4人で楽しんだ話。

かなりタイムラグのある話だけれど、2か月ほど前に息子夫婦と母’sの4人で

日帰り旅行を楽しんできた。

 

ゴールデンウィークに4人でランチに出掛けた時に、

「みんなで遊びにいきたいね」という話が出たのだけど、行動に移すのが速い息子が

連休明けに早速あれこれ調べてチェックして、「例の話、6月〇日でどう?」と

具体的な話を進めてきたので、あっという間に話が決まってそうなった形。

 

お嫁さんの実家はすぐ近所なので、わたしが車で迎えに行き

二人で一緒に新幹線の駅まで行き、

2人で新幹線に乗って(わたしが2人分をまとめて予約)待ち合わせの駅で

息子夫婦と落ち合って・・・・という流れだったのだけど

 

これが本当に不思議なほどにお嫁さんのお母様と話が弾んだ。

お母様とは、結婚式以前から何度か会っていろいろお話しているので

「とても話しやすい人」というイメージで、大好きだったけれど

2人きりになるのは初めてのことだったので

行く前は正直心のどこかで「2人きりで新幹線に乗って・・・とか”間”が持つのかな」

など、ちょっとドキドキしていたし、お互いに気を遣いまくって疲れるんじゃ・・・

と、いろんな小さな心配事があった。

でも、それらは全て杞憂に終わった。

 

お嫁さんのお母様については初対面のときからすごく印象が良くて

「ああ、この人のやさしい口調や空気感がとても好きかも」と思ったほど。

その直感的なものは間違っていなかったようで

二人きりで新幹線に乗って出かける道中も、ずっと話が途切れることなく

盛り上がり続けていた。

 

母と息子夫婦、義母と息子夫婦・・・という組み合わせで出かけることはあっても

母2人と息子夫婦・・・って組み合わせはとてもレアなんじゃないだろうか?

実際お嫁さん自身、事前に友人に「4人で遊びに行くんだ」と話したら

とても驚かれたらしい。

 

観光中は、おみやげを選ぶお嫁さんが決めきれず

「どうしよう~~お母さんたちならどっち選びます~?」

とわたしたちに意見を求めたり・・・・そんな場面もあったりしたし

 

一緒にお店で食事をするときも、4人でわいわいとご当地の味を満喫して

感想を言い合ったり、写真を撮りまくったりして、

夕飯まで一緒に食べて、本当に夜まで1日十分すぎるほど楽しく過ごした。

 

帰りの新幹線の時間が迫って、改札口で二人に別れを告げるときに

母親二人で、今日は本当にありがとうねとお礼を言ったら、

 

息子が

「お母さんたちが足腰丈夫で元気なうちに、あちこち連れて行ってあげたいから」

とわたしたち二人に言ってくれた。

いやいや、いくらなんでもまだそんな歳じゃないぞ・・・と心の中で苦笑いしたけれど

でもまだ20代の若さでそんなことを思ってくれていることは素直にうれしい。

 

そして、わたしたちが改札口を通り抜けた後も、

見えなくなるところまで二人で寄り添って”母2人”に笑顔で手を振り続けてくれた。

 

帰りの新幹線の中では、もちろん母たちは

「こんなふうに4人で仲良くできるだなんて、本当に幸せなことですね」

という話に終始した。

 

お盆休みも、また4人でランチに行くことがすでに決まっている。

というか息子夫婦が「行くけどいいよね?」と勝手に決めていた(笑)

 

またコロナが心配な昨今なので、

個室スペースのあるお店を選んで予約するらしい。

 

何もしなくてもさっさとおぜん立てしてくれるので、

母二人は「すべてお任せします」とそれに乗っかって、

楽しい時間を過ごさせてもらうだけ。

 

本当に本当に幸せなことで、うれしいなあとしみじみ思う。