介護は十人十色。

わたしはTwitterのアカウントも持っていて、毎日くだらないことを

呟いているのだけど、介護系アカウントの方のツイートもよく覗かせてもらっている。

(※わたしのは介護アカウントではないですが)

 

でも、介護系アカウントを作ってツイートされている人の多くは、認知症の親御さんを

お世話している人がほとんどで、自分とは状況がまるで違うので、

あまり参考になることはなく・・・

 

むしろ、そういう人達は仲間同士で励ましあって、たぶん実際は大変なことも

たくさんあるはずだろうなのに、あまりネガティブなことは吐き出さず、

「父親のために、母親のために」と、親御さんが少しでも幸せに日々暮らせるように

奮闘されている方がほとんど。(わたしが見ている十数人の方に限った話だけど)

 

自分は彼女たちのようには、温かい目線で父親と接していないんじゃないか?と

(もちろん顔には出さないように努力しているけれど)

彼女たちのツイートを見ると、自分がものすごく冷たい娘のように感じられて

ときどきドーンと落ち込んでしまうこともある。

自己嫌悪っていうのかなあ・・・。

 

だから、介護を頑張っている方たちのことは基本的にはこっそり覗かせてもらうだけで

フォローはしない主義。(どうでもいい主義)

 

自分の気持ちが前向きでないときに、そういうツイートを見ると

心が疲弊してしまうから・・・ね。

自分のTLでは、全く介護とは関係のないツイートで埋め尽くされているほうが

わたしにはありがたい。

毎日毎日「お互いにがんばろうね」と言い合う関係もしんどいから。

 

そんな中で、ひとりだけ・・・・わたしと相互フォロー関係にある人がいるのだけど

彼女のツイートを読んでいると、ときどき

 

「もっとこうすればいいのに・・・」

 

と、つい思ってしまうことがある。

その人に限ったことではないけれど、周囲から客観的に見た時に

その介護者がものすごく何かにこだわっていたり、こうしなければ、と

思いすぎていたり・・・と、考え方の柔軟性を欠いているように思うときって

意外と多いんだなぁ・・・と気づく。

 

けれど、そこはよけいなことを言うべきではない、と思うので

いくら老親を抱えた者同士といっても、

簡単には「こうしたら?」とは・・・言えそうで言えない。

 

それは、やっぱり立場を置き換えたらわたしも同じだろうな~と思うから。

 

きっと、周囲から・・・ブログ読者の方から見て、

「こうしたらいいのに」と、思われていることってたくさんあると思う。

けれど、

親の介護って、単純に「環境」だけじゃなくて、

そこには親子の関係だったり、親の性格だったり、兄弟がいても兄弟の性格もある。

そして何より自分の性格。

 

聞いている人、読んでいる人には簡単には理解できない見えない「理由」が

背景に存在していていることがほとんど。

そして、その形のない「障害物」が物事を簡単には進ませてくれなかったり

「こうすればいいのに」と言われるとおりにはさせてくれない。

 

それは言葉で簡単に説明できない部分でもあるから、誰かに話すとき、書くときには

省略する部分になる。。。。

 

そこを理解しないで

「もっとこうすればいいのに」とか「こだわりすぎている」なんて

安易に指摘してはいけない、踏み込んではいけない部分なのだと思う。

 

だからこそ、「介護の在り方は十人十色」って言われるのだろうなあ。。。

 

自分が今こういう日常になって初めて身に染みている。

 

 

ちなみに、わたしはTwitterではブログに書いているようなヘビーな感情は、

あえてほとんど呟かない。

それは、自分の中での住み分けというか・・・

どちらにも、もう一方の「自分」を持ち込みたくない、というこだわりから。

 

 

わたしにとって、Twitterはブログに書いている「現実」から逃避できる場所であって

年齢性別関係なく、つながれる場所。

 

そうそう。

最近、一番うれしかったことは大学生の女の子が「就職決まりました」ってDMで

こっそり報告してくれたこと。

 

その子とはもともとツイッター上で2年くらいの付き合いがあったのだけど、

今年就活ということで、3月ごろ、かなり病んだツイートをしていたので心配になり

去年の自分の息子と重なったこともあって、DMで話を聞いてあげていたの。

たぶん、全くしがらみのない関係だから言えることってあるかなーと思って。

親にも言えないことってあるだろうし・・・。(親に心配かけたくないから)

 

「あのとき話を聞いてもらって本当にうれしかったので、

どうしても真っ先に報告したくて」

とDMで教えてくれたときには、もうわたしのほうが1日ハッピーな気分になった。

 

こういうこともあるのが、わたしのTwitterの楽しみかもしれない。

 

 

あ、なんだか話がどんどんズレてきちゃった・・・。

 

 

 今日介護のことで悩んでいた、唯一の介護同志のフォロワーさん・・・・

わたしが具体的にアドバイスできるようなことはないけれど、

彼女の問題にいい解決策があるといいな・・・と、

遠くから思ってる・・・。