めまぐるしかった1年。

今年最後のブログ更新。

今年は自分自身は普通でも、自分の家族に大きな変化があった年だったなあと思う。

 

まず2月、その1年前に入籍を済ませていた息子夫婦が結婚式を挙げた。

当時、年明けからどんどん感染者数が増えて、

まさにピークを迎えた時期の挙式だったので、本当に当人たちは神経をすり減らして

いたと思うが、ほとんどの友人たちが祝福に駆けつけてくれて、盛大な披露宴となり

そのパーティーに親として参加させてもらえて幸せだった。

 

そして、孫の結婚式をなんとか無事にあげさせようと思ってくれたのか・・・・

ずっと入院闘病中だった義母が、

息子の結婚式のほんの数日後に意識不明に陥ってしまった。

 

コロナ禍でずっと面会禁止だったのが、

意識が無くなってしまって初めて、主治医から

「いつ急変するかわからないので今後は24時間ご家族どなたか付き添ってください」

と言われたため、

わたし、夫、義兄、義兄次男・・・の4人で24時間の「付き添いシフト」を組み

付き添う生活が始まった。

わたしは毎朝5時から昼の12時までの7時間を担当して、

ずっと病室で義母に付き添っていたけれど、

90歳の義父も、義母に寄り添うために毎日病室に通っていたので

実際には、眠る義母と、義父とふたりで見守っていた。

義母が目を覚ますことはないとわかっている中で、

それはつらい時間でもあったけれど、

次男の嫁として、義父母と触れ合う機会が極端に少なかった私には、

一生忘れられないかけがえのない時間となった。

 

5月末・・・・夫にとって大きな災難というか、圧迫骨折をしてしまった。

大きな怪我も病気もしたことがない夫にとって、

1か月近くも仕事を休むってすごく大変なことだった。

きついコルセットでがちがちにガードして、1日中ソファで寝ているだけの日々は

精神的にかなり堪えていたようで、

「仕事に行けないことによって自信を喪失していく」ウツっぽい症状も出ていた。

で、夫にとっては厄年だったんじゃないか?と思えるほど悪いことが重なったのだけど

(母親を亡くしたことも含めて)

実は圧迫骨折の治療中に、なんと肋骨も骨折してしまった。

「なんか痛いんだよね~」という程度の痛みだったようだけど、

圧迫骨折の診察のときについでに診てもらったら「肋骨折れてますよ」と

指摘されたという・・・(笑)

幸い、どちらも今は関知している。

本当に夫には災難続きの1年だったと思う。来年は健康で過ごせるといいね。

 

そしてリアルでは誰にも言えない個人の楽しみとして、

7月に、2度目の英検1級合格を果たした。1度目の合格のときには

スコアに満足ができていなかったので、「英検の借りは英検で返す」じゃないけれど笑

再チャレンジすることで、自分のなかのうっぷんを晴らしたかったのだ。

そして、奇跡が起こって、満点に近い点数で合格することができた。

私の語学なんて、本当にどこに役立つでも生かすでもない

自己満足の世界なのだけど、自己満足でもここまで粘り強く頑張れたことは

我ながら自分をほめてもいいんじゃないかなと思っている。

 

そして11月。息子が「テレワーク+新幹線通勤」の決断をして、

夫婦で地元に引っ越してきた。地元といっても、

我が家からは車で片道40分くらいのところに住んでいるので、

決して近所ではないのだけど、それでも余裕で日帰りできる距離だ。

 

年末年始は実家で過ごすということで昨日帰ってきたけれど、

今までならスーツケースに着替えを詰めてきていたのが、

今回は紙袋に入れてきた(笑)

それを見て、「ああ~ほんとに近くに越してきたんだなあ」としみじみした。

 

まだまだうんと先、と思っていたお嫁さんの出産も

妊娠8ヶ月に入ってくると、もうあっという間な気がしてくる。

 

来年は、赤ちゃんという新しい家族の登場で

また楽しい1年になりそうだ。

そうであってほしい。

 

自分はまた、自分の目標を立てて、自己満足な努力を続けていきたいと思う。

 

こんな不定期ブログに足を運んでくださった方、

1年ありがとうございました。

 

皆様も良いお年を!