友達関係、男女でこんなに違う。

息子の結婚式、招待客のほとんどが「お互いの友人」という、

わたしの時代には考えられないような形になるらしい。

 

当初、25人くらいと言っていた友人は最終的に、

新郎新婦それぞれ30人ずつ呼ぶんだそう。

 

さ、さんじゅうにん?!?!

 

と思わず声が出た。

それぞれ30人だから、新郎新婦双方の合計で60人だ。

60人もの友達が来るんだって。

もはやそれ、同窓会では・・・・???

 

しかも、呼びきれない友達もいるので二次会もやるらしい。

 

昔と違うなあ・・・と思ったのは、会社の「上司」は一切呼ばないこと。

息子いわく「上司のための席がない」んだそう(笑)

(※同期の友達は呼んでいる)

そして、親戚関係も本当に来てほしい限られた親戚だけ・・・なので

とにかく「友達メイン」の挙式披露宴という感じになりそう。

 

ただ、二人から招待客の話を聞いていてすごく面白いなーと思ったことがある。

 

それは、同じ30人でもその構成がかなり違うこと。

息子の場合、中学・高校・大学・会社同期・・・と

それぞれのカテゴリーの友達がみんな友達なんだそうだ。

つまり、ひとつのテーブルに座る5~7人?が全員で友達同士ということ。

ひとつひとつの友達の輪が大きい。

なので席順を決めるのはあっという間に終わったらしい。

 

一方で、お嫁さんのほうはもっと細かい「仲良しグループ」なのだそう。

2~3人ずつの細かい仲良しグループがたくさんある・・・というふうで

たとえば同じ高校の友達でも、

1年の時同じクラスで仲良かった友達グループ、2年の時…と言う感じ?

で、お嫁さんはどちらのグループにも属しているけれど

各グループのその他の子たちは

もう一方のグループの子と友達だったわけじゃない・・・という構図があるそうで

(でも同じ学校w)

「同じテーブルや隣同士になったときに、気まずい空気にならない席次にしないと」

と、席決めはとても気を使ってかなり悩んだらしい。

 

この話を、行きつけの美容院のスタイリストさんに話したら

「彼女は誰とでも仲良くなれるタイプですよね~それ」と言って納得していた。

いろんなグループに属せるということは、

友達関係のバランスをとるのが上手い証拠だと。

 

なるほどな~と思った。

わたしなんかは一つのグループしかなかったし、

そもそも友達が少なかった(今もいない)ので、全く想像できない世界だけど

「誰とでも仲良くなれる」はすごく納得。

彼女は本当にそんな感じの子だ。

 

一方で、息子のような豪快な?友達の輪も面白いなと思う。

一番多いのは大学時代の友人で挙式披露宴に13人来るんだとか。

もちろん13人全員が友達同士なんだと・・・・( ゚д゚)

今はみな就職して全国に散らばっているので、

息子の結婚式が仲間うちで完全に「同窓会」と認識されていて(笑)

仲間が揃う!・・・ということで結婚式をとても楽しみにしてくれているという。

これも本当にありがたい話だ。

 

一概には言いきれないとはいえ

やっぱり学生時代の友達関係の充実度は、

それだけで学校生活をどれほど楽しんでいたか?が透けて見えるので

いいなあ…と思う。

 

息子は全然派手なタイプじゃないし、

理系ゲームヲタクだし、友達ももちろん理系ヲタク達だ。

(・・・と息子が言っているw)

ヲタクだろうがなんだろうが、

好きなことや興味のあることで結び付いた絆は強いってことなんだな・・・。

 

大学については同期だけでなく後輩ともすごく仲が良かったらしいが

披露宴は席の余裕がなかったので呼べず、後輩たちは二次会に呼んでいるそう。

二次会もかなり盛大みたい。

でも二次会は親は参加しないので、見られないのよね。

ちょっと隅っこでいいから見学していたいな。なんか楽しそうなんだもの。(本音)

 

もともと、コロナの影響を考慮して入籍からあえて1年も先に予約した挙式。

気になるのはオミクロン株の動向と

「結婚式は延期した方がいいんじゃ?」という世間の空気が再燃しないこと。

 

なんとか今の感染状況のままであと1か月持ちこたえてほしいなあと思う。