父との衝突からまもなく1週間・・・。
悩んでいても、目の前のことからは逃げようがないので、自分が楽になれる距離感を
模索中ですが、とりあえず今までやってきた身の回りの世話は変わらず続ける、
でもそれ以上近づこうとはしない、
父がどう思うか?を気にしすぎず、憂鬱だった土曜日の長居もやめる。
そんなふうで自分のバランスを整えることに徹しようと思います。
ジメジメした話ばかり書くのも自分でも楽しくはないので、
今日は息子の話。
4月から新社会人として、なんとか元気にやっている様子の息子です。
学生時代の、アパート一人暮らしのころと比べると、母としての安心感はまるで
違うのですが、それは単なる年齢的なことじゃなくて、
やっぱり、朝夕食事付きの独身寮に入っている&昼は社員食堂・・・というところで
「学生時代に比べたらずっと食生活が健康的になっている」
という安心感かなという感じです。
独身寮は、風呂・トイレ共同なので、息子は最初は少し憂鬱に思っていたようですが
会社から帰るとすぐにお風呂(しかも大浴場)が沸いている、
しかも掃除しなくていい・・・というラクチンさはやっぱり大きいようです。
まだ研修中で定時退社ばかりなので、
帰宅後すぐ、なんと毎日午後6:30にはお風呂に入るルーティンになっているそう。
新社会人とはいえ、もう24歳。これまでも用事がなければ息子から連絡が
来ることなどなかったのですが、
これが面白いことにこのごろ毎日のようにLINEが来ます(笑)
その理由は・・・というと、
就職先の企業でこの1週間は「お金教育」がされているようで、
そのことでいろいろ質問や相談をしてくる・・・という、ちょっと予想していなかった
状況が生まれています。
一番最初に来たのが財形についての相談で・・・
また翌日に今度はこれが・・・。
それからさらに翌日にはこれが。
確定拠出年金の運用先をどれを選んでいいのかわからないというので
資料の画像を送ってもらって、あーだこーだと投資信託について説明して、
親子談義の末・・・
会話はかなり端折っていますが、
実際にはこの10倍くらいの会話をやりとりしました(笑)
いろいろと話して楽しかったです。
うちは夫が資産運用や投資に無関心なので、まさか息子とこういう話ができるように
なるとは~~~!という意味でも新鮮でした。
それよりも、もっと驚いたのは今どきは新人研修でこんな「お金教育」まで
してくれるだなんて、すごいな!ということ。
かなり分厚い資料を与えられて、外部から専門の講師がきて、
財形、保険、持株会、企業型確定拠出年金、確定給付企業年金、第三年金についての
説明を日替わりでじっくり受けたそうです。
まるで本格的な「投資セミナー」みたいじゃん!とびっくり。
「学校でお金の教育をしたほうがいい」という意見を言う人がたまにいますが、
そんなことしなくても、ちゃんとこういう教育の場はあるってことですよね。
それも、大人になって自分自身で収入を得るスタートの段階で教えてもらえるわけで
「これから自分がもらう給料でどう将来に備えるか」ということを、
より実践的に、自分のこととして考えることができるし、
「学生時代のバイトよりずっと多い給料をもらって浮かれていたらだめだよ」と
クギを刺してもらう意味でも(笑)いいタイミングだなあと思います。
↑全体的に「積立投資」をすごく推すようなレクチャーだった様子なのもまた新鮮。
(たぶん証券会社から講師役を呼んでの研修だったのだと思います。だから
投資推しムードだったのかもしれません)
今どきの社員教育は至れり尽くせりなんですねえ。
そんなわけで
最後に、連日の息子との会話の中でのハイライトはこちら。
母子ともに認める息子のケチっぷり。
これからしっかり貯めてもらいたいと思います、ハイ。