前々から出来るだけネガティブなニュースを目に耳に入れないようにしてきたけれど
それも現実にはなかなか難しい。
TVは本当に最低限しか見ないけれど
(朝6時~と夜6時~のニュースをそれぞれ見るのみ)
基本的に不安をあおる情報しか報じないメディアもメンタルに良くないけれど
ツイッターなど、個人の不平不満にも辟易してしまっている。
もともとツイッターは自分の趣味のことを楽しむ目的でやっているので
繋がっているのも同じ趣味を持った人がほとんど。
なので、わたしにとって基本的にデメリットよりメリットのほうが
圧倒的に上回っているのだけど、
こういうご時世なので、コロナに関連した批判やら不平不満を
頻繁に呟いたりリツイートしたり
するフォロワーさんも多くて、気が滅入ってきてしまう。
なんというか「不平不満を聞くのが苦痛」なのだ。
今、いまだかつてないペースで感染者が増えていて
東京など都市部を中心に、入院できないとか救急車が来ないとか、
信じられない深刻な事態が報じられているけれど、
わたしが理解できないのは、こういう状況に対して
「ちょっと政府しっかりしろよ。政府なんとかしろよ」
と、国へと不平不満や怒りが向かうこと。
わたしたちはいつから「お客さん」になったの?と思う。
政府の対応にも至らない点や、もどかしく感じる点はもちろんある。
けれど、別に政府がウイルスをばらまいているだけじゃなく、
ウイルスを拡散しているのはあくまでも人の流れだ。
だから、入院すべき人が入院できなくて命を落とした・・・などの
悲しいニュースを目にしたときに、
わたしたちが意識しないといけないのは、自分たちひとりひとりが
もう一度意識しなおすことじゃないのだろうか。
全国民の行動を抑制する法律が存在しないのに、
「緊急事態宣言なんて意味ない」とか言う人達もたくさん見るけれど
でもそういう人たちは万が一にも「ロックダウン」が施行されたら(ありえないけど)
そのときもやっぱり文句を言うに違いない。
「〇〇が困る」「✕✕はどうするんだ?」って。
緊急事態宣言を意味ないものにしているのは政府じゃなくて、わたしたち。
だから、意味のあるものにできるのもわたしたち。
わたしいつも思うのだけど、国や行政、学校・・・などの公的機関に対して
不平不満ばかり言う人たちは
「それが”自分のニーズ”を満たしているか?”自分”を満足させてくれているか?」
という狭い視野しか持っていないように見える。
一方、それを運営している側の人たちは、全方位を常に見渡して、いろんな問題や
障壁をなんとか調整しながら物事を進めなければいけない。
困っていることや、期待していることがバラバラな人達を相手に
できるだけ多くの人が満足できる形を模索しているだろうわけで・・・
だから全体が100%満足する形に持っていくことは到底無理だと思うのに、
「全然ダメ」「役に立たない」と言われてしまって気の毒だと思う。
公的な仕事をされている人達の負担はさぞ大きいだろうなあ・・・
大変な仕事だろうなあ・・・とわたしなんかは思うので
好き勝手な不平不満や批判を見ると、気持ちがどんよりしてくる。
(だからツイッターではミュートワードを多数設定してなるべく不快なツイートを
見なくて済むように頑張っているけど、なかなか・・・)
医療崩壊が起きて、妊婦さんが入院できなかったという痛ましいニュースを
目にしたばかりだけど、
そのニュースを見てわたしたちが思うべきは「政府もっとちゃんとしろよ」
じゃなくて、
「だからわたしたちは人流を減らさなければいけないんだ」ということのはず。
今現在、特効薬がない以上、
人との接触をできるだけ減らすために、
人が多く集まる場所への不要不急の外出はなるべく控え
打てる順番が回ってきたら、できればワクチンを打って
マスクや手洗いは継続する・・・。
基本に立ち返って、行動を改める。
これしかないでしょう。
わたしのところにも、
ようやくワクチン予約の順番が回って来たので予約しました。
夫は一足お先に、先日1回目を接種したところ。
わたし自身、お盆休みまでは県内の感染者数少なかったので
警戒感も緩みがちだったけれど
お盆休みの影響か?ここ数日で爆発的に感染者数が激増してきて
今までになく感染リスクの高まりを感じているので、
ちょっと気持ちを引き締めなおさなければと思っています。