老犬と向き合う日々。

最近、ブログが途切れがちなわたし。

それなりに日々忙しくてブログに割く時間を後回しにしてしまう・・・

というのもあるのだけど、

たぶんブログから遠ざかりがちになる理由は「書きたいことを書けていない」

というそういうことかもしれないと思う。

 

去年を中心に、ずっと長い期間・・・父親の介護のことばかり書いていて

そういう記事を読むことを期待していたかもしれない人達に対して

全く方向性の違うことを書くのはなあ・・・など

画面の向こう側の人達のことを勝手に考えすぎちゃってたかも。

 

それはツイッターでも同じことを感じていて・・・

結局、ツイッターで書けないことをブログに書き、

ブログで書けないことをツイッターで・・・と

なんだかよくわからない行ったり来たりを繰り返している気がする。

それは自分の「考えすぎる性格」がそうさせてしまうのだけど

 

そろそろそういうのはヤメにして、開き直ることにしようと思う。

相互のつながりのあるツイッターでは難しいけれど、

一方的にしゃべることが許されるブログについては、

もっとその時その時の自分の書きたいことに忠実でいようと。

 

※だから、前後に何の脈絡もなくいろんなことを適当に書くと思うので

なんか期待していたものと違ってきたなーと思う人がいたら(いますよね)

本当に申し訳ないです。

 

 

最近のわたしの一番の関心事・・・というか、

向き合わざるを得ないことは老犬介護。

(正直、老犬介護の話はペットに興味のない人にとっては本当に関心の薄い話だと

思うのでなかなか詳しく書くことに躊躇があったけれど、

もう気にしないことにします。)

 

今年15歳を超えた愛犬。

まだ重症ではないけれど、その小さな体にいくつもの爆弾を抱えているので

わたしは彼の様子に日々一喜一憂ばかりしている。

心臓・腎臓、そして肝機能の低下。

 

持病の中で今、特に深刻になってきたのは腎不全。

腎不全のやっかいなところは、

症状が目に見えるときには既に腎不全がかなり進行していてしまっている・・・

というくらい、ひそかに進行していくところ。

 

うちの犬の場合、今年の1月末に脾臓の腫瘍が見つかったときに

ついでのような形で腎結石が見つかったので運が良かった(無症状)。

 

まあ運が良かった・・・といっても、治療法のない病気で、

進行を遅らせることしかできないわけだけれど

そのときに腎不全になっていることを知ることができたおかげで

その後3カ月に1度・・・というこまめなペースで検査を受けるきっかけになった。

そういう意味の「よかった」である。

 

しかし、今年の初めに「ステージ1」だった腎不全が、

先日の血液検査で「ステージ2」に進行していることが判明。

本格的に腎不全に対処していかなくてはいけなくなった。

これまでは投薬は

「心臓の薬」「胆のうの薬」「ステロイド(週1回)」の3種類だったのが

腎ステージの進行によって1カ月前から

「腎臓の薬」と「リン吸着剤(サプリメント)」が追加になってしまった。

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「リン吸着剤(画像左)」というのは、食べ物に含まれているリンを吸着して

身体の外へ排出してくれるというサプリメント

 

詳しい説明は省略するけれど、

とにかく食べ物中に含まれている「リン」という成分が

腎臓病のペットにはNGなので、

できるだけリンの含有量の少ない食事を与えるか?

あるいはリン吸着剤を食事と一緒に与えてリンを体外に排出させるか?

の対処療法が腎臓病の犬猫には必ず必要になってくる。

 

ちなみに犬猫の腎不全というと、

腎臓用犬猫専用の「腎臓ケアフード」というものがあって、

腎臓に悪い成分を出来るだけ抑えたフードを用いるのが基本である。

けれどうちの犬は、ステージ1の段階でそれを試したところ、

お腹を壊してしまったので

獣医さんと相談の上「やめておきましょう」ということになってしまった(泣)

(腎臓病向けフードは脂質がかなり多いため、それで吐き気や下痢を起こすペットも

一定数いるらしい)

 

なので食事は普通のものをあげている。

といっても、いわゆるブランド・ドッグフードは

ある時期から一切受け付けてくれなくなってしまったので

今は「半手作りスープ食」という形で

ドッグフード+魚+野菜を柔らかく煮たものを与えている。

ドッグフードはネット販売の国産無添加フードだけ、奇跡的に食べてくれたので

今はそれに頼っている。正直高いフードだけどそんなこと言ってられない(笑)

 

(この無添加国産フード、ふやかして上げることを前提に作られているフードで10分くらい煮込んでも全く煮崩れないからすごい)

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以前はひき肉などをよく混ぜて与えていたけれど、

腎不全の進行が分かってからは、魚オンリーにした。

DHA,EPAなどの油は腎臓にもいいと聞いたので肉の脂よりずっと体にいいと思い・・・。

(※といってもフードの主成分は鶏むね肉ですけど)

 

そんなわたしを今悩ませているのが「リン吸着剤」。

獣医さんからお勧めされたものを(画像左)を使い始めてから

たびたび下痢をするようになってしまったのだ。

といっても1日中下痢をしているわけじゃなく、

便の回数自体が増えて、朝は健康便でも、夜にかけて、だんだん柔らかくなり

時には夜の排便はほぼ粘液しか出ない・・・という感じ。

最初、胃腸炎かと思ったけれど

よくよく考えてみたら、このゆるい便は

サプリを与え始めてから始まったことに気が付き、

次の検診時に獣医さんにそのことを伝えたら

サプリを替えてみることになった。

リン吸着剤のサプリって、何種類もあるらしい。

「あと2~3種類はあるから合わなかったらまた変えてみましょう」

ということになった。

 

前回は液体だったけれど、今回は粉末のサプリ。

また合わない可能性を考慮して、サプリは1箱ではなく3包だけもらった。

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で、今日で3日目。

便の回数は相変わらず多い(1日4~5回)けれど

明らかな軟便はなくなったので、以前のサプリよりは腸への刺激は少ない気がする。

 

 

この1カ月、毎日ずっと便の状態をずっと気にしていたので、

犬がトイレで回り始めると、「硬いヤツか緩いヤツか・・・?」と

ハラハラしながら見守るのが習慣になってしまってるわたし。

 

で、わたしのこの孤軍奮闘の理由を知らない夫がたまに緩いウンチを見つけては

「コイツどっか悪いんじゃないの?大丈夫?最近緩くない?」

 

などしつこく聞いてきてうるさいったらない・・・。

(夫は常に自分の必要な情報をつまみ食いするだけの人なので、
ここまでの複雑な過程を説明することをわたしの脳が本能的に拒んでしまうw)

 

 

・・・とまあ、これでもごくごくわたしの老犬介護の日常のほんの一部だけど

こんな感じで毎日が過ぎていくというお話でした。