設置しており、

(といっていいのか、息子が使っていた部屋と言うべきか?)

室外機は庭においている。2階の壁から1階へまっすぐにホースを降ろしている形。

だから長さにして6~7mくらいあるのかな?

そして、いわゆる「化粧カバー」もつけている。

 

でも、エアコンの取付業者さんが当日室外機の場所を確認したときに

「あ~~~これ、ダメですねえ」

と言った。

 

エアコンを注文するときに「既存の化粧カバーの再利用する」というところに

チェックを入れてオーダーしたのだけど

「このカバー、再利用できないです」

と言われたのだ。

 

え?なんで?と思ったのだけど、業者さんによると

その理由は「化粧カバーが塗装されているから」だった。

わたしは全く知らなかったのだけど、化粧カバーって、塗装してはいけないらしい。

塗装すると、塗料でバリバリになるので再利用しようと思っても

カバーを開けるときに割れちゃうんだそう。

また、止めているネジも、”ネジ山”が塗料で埋まってしまって

ネジが回らなくなるらしい。

 

わたしは何にも頭になかったけれど、1年半くらい前になるかな?

自宅の外壁を塗りなおしたときに、塗装業者さんがたぶん見栄えをよくするために

外壁と同じ色の塗料でエアコンの化粧カバーを塗っていったのだ。

わたしも「塗ってもらって化粧カバー目立たなくなってよかったな」

くらいに思っていた。

でも、そのまま使う分には問題ないけれどエアコンを買い替え・・・となった場合、

その塗られたカバーは外す時に割れるので再利用できないというわけ。

理由を聞いてなるほど納得・・・・!・・・・だったので

わたしも、少々ガックリではあったけれど

その場で「新しい化粧カバー」を付けてもらう(もちろん追加料金)ことで

対処してもらった。

 

・・・・が、

その話を、夜、夫にしたら・・・・

 

「ンなわけねえだろ」

 

と一蹴された。

業者の言ってることがおかしい、と。塗料ぬったからと言って割れるわけがねえと。

そして、疑問も持たずに追加料金で新しいカバーを買ったわたしを

「バカだなあ」と。

 

はあ・・・・・・。こういうところなんだ、ホントにもう。

365日、エアコン取付工事をしている専門業者さんの言うことを

なぜ素直に信じない?

 

しつこく、そんな話聞いたことがねえ、そんなわけねえ、と言い続けるので

「めんどくさいからもうその話はいい。話すんじゃなかった」

と、さすがにちょっとムっとして言ってしまった。

 

ほかにも・・・・

エアコン設置工事の日は大雨の予報だったけれど訪問予定がお昼ごろだったので

「お昼まで天気がもつといいなあ」と私が朝言うと、

 

夫は

「そんなの朝から来てもらえよ。雨降る前に来てくれって電話すりゃいいじゃん」

と。

 

こういうところもすっごくイヤだ。

なんだろう?相手の気持ちや立場や大変さを思いやれない人なんだなーと

がっかりする。

この時期のエアコン取付業者さんは、鬼のような忙しさだと思うのだ。

1日に何件もの設置工事を請け負っていると思うし

街の電気屋さんとは違って、大型家電店の業者さんだから

こちらの都合で「雨降りそうだから早めに来て」なんて通じるわけがない。

何より、申し訳なくてそんなわがままを言う・・・という発想自体に至らない。

 

このときも「あーーー言うじゃなかった」と思った。

 

そしてね、何より頭にカチンとくるのは

自分では何にもしなくて、わたしが考えて決めて動いていることに対して

無責任にダメ出しするだけ・・・ってところ。

 

まあそれでも・・・・今回はわたしが悪かったなと反省。

夫に言うべきじゃなかった…と言う意味で・・・だけど。

「こう言ったらこう返ってくるだろうな、それは面倒だから夫に言わないでおこう」

・・・という、自分の中のデータがあったはずなのに、

うっかりよけいな話をふってしまったことを反省だ。

 

きっと似たようなタイプの夫を持っている人には

この脱力感・・・通じてると信じてる笑。