息子の結婚式。

最後にブログを書いたのはなんとお正月明けだったという・・・。

どれだけ放置してしまったのだろう。

 

この1~2月、いろいろ精神的にも時間的にも忙しい日々が続いていて

ブログに残したいと思うものの、なかなかリアルタイムで書くには抵抗のある話が

あれこれあったりして・・・・2か月も経ってしまった・・・!!!

 

このままブログなし・・・っていうのもアリかなあ?とも考えたけれど

10年以上続けたものを辞めるのももったいないという、変なこだわりも捨てられず

ようやくいろんなことが落ち着いたので、エイヤーと書くことにした。

 

まずはタイトル通り、息子の結婚式の話。

 

2月某日、予定通り結婚式&披露宴を決行した。

まさに「決行した」というのが正直な気持ち。

1月中旬あたりから、どんどんオミクロン株によって感染者が増加していき、

間近に迫った結婚式、果たして挙げていいものか?

それはそれは不安だった。

 

けれど、息子の性格からして、彼が「延期にする」ということは200%ありえないと

思っていたので、息子から連絡が来ない限り、延期はなく「決行」なのだろう・・・と

意識的にこちらから結婚式について聞くことはしなかった。

 

息子とお嫁さんは、自分の友人をそれぞれ30人ずつ招待していたが、

それぞれ4~5人ずつの欠席者があったらしい。

「濃厚接触者になってしまった」「感染した」「ちょっと怖いからごめんなさい」と、

いずれもコロナが理由だったそう。

 

それでも友人総勢が集まる結婚式は本当にフレッシュ感に溢れて、笑顔いっぱいの

本当に素晴らしい式と披露宴になった。

いまどきの結婚式すごいな・・・・!と思うことも多々。

一番驚いたのは、披露宴の最後に「エンドロール」ってものが流れること。

これは、その日の挙式披露宴の一部始終をプロの人が撮影してくれて、

新郎新婦があらかじめ選んでおいたテーマソングに合わせた

4分間ほどの動画にしてくれるもの。

わかりやすくいうと、これはもう完全に「連続ドラマのエンディング」だと思った。

短時間で創り上げているのに、しっかりテーマソングの音に合わせたテンポと場面が

盛り込まれていた。

 

結婚式が終わってからずっと毎日、この動画を見ている。

そのことを先日お嫁さんに話したら「うちの母も同じこと言ってましたwww」

とウケていたけど、そのくらいいいビデオだ。

お嫁さんによると、このビデオは「感動ストーリー風」に仕上げることが多く

テーマソングもそういうものを使うのが一般的らしい。

けれど彼女は

「ここがゴールじゃなくて、これがスタートだから明るく楽しい曲がいいと思って

ポップな曲を選んだんです。」

と言ってて、なるほどなーーーーと感心。

 

楽しいビデオだからこそ、たぶん毎日見たくなるのだ。

スマホに保存してあるから、ついつい見てしまうよ。

 

 

そんな結婚式。わたしが強く感じたことがある。

それは・・・息子のことは自分が手をかけて育ててきたつもりでいたけれど

そうじゃなかったということ。

実は息子を育ててくれたのは、息子が招待した30人の友人達だったんじゃ・・?と

素直に思った。

 

結局、親が教えられることなんて、たかが知れている。

教育のためのお金を出すとか、栄養あるご飯を食べさせるとか、

わたしがしたことはその程度のことだ。

 

息子は親の知らないところで、こんなに多くの、さまざまなタイプの友達と

中学・高校・大学。。。そして今の会社で、切磋琢磨してきたんだな。。。

だからこんなに明るいエネルギーに満ちた若者になってくれたのだろうと。

 

自分は友達は少ないし、過去を振り返っても躓いてばかりいたので

息子が年を重ねるごとに友人の数を積み上げてきたことは、

純粋にうらやましくもある。

たまたま、息子人に恵まれる環境で育つことができた幸運もあるのかもしれない。

 

中学時代からの親友(女の子)がスピーチで言ってくれた。

 

「彼は不平不満や愚痴を言わないところがすごい

そして、何か相談しても否定しないでいてくれる。だから何でも話せるし、

話を聞いてもらいたいと思わせてくれる人です」

 

と。スピーチだから、いい感じに言ってくれているとは思う。

でも、彼女が言ってたことは母親の私が常々息子に対して感じていたことと

完全一致していたので、「親のひいき目じゃなかった」とうれしかった。

 

ちなみに「不平不満や愚痴を言わない」は本当にそうで・・・・。

息子は昔からそうだけどめったに不平不満を言わない。

立派なお子さん・・・みたいに思われがちだけど

そういうのではなくて、息子はものすごく論理的思考の人で

「どうにもならないことに対して愚痴を言うことに意味はない」と考えているだけ。

でも、人のモヤモヤにはちゃんと耳を貸してくれるので、話しやすい・・・という

絶妙なバランスを持っている。

彼にその自覚はないけれど、それはすごいことよ、と母はいつも思っている。

 

ああ、動画にとっておけばよかったな~。

 

 

・・・と、そんな感じの本当に素晴らしい挙式披露宴でした。

写真をシェアできないのが残念すぎます・・・。

 

 

そして・・・・心配だったコロナについては、

式後、ゲストの誰からも「体調不良」の連絡は入らず、皆が無事でいてくれたので

この点でも、本当に本当に安堵。

 

 

もっとたくさんいろんな出来事があったのだけど

それはまたおいおい・・・。

 

では。