なんだかブルーになってきた。

明日、健康診断に行く。

恥を承知で白状すると、健康診断を受けたことがない。

以前、パート事務員で務めていたときも、職場での健康診断ってなかったし

協会けんぽから自宅に届く健康診断のお知らせもずっと無視してきた。

心の中で、「受けなくちゃなあ」とは思いつつ。

 

(そのわりにがん検診はちゃんと受けているのは自分でも謎)

 

自分で何年も不摂生をしてきたことを自覚しているので

検査を受けてそれを直視する勇気がなかったのだ。

わたしの場合、お酒もたばこもやらないのでこの場合の「不摂生」は

お菓子とかスイーツとか、間食とか

カロリー無視したご飯の食べ方とか量とか

・・・・つまり、甘いものの食べ過ぎによる数値の悪さ。

 

運動だけはずーっと続けているけれど、

明らかにそれを上回るカロリーと糖分・脂肪分を摂ってる自覚があった。

 

そんな自分が健康診断を受ける気になった理由はいくつかあるけれど

一番はやっぱり「歯列矯正」だ。

 

抜歯は確実で、抜歯したうえでワイヤー矯正をすることになっている。

ふと思ったのは、

「もし矯正中に入院・手術とか必要になったらどうするんだろ?!」

ということ。

 

矯正中は基本的に月に1度の調整で通院が必要なので、

たとえば2週間くらいの手術入院・・・なんてイベントが発生しても

そのくらいなら何とかなりそうだと思う。

けれど、自分で自分の歯のケアができないような状態だったら?

万が一、重大な病気が発見されたら?

・・・と、持ち前の心配性と、なんでも完璧に備えておきたい性分から

妄想を膨らませた時、

少しでもそういう病気入院リスクを排除しておくためにも、

矯正前に・・・・なんなら抜歯前に、

検査できることはしておいたほうがいいなあと思った次第。

 

そして

 

胃カメラと大腸カメラも前回から3年経っているから受けておくかな。

 

ああ、ワイヤー矯正しているとMRIも受けられない可能性があるとも

どこかに書いてあったから

(外さないとダメなど)

脳ドックなんかも受けておいた方がいいかなあ・・・

 

・・・と、考えていたらだんだん気持ちがブルーになってきた。

 

いや、検診や健康診断は病気の予防と早期発見のために

とてもとても重要だから、いいことじゃん!!

・・・と頭ではわかっている。

 

でも、きっと歯列矯正をしなかったら、

こんなふうに慌ててあれもこれもって検査のこと考えなかっただろうなあ・・・

なんというか、日数や年数に追われて逆算して予定を立てたりする必要もなくて

もっといろいろ気持ちが自由だったなあ。

 

そういえば、10月から本当は通信制大学に入ることを検討していたはずだった。

4月の段階ではやる気まんまんだったのに。どこへいった?

 

なぜこうなってしまってるんだろ。

歯列矯正の話さえなければ、今頃もっと気楽に自由にしていたのになあ。

お金だって使わずに済んだはずなのになあ。

 

わたし、なぜ歯列矯正するんだ?

本当にしなきゃいけないのかな?

最近、がちゃがちゃな嚙み合わせにも慣れてきてしまってなんとか食べてるし

矯正をやっぱり止める・・・って選択肢も本当はあるのかな・・・。

 

・・・・・と、だんだんと

ものすごくマイナス思考なところへ気持ちが沈んでいってしまっている。

 

自分でしっかり考えて納得したはずなのに、

気持ちのどこかで「なぜこうなっちゃったんだろ」って思ってるんだろうな。

たぶん、歯科医から矯正を勧められなかったら

きっと今みたいなことになっていなかっただろうな、と。

 

50代からの歯列矯正って

「あと20年くらい生きると想定して、やる意味があるか」

みたいなふうに考えるので

なんだかすっごく、人生残り時間を否応なしに意識させられる

・・・って、そんな気持ちになるせいかもしれない。

 

あまりにもネガティブすぎるわ。

 

でも、どこかでこのモヤモヤした気持ちを吐き出しておかないと

どんどん憂鬱になってきてしまいそうだから、

ここでどばぁーーーっと、とりとめもなく吐いておくことにした。

 

 

まあ、なんとかなるでしょ!なるさ!