この先の人生ずっと・・・?

昨夜、久しぶりに夫に対してキレた。

・・・と言ってもわたしの場合、本当に夫に対してそれをぶつけることはほぼない。

頭の中で・・・あるいは心の中で・・・キレた。

 

一体何があったんだと思われるかもだけど、

きっかけは本当に些細なことだった。

詳細に説明するのもバカバカしいくらい。

こんな夫なんですと書くのが恥ずかしくなるくらい。

 

ざっくり端折って簡単に書くと・・・

昨夜、夫の眼鏡がなくなっていることに気が付いたのだ。

うちの夫は近眼なので常に眼鏡が必要な人だが、工事関係の仕事なので

眼鏡は家用と仕事用と使い分けている。

(※仕事で眼鏡がすぐに傷だらけになるので、家用は傷のついていないもの、仕事用は傷のついている使い古したもの)

 

いつも帰宅すると、家用メガネに付け替えるのだが

その家用メガネがなくなっていた。

 

で、その眼鏡がなくなっていることを、

まるで他人事のようにわたしの責任にされたという話。

「オレの眼鏡は?」「どこやったの?」

じつはこの前日に夫とふたりで近所のラーメン屋さんへ行った。

なので夫が眼鏡がないと言い出した瞬間に、あれ?店に置いてきたんじゃ?と

わたしはピンときたので夫にそう言ったのだが

「オレ眼鏡持ってった?」「オレ忘れてきたの?」「なんで?」

と、訳の分からないことを言う。

 

知らんがな!

 

である。

これでもかなり端折って話していて・・・もう本当にうんざりするくらい

会話がかみ合わなかったのでわたしはイライラを必死に抑えていたのだけど

挙句の果てに「じゃあ明日お前取って来いよ」と平然と言われた瞬間に

完全にブチ切れたのだ。

 

このあともごちゃごちゃいろいろあって・・・

結局、わたしが夫の眼鏡を取りに行った。

「だってオレもう飲んじゃってるし(エヘヘ)」

という一言のせいで・・・。

 

意地でも自分で取りに行かせるという気持ちにすらならなかった。

もう頭に来すぎて、この話を続けることすらイヤだったからだ。

ああ・・・この場に息子がいたら

きっとわたしに加勢してくれただろうに・・・と思ったりもした。

 

別に昨夜のことだけではなく、

夫とは会話がかみ合わないことが本当に多い。

だから、わたしはできるだけ夫とは難しい話をしないように避けている。

自分が疲弊するのを避けるために。

 

夫のいいところは働き者で、自分では無駄遣いはしないけれど

わたしには「好きな物買えばいいよ」という気前の良さがあるところだ。

良くも悪くも古い人間であるため

「男が稼いで嫁さんに楽をさせるのは当然」と思っている人なので

自分が休みなく働いている一方でわたしが家でぶらぶらしていることは

全く気に留めない。

わたしがお金をどう使おうが、何を買おうが「好きなもの買えばいいじゃん」だ。

夫のいいところは、ここに尽きると思う。

 

・・・と、自分の怒りを鎮めるために

夫のいいところをこうして書いてみたけれど、残念なのはそれ以外の

スキルがゼロなところなのだ・・・。

別に家事をしてくれと言う気は一切ない。(そこはとうにあきらめている)

ただただ、

「せめて自分のことくらい自分で責任持ってくれ」

とそれだけのことを求めているだけなのだ。

 

夫は家の中に一歩入ると、すべての責任を全部わたしに押し付ける人だ。

何かあればすべてわたしに聞いて来るし、わたしのせいになる。

誇張ではなくて、本当に万事がそうなのだ。

今回の眼鏡騒動もそう。

眼鏡を店に置き忘れてきたのは自分なのに

「自分の不注意」とは頑として認めなかった。(なぜ?)

真っ先に出た言葉は「お前が眼鏡をどこかにしまったんだろ?」だったくらいだもの。

(んなわけない)

 

昨夜はなんかもう、衝動的にこの人とこの先一緒に暮らすなんて無理だとすら思った。

ひとりで暮らしたいとすら。

 

別に離婚したいとかじゃない。

そういう現実的な問題とか理詰めの話じゃなくて、

なんかこう・・・別居婚とか、週末婚とか憧れるわ・・・とわりと本気で思った。

とはいえ・・・漠然と、ただ漠然と

無理だ無理だ無理だと思っているだけど、

わたしの生活はこの先も変わらないだろう。現実ってそんなもの。

 

ひとりになるにはぶっちゃけ死別しかない(笑)

が、夫の実家は両親ともに長寿家系で親戚一同まるごと頑丈な身体である。

夫がわたしより先に逝くなんてことは想像できないので

たぶんわたしが未亡人になるようなことは90%くらいない。

・・・とすると、ひとりになるには自分が先にこの世から消えるしかないじゃないか

・・・ということになる。

 

 

これはもうとっとと自分がこの世から消えたほうがいろいろ楽になるんじゃ?

などと、ゆうべは頭に血が上っていたのでどんどん妄想が膨らんだのだけど

 

「働くこと以外のすべてをわたしに依存している夫。

わたしがいなくなったらものすごく困るんだろうな。

ご飯もつくらないだろうな。

毎日スーパーで惣菜買ってくるのかな。

洗濯物はしわくちゃのままだよね。ごみの分別もわからないよね。」

 

とか考えると、夫のわびしいやもめ暮らしを想像して

やっぱり自分は傍にいないといけないのか・・・となってしまう。

 

そしてそんなふうに思ってしまう自分もイヤだ。

 

結局・・・・夫に成長を求めるのは絶対に無理なので、

老後生活を考えると・・・

もっともっと自分の「対夫スキル」を磨かないとダメという結論に落ち着く。

 

でもどこの奥さんでも・・・

多かれ少なかれ「人にはわかってもらえないけど大変なのよ」という

その人なりの悩みとか、ストレスってあるのかもしれない。

いや、なんかむしろそうであってほしいと願ってしまう部分もある。

(同志が欲しい!)

 

心の底から円満夫婦ってどのくらいいるんだろう・・・???

 

(少々多忙につき、しばらくコメント欄は閉じさせていただきます)