人間の身体ってスゴイ!

すごいよ、すごい。

 

前回記事を書いたのはちょうど装置を入れた当日だったから4日前のこと。

今読み返して、恥ずかしくなるくらい混乱してたな・・・わたし。

 

なんと、矯正生活4日目にして、すっかり慣れました。

自分でも信じられないけど、なんか普通にしている限りはほぼ気にならなくなった。

矯正していること忘れるくらい。

 

あの記事を書いた後に、特に深刻だったのは「ズタズタになりそうな舌」だった。

 

しゃべるとき、装置にあたって痛い。

食べるとき、装置にあたって痛い。

飲み込むとき、装置にあたって痛い。

まさに三重苦って感じで、さすがに心折れたし絶望を感じた。

 

自分なら頑張れる気がして、意気揚々とスタートしたはずの矯正が・・・

なんだかすっごい洗礼を受けた気分。

実際には自分が思っていたよりずっとずっと大変で

あと2年半~3年・・・・って、途方もない日々を

この器具とともに24時間、1000日も一緒に過ごすの?と思ったら

後悔すら頭をよぎったほど。

 

ちなみに歯の痛みは全然耐えられるレベルで、想定内だったけれど

辛かったのはとにかく

口の中の異物感と、舌を痛めつけられる感じ。(どちらも想定以上だった)

 

が、

 

4日目にして突然、なにやら馴染んできたよ!

 

信じられないけど、あれほど窒息しそうな勢いだった違和感・・・・

どこへ行った?

あれ?昨日まで、あんなに舌にあたって痛くてつらかった内側の器具、どこ?

 

・・・っていうくらい、なんか異物感と痛みがなくなってきて、

 

 

どうやら共存が始まった様子。

 

人間の身体ってすごいね。感動すらしたよ。

もっとも、ネットで矯正装置についてのあれこれを調べると

どの記事でも「数日で慣れます」とあった。

 

しかし、どーやっても慣れる予感なんかしない!!!と、思ったし

ちょっとメンタルを病みそうなくらいだったのに、

なんだかよくわからないけど、何も感じなくなりました。

 

ちなみに、食べることは相変わらず苦労してます。

 

これね、矯正装置を入れるまで気づかなかったことなのだけど、

食べるときに、「舌」って人が思っている以上に動くんですよ。

そして、飲み込むときにも無意識に「舌」を使ってて、

舌で食べ物をのど元に運んでいるのです!

 

装置によって舌の動きが制限されて初めて知ったよ・・・・。

飲み込もうと思っても飲み込めないの・・・笑。

舌が自在に使えないし、押し込もうとすると

上あごの真ん中に鎮座するワイヤーにひっかかるし。

 

その「当たり前に無意識にやっていた舌の動き」が装置によって制限されて

パニックになりかけてたわたし。

 

でも、それもうまーく装置を回避しながら食べたり飲み込んだりするコツをつかんだ。

もっとも、まだ噛むときに激痛状態なので、

食べられる物自体限られているのだけど、

とりあえず何とかなるようになってきたのでこちらも解決。

 

メンタルも無事回復。

どうなることかと思ったけれど、たぶんもう大丈夫だ。

 

ちなみに、息子夫婦のところへ行ってふたりにも矯正装置を披露してきた。

 

わたしはブラケットが白すぎるのが気になって凹んでいたけれど

ふたりとも口をそろえて

 

「え?矯正ってそんなもんじゃない?別に変じゃないし、何とも思わない」と。

 

お嫁さんからは

「むしろ使っているうちに白色も褪せてくると思うから目立たなくなるんじゃないかな」と。

 

確かに!

 

そしてこちらも4日目にして・・・・

 

なんか見慣れてきたよ。

鏡の中でニッと笑った時の歯にズラリとブラケットが並んでいるその顔に

見慣れてきて、違和感を感じなくなったし気にならなくなってきた。

 

何度も言うけれど、人間の身体って順応できるようにできてるんだねえ・・・。

 

そんなわけで、3日間落ちて何もする気になれなかったメンタルも無事浮上。

 

頑張れそうな気がします☆