もう3月で、息子の卒業&引っ越しも間近ということで、
精神的に落ち着かない日々を過ごしています。
冷静に考えたら息子24歳ですよ。
もう何もかも自分でやるべき年齢だとわかっていますが、
育て方が悪かったせいで、ボケーーーーっとしすぎてて頼りないったらもう・・・。
今この期に及んで思うことは、
「親がしっかりしていると子どもは頼りない」というのはホントだなーということ。
当然、親が頼りないと子供がしっかりする・・・って現象にもなるわけですが。
でもまあ、息子のことを多少擁護してやるとすれば・・・
わたしだって、自分で引越の手続きをしたのは、30歳過ぎてからだったということ。
結婚するときには、年金とか住民票など自分のことに関する変更するだけで、
住まいに関することは先に新居に入居していた夫が全部やってくれていたので、
何もしなくてよかったわけです。
その新居となったアパートから、30歳以降に地元へ戻ってくるときが
自分にとって本当の意味での初めての引越し経験でした。
まあ、そうやって思い出せば
「24歳にもなって」とか、それほど気にすることもないなと思ったり。
だって、18歳だろうが24歳だろうが、初めて社会人になるときのドキドキは
同じですもんね。
息子の引越しにあたり、やらなければいけない諸手続きはいろいろあるわけで
少しずつ書いてみたいと思うのですが、
手続した順・・・というところで、今日は「年金」のこと。
実は恥ずかしながら、ずいぶん前から息子は年金手帳を紛失してしまっていました。
紛失に気が付いたのは2年ほど前。
息子はアパートにはない、と言い張るし、
わたしのほうも、実家になんて置いてない・・・・。
でも、大学へ入学したときに住民票とともに国民年金の住所変更もしているはずなので
ずぇ~ったいに、年金手帳はアパートのどこかにあるはずなんですよ(ぶつぶつ)
まあ、在学中は特に年金手帳が必要になる場面はないので、
「就職までには再発行してもらわなければ」という感じでいました。
で、その就職もいよいよ近づいてきたので
「早く再発行手続きに行きなさいっ」と、何度も督促していたのですが
卒業研究が忙しいのを言い訳に息子はなかなか行かず(←かなりイライラさせられる)
今週になってようやく行ってきたそうです。
あ、年金手帳の再発行はいたって簡単らしく・・・・
年金事務所に本人が行けば窓口で即日再発行してもらえるそうです。
ところが、ここで全く盲点だったことが。
年金事務所の窓口で、職員の方から
「保険料の前納は止めなくて大丈夫ですか?このままだと4月にまた親御さんの
クレジットカードから前納保険料が引き落としされますけど?」
と言われたとのこと。
息子は、ハッキリ言ってまだ国民年金と厚生年金の違いすら分かっていない若造なので
その窓口の人の話を「はあ・・・(よくわからん)」という感じで聞いていたらしく
「・・・って言ってたけどいいの?」と
わたしに確認する感じで後からLINEで報告してきたのですが
それを聞かされた時には、わたしも深く考えずに
「え?4月から就職だから厚生年金に切り替わるし、それは年金手帳を出せば
会社のほうがやってくれるから、もう国民年金が引き落とされることはないはずだよ」
と息子に返事をしていました。
でもなんとなく、気持ち悪かったので自分でネットで調べたところ・・・
ぬぁーんと、
口座振替やクレジットカードでの「自動引き落とし」の設定をしていると
こちらが何も申請しないと次回も同じように保険料が引き落とされてしまう
のだそう!
これは全く盲点でした。
息子が年金手帳の再発行に行かなかったらたぶん知らずにいました(笑)
これは前納の引き落としが春であることと、就職が4月ということで
タイミングがぴったり重なるのが原因のようですが
4月になって厚生年金に切り替われば、当然保険料は給与天引きになるわけなので
一見、手続き不要に見えるものの、
要は、
厚生年金への切り替えが、自動設定してある国民年金保険料の引き落とし日までに
事務処理上すぐには反映されない
ことが原因で重複で徴収されてしまう・・・という現象が起こるのだそうです。
もちろん、引き落とされてしまった分は重複払いなので後日返金はされるけれど
それらについても年金事務所が「ごめんごめん重複してたから返すね~」と、
自動的に返金してくれる親切設計ではないらしく、
重複だとわかった後、年金事務所から「還付金申請書」が送られてくる
↓
返金先の口座などを記入して送り返す
↓
返金される
・・・という手間がかかるそうで、実際に返金されるのに計3か月くらいかかるようで
かなり気長に待たなければいけないらしく、これはめんどくさい。
何より、うちは息子の保険料を2年前納払いに設定していたので
つまり放っておくと今年も2年分(約38万円・・・!)がカードから自動的に
支払われてしまうわけで、これは後から戻るとはいっても、数か月気長に待つには
大きすぎる金額です。
そして息子が「窓口の人に渡された」と送って来た画像がコレ。
「クレジットカード納付辞退申出書」
こんな申請書類があるんですねー。知りませんでした(汗)
窓口の人からは
「これを記入して3月15日までに郵送してもられば前納払いをストップできます」
と言われたそうなので、急いで息子に書かせてすぐ投函せよ!と指令を出しました。
親のほうで最寄りの年金事務所に直接行って引き落とし停止の手続きもできますよ、
と窓口で言われたそうですが
「は?なぜにお母さんがわざわざ時間割いて年金事務所に行かねばならぬ?」
と拒否しましたね。甘えるでないっ!
我が家のようにこの春お子さんが就職&お子さんの保険料を前納自動引き落としで
払っていた親御さん・・・・がいらしたら、
放置しておくとこの春も前納保険料ドカンと引き落とされてしまうので
ご注意くださいね~。
あ、こんなこと知らなかったのわたしくらいだったら恥ずかしいですが・・・(汗)
ともあれ、
我が家は20歳から4年間は学費の支払いや仕送りに加えて、この国民年金保険料も
親が払ってきてやる方針でやってきたので・・・
ほんっとに18歳以降の親の負担って、中高時代とは比べ物にならないレベルで
大きかったと思います(笑)
そして、これらが全部終わって本当に今年からは身軽になれるんだなぁ・・・と、
本当に感慨深いですね。