最近、ときどきドワーーーっと得体のしれない不安が押し寄せてくることがある。
そのためにウツ症状が出て、心が身動きできなくなるとか・・・
そういうものではないのだけど、そのことを考え出すと終わりがなくなって、
ただ漠然と不安感が膨らんでいくというかそんな感じ。
その大きな不安感のひとつが、「わたしはいつ死ぬんだろう」というもの。
笑われるかもしれないけど、なんか時々考えちゃうのだ。
たぶんそれは、自分が人生の中でやるべきことのほとんどを済ませてしまったから
なのかなと思っている。
息子を育てて、その息子も親に代わって生涯支えてくれるパートナーと結ばれたし
母を看取り、父を看取り、愛犬を看取り・・・
と、大きな仕事を終えてしまった今、自分にはもう何も残っていないような気がして
あれ？わたしは何のために生きてるんだっけ？
もう生きる意味なくない？ などと・・・思うことも。
もしかしたらこういう理由のない不安感は、更年期がそうさせてるのかな？
いわゆるホットフラッシュとか・・・身体的な更年期障害は今のところ何もない
わたしなのだけど、思考だけがときどきびっくりするほどネガティブになる。
注：自分の頭に浮かんだ考えを素直に書いているだけで、自殺願望とかそういうのでは
全然ないので、ご心配なく。（まだまだ生きるつもりだから検診も受けるわけですし！）
「命の期限」について考えてしまうのは・・・
たぶん、母が５２歳で亡くなったということが自分の中で特に大きいのだと思う。
だって、わたしは母の年齢を超えてしまったわけだから。
わたしにとって母がこの若さでこの世を去ったという事実は
「わたしもまた、もういつどんな大病にかかってもおかしくない年齢」と
そういうことをヒシヒシ感じさせるものでもあって・・・
自分を大腸カメラに引き寄せたのはそういうのものあるかなと感じている。
で、ものすごく飛躍した想像力ではあるけれど、
（考えすぎの渦の中にはいると、どこまでも悪い想像ばかり膨らむのだ）
来年、息子たちの結婚式を控えている今、挙式直前にガン発覚・・・みたいな
ありえなさそうなタイミングで病気がわかったりしたら、
わたしはものすごく後悔するだろうなあ・・・と。
自分が結婚式に出られなくなるかもしれないのは嫌だけれど、
それよりも息子とお嫁さんにとって、自分たちの結婚式の思い出の中に
悲しいエピソードが含まれるようなことをさせちゃいけない・・・と、
そんな母親的使命感を感じてしまったのもある。
ふたりにとっての完璧な思い出にしてあげたいから、
その前にちゃんと自分の身体検査はしておこうと・・・・
万が一何か見つかっても、自覚症状のない今なら早期発見になって式までに治療も
間に合うだろうしーーーーなど。
いや、わりと真面目にそういうことも考えたりした。
・・・というわけで、胃と大腸の内視鏡検査が問題なく終わったら、
来月以降に受付が始まる、市の子宮がん検診と乳がん検診も申し込もうと思っている。
ここらへんはもう勢いだ。
老衰でポックリ死ぬことができる幸せな人はほんのひとにぎり。
ほとんどの人は必ず何か病気になる。
なので、広い意味での病気は避けようがないけれど
何もできない夫を残して死ぬことも心配だし、
その、何もできない＆いろいろ性格的にめんどくさい夫を残して死ぬことは
息子に負の遺産を残すようなものなので（←言い過ぎｗ）
これも避けなければと真剣に思っている。
なので、できれば夫より長生きしなきゃという使命感がこのごろすごいのだ。
・・・というか、自分の人生を振り返ると「家族の面倒を看る役目」を
ずっと担当してきたので・・・なんか本当に
夫のことも将来的に看取ることになる気がしている。それが運命というか。
まあ、そんなごちゃごちゃとネガティブ思考から「健康大事」の意識が
高まっているので結果オーライってことなのかな？（笑）
長生き願望があるわけじゃないけれど、
苦しいことが多いのはイヤだから、自分の意識と努力で減らせるリスクは
減らそうかなと。そんな感じ。
なので、これからは真面目にちゃんとがん検診受けますよ。
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～
そうそう、大腸の件で心配かけているといけないので
一応お知らせしておきますと・・・
「出血」については診察を受けた２日後には治まりました（笑）
お尻も痛くなかったし、違和感もなかったので本当に不思議ですが
先生が言う通り「痔」だったってことなのかなあ・・・？
ま、いずれにせよ・・・出血がおさまったのはいいことで
あとは下剤に耐えるのみ！！（カメラより下剤がコワイのよ）
