以前、歯の審美治療を受けたいという話を書いたけれど・・・
「ホワイトニングをしたあとに、某審美治療方法で前歯の形を整えたい・・・」
というのがわたしの希望。
でも、ホワイトニングとその審美治療の両方をやっているところは少なくて・・・
HPやブログ、インスタなどで積極的に情報発信している、ある歯医者を見て
なんか先生優しそうだし、Googleレビューの評価も平均「４」と悪くない。
カウンセリングにとても力を入れている風だから
ここなら相談しやすそうだなあ・・・！と、
ドキドキしながら「ホワイトニングと〇〇の相談をしたい」と予約を入れた。
そこは実は自宅から片道４０分も離れている。
遠すぎるかなあ・・・と思ったものの、信頼できる歯医者さんであれば
治療終了後は３～６か月に１度、
検診で通うだけだからいいだろう・・・と思ってそこに決めた。
そして昨日行ってきたのだけど・・・
どうも、思っていたものと、期待していたものと違っていた。
まず受付スタッフの、笑顔なし対応に、アレッ・・・・・？と思う。
（どうでもいいけど歯医者の受付って無表情の人多くない？偏見？）
でもまあ受付の人はこんなものかな・・・と受け流してみた。
次に、名前を呼ばれて、カウンセリングルームなるところに通された。
やはり審美治療をしている歯医者さんだと、
こういう部屋があるんだなあ・・・と思った。
対応してくれたのは歯科衛生士さんで、ホワイトニングについての説明を受ける。
やったことのある人にはわかると思うけれど
ホワイトニングには、
歯医者さんで１日で一気に白くするオフィスホワイトニングと
自宅で２週間ほどかけてゆっくり白くするホームホワイトニング（少し安い）がある。
一番迷うのは、「どっちを選んだらいいのか？」ということだったので
「どっちを選ぶ人が多いですか？」と聞いてみると
「いや～～～なんとも言えないですねーーー。どっちも効果は同じなので。
どっちがいいとかもないし、もうほんとそれぞれです！」
一旦白くしたホワイトニング効果はどのくらい持つものなのか？と聞いても、
「それも個人差ですねーーー。」
なんだか質問しても、全く参考にならない答えばかり返ってくる。
そりゃ確かに個人差かもしれないけれど、
プロとして、ネット情報よりもっとためになるアドバイス欲しいぞ？と思った。
なんかこう、ホスピタリティを感じない。
どこかのショップのバイト定員と話しているかのような気分。
あ、なんか全然伝わってないな・・・と感じたのでもう質問はやめることにした。
レントゲンなど一通りの検査をして、診察台に座ってからようやく先生が登場。
検査結果を見て、開口一番先生が言ったのは
「〇〇（歯の修復）をご希望ってことですけど、
こういう食いしばりによる前歯のすり減りのケースは
この治療法をやっても、かなり早い段階ですぐに欠けてしまいますよ。」
とあっさり、淡々と言われた。
いきなりＮGを出されたことがショックだった。
私「今は寝るときマウスピース使ってガードしているんですけどそれでもダメですか？」
歯「意味ないですね。」
私「前歯を普段から使わないようにしているんですけど」
歯「それも関係ないですね。普通はこういう歯の場合はセラミックかぶせますから。」
私「今、機能的に何も困っていないので、なるべく歯は削りたくないんです。」
歯「そうなんですか。まあすぐ欠けてもいいならやりますけどね。」
なんだこの会話？なんかいちいちグサッグサッとくる。
何を話しても笑うことなく冷静に返されて、もう何にも言えなくなってしまった。
そして最終的には
「早ければ半年もしないうちに、欠けてくる可能性はありますけど
それでもいいというなら、やるのは全然かまわないですよ」
と言われて・・・・なんとなく流れ的に今更NOと言えない感じだったので、
「それでもいいです」と伝えて、
ホワイトニングのあと修復治療をすることになった。
でも、次回の予約を入れて、帰宅のために車を走らせているとき
やっとやっと、やりたかった治療が始まるというのに
少しも気持ちがワクワクせず、
それどころかどんどん憂鬱になってきていることに
気が付いてしまった。
「半年もしないうちに破損するかもしれないですよ」
と言われた治療そのものへの不安と
受付事務も、歯科衛生士も、そして歯科医本人も、わたしが安心感を感じられて
何でも気軽に相談できる人達ではなかったことへの不安だった。
しかも片道４０分というこの距離。
本当にいい歯医者さんだったら気にならないだろう。
でもこんなにモヤモヤした気持ちなのに、遠方から通う価値があるといえるだろうか？
とりあえず流れにのって、次回の予約を取ってきてしまったけれど
「いや、今ならまだ止められる」
と、そういう思いがだんだん強くなってきて・・・・・。
だらだらと長話を書いたけれど
４０分かけて自宅まで戻ってきたときには、もうキャンセルの意思が固まっていた。
情けないなあと思うけれど、
やっぱり歯の治療って、すごくすごく大事と思うし
ましてやわたしの場合、審美治療なので無理して進めるのはよくないし
少しでも不安を感じるのなら進めてはいけない気がしたので
立ち止まってよかったと思う。
ただ、先生が「お勧めしない」というのは（言い方がそっけなくてイヤだったけど）
プロの見解として、
おそらくどこの歯医者へ行っても同じようなことを言われるだろうということは
よくわかったので、
（それならそうでもっと具体的に提案とかしてほしかったな）
セラミックにするのか？も含めて
もう一度よく考えてみようと思う。
でも、とりあえずこの歯医者さんには二度と行かない。
「治療に不安を感じたので」と言ってキャンセルをしましたよ。
