空き家の防犯対策。

以前のブログでも少し触れたけれど、

父が亡くなったことで空き家となってしまった実家。

火災保険を解約せざるを得なくなってしまった。

 

父の保険金を県民共済に請求した際、

火災保険(火災共済)にも加入していることが

芋づる式に共済側で把握されてしまったので

「解約してください」と言われてしまい、父が亡くなって早い段階で

解約しなければならなくなってしまったのだ。

 

正確に言うと、住宅用の火災保険には入れない・・・ということであって

一般物件用の火災保険(店舗・空き家など居住用でない物件用の火災保険)には

加入できる。

ただし、一般物件用の火災保険は共済では扱っていないので

別の損保会社で新たに加入しなければならないし、

料率が住宅用火災保険よりも高いので保険料が高額になってしまうという

頭の痛い問題点がある。

 

結論から言うと、結局火災保険には加入しない選択を取った。

 

今年中の売却を目指しているし・・・というのが一番の理由。

 

とはいえ、「何があっても構わない」ということではないし

やはり一番心配なのは「放火」。

 

こちらに重大な過失がない限りは、万が一火事になったとしても

それで責任を問われることはないけれど、

それでもご近所さんへ類焼させてしまうようなことがあってはならない。

 

今のところ、モロモロの後片付けのために

兄弟は隔週で実家に2日間泊まりにきてくれているし、

わたしも週に1度は様子を見に行くようにして、

郵便物を回収するなどしている。

 

ちなみに外玄関には、父の生前からセンサーライトが設置されており、

玄関に近づくとパっと照明が灯る。

 

それに加えて、最近兄弟が設置してくれたのが

室内の防犯カメラと照明をタイマーでON・OFFさせる機器。

 

これがなんだかすごいのだ。

毎日、午後5時になるとリビング・キッチン・和室・・・の3部屋の照明が点灯する。

そして、午後10時になるとそれらは常夜灯へと切り替わり、

翌朝6時になると消灯するのだ。

 

外から見たら、もう完全に「人が生活している」ようにしか感じられないと思う。

 

 

 

室内防犯カメラを設置したのは、

「ちゃんと照明のタイマーが作動しているかを確かめるため」

だったらしいけれど、

この室内カメラは動作検知するとスマホに通知が来るので、

これも防犯に役立つと思う。

↓こういうもの。

 

 

 

これらは、スマホから室内の様子を確認できるので

わたし・兄・弟、それぞれのスマホから定期的に様子を見ているけれど

 

 

これが実に怖い。

 

 

だって、冷静に考えたら

「誰もいないはずの部屋」に明かりが灯っている・・・・という

なんだかもうそれだけでちょっとゾゾっとするし

 

ジーっとスマホを眺めてて、

知らない人間が・・・・あるいは人間ではないものが・・・・???

映ったらどうしよー???

という、妙な恐怖感が湧き上がってくるんだもの・・・・!!!(゚Д゚;)

 

でも・・・・

 

わたしがこうしてスマホ越しに父の家の中を覗いていても

なんだかゾワゾワとした恐怖感が湧き上がってくるのだから

 

こういう照明タイマーをセットしていることを知らない

「向こう三軒両隣」のご近所さん達にしてみたら

 

 

「〇〇さんの家、誰もいないはずなのに毎晩電気がついているのよ」

 

ということになるわけで・・・

もしかしたら、もっともっと不気味な思いをさせてしまっているかもしれない(汗)

 

 

まあ・・・・

父の家は、周りは田畑しかない田舎で住人も少なく、

平均年齢も高い地区なので・・・

 

都会に比べたら放火のリスクは低いとは思うけれど

 

「絶対」はない話なので、

なんとかこれらが少しでも防犯・・・というか、放火対策になればと思っている。

 

それでもやはり、早めに売却できるようにすることが一番。

なんとか半年以内には売却できたらいいなと思う。