明けましておめでとうございます。
今年は夫の年末年始休暇がとても長く、昨日（６日）までで
年末は夫も外出することが多かったのでまだよかったものの
年が明けてからは、日に日にわたしのストレスが蓄積・・・。
もう限界って感じで・・・
どこの夫婦も５０代にもなればみんな同じと信じたい・・・。
わたしだけじゃないと信じたい・・・。
そして今年のお正月は昨年までとは我が家のルーティンがガラリと変わった。
去年までの元旦は
午前中に義実家へ集まり、その後一緒に初詣（２か所）
そして、夕方から夫と息子の３人でわたしの実家へ行き
夜まで一緒に過ごす（すき焼きをふるまうわたし）
・・・が定番だったけれど
今年はもう実家はない。
（正確にはまだあるけど空き家）。
元旦に１日出歩いて疲れた体にムチ打って、実家の家族に笑顔ですき焼きをふるまう
・・・というミッションはもうなくなった。
そして今年はコロナ禍ということもあって、
元旦の（渋滞必至の）御祈祷は早朝に夫婦だけで行くことにして
その後は自宅でのんびりする・・・ということになった。
結婚して元旦をのんびり過ごしたのは今年が初めてだった。
そして二日。
この日に義実家へ挨拶を・・・となった。
コロナ禍を考慮して、当初は義実家への挨拶も自粛しようか？となっていたけれど
息子が結婚するということで、できれば挨拶をしたかったのと
祖父母も「来年の結婚式まで生きてるかわからないから会いたい」と言うので
（もちろん冗談だけどｗ 義父は今年９０歳なので万が一がないとも言えない）
急きょ、息子と彼女を連れて挨拶に行くこととなった。
当初、彼女の精神的な負担になってはかわいそうだから・・・とわたしは
積極的に連れて行かなくても・・・と思っていたのだけれど
息子が軽い気持ちで「よかったら一緒に行く？」と本人に聞いてみたところ
思いのほか乗り気で「ぜひ行きたい！」という返事が返ってきたそうで
彼女も挨拶に同行することとなったわけ。
義実家では祖父母に加えて義兄夫婦までもが待ち構えていて（笑）
みんなで息子と彼女を囲んで和やかに会話する形に。
わたしから見ても、彼女は本当に眩しいくらいにかわいらしく賢いお嬢さんで・・・
「自分はこんなふうに話せなかったな」
とか
「自分はこんなところまで気配りできなかったな」
など、
彼女の言動を見ていると、結婚前の自分があまりに嫁としてダメダメだったことを
何度も思い出してしまう。
その後、みんなで地元の神社へ初詣へ行ったときのこと・・・。
毎年当たり前にわたしの隣にいたのは息子だったのに
今年は当たり前に息子のとなりは彼女で・・・。
なんだかうれしいような、さみしいような・・・初めて複雑な気持ちになった。
二人でおみくじを引きに行って、キャッキャとやっている様子を
離れたところからニコニコしながら見ていたけれど
ふと、息子がまだ子供のころから・・・
毎年おみくじ引いてキャッキャとやっていた相手は自分だったのになと思い出す。
息子と彼女の仲睦まじい様子は、それはとても微笑ましい光景でもあり
同時に、息子がものすごく遠くへ行ってしまった感覚に襲われた。
結婚が決まってからずっと、ただ単純にうれしくて「淋しい」だなんて
思ったことがなかったけれど、このとき初めて
「ああこういう感情が淋しいってことなんだな」と初めて気づいたという感じ。
義実家と別れたあとは
前もって予約してあった、ちょっと高級なお店へ４人で食事へ。
こういう時期ではあるけれど感染対策は非常に徹底したお店だったので
わたしたちもしっかり対策して楽しませてもらえた。
見てのとおり、お正月だし！と奮発して
しゃぶしゃぶのコース料理を堪能したのだけど・・・
彼女には私たちに気兼ねなく、少しでも気楽に楽しんでもらいたかったので
鍋と食材は２セットに分けて用意してもらい、
息子＆彼女、
わたし＆夫
・・・という２ペアで、それぞれ向かい合って別の鍋で食べることに。
お互いに、自分たちのペースで食べることができたと思うので
これはすごく良かったんじゃないかな。
お店のホスピタリティと静かな環境が素晴らしかったのと
コース料理だったこともあるけれど
気が付けば３時間も滞在してしまうほど、
話が弾んでしまった（よく追い出されなかったｗ）
でも、ついつい調子に乗っておしゃべりが過ぎたんじゃないか・・・など
あとからちょっとクヨクヨしてまった自分・・・。
まったく成長がない（汗）
彼女にも楽しい時間になっていたらうれしいなと思うけれど
本心はどうやったってわからないので・・・・
たぶん、他人の反応を気にしがちな性格の自分は
会うたびにきっとひとり反省会をしてしまうだろうと思う。
ともあれ、新しいお正月の形。
新しい１年。
いいことたくさん・・・・ではなくていいので
悪い事の少ない１年でありますように。
わたしにも、みなさんにも。
今年もよろしくお願いします。
