これはお告げ。

ちょっと恥ずかしいけど、日曜日の出来事。

何やらお尻がぬるぬるとするので、

気持ち悪いなあと思い、トイレに行ってペーパーで拭きとってみたら、

なんと血がついていた。

 

女性の場合、「どっちから出てる血だ?」というのが大事なのでしっかり

確認したけれど、これは間違いなくお尻のほうだった。

でも、痛みはまったくない。

何の違和感も感じていないのに、血だけが出ている・・・。

 

おそろしや・・・。

 

血といっても少量なので、ちょっと様子を見ることにしたのだけど、

夜になっても、さらに翌朝になっても、

その「少量の血」が止まらない。

 

こうなると、どんどん悪い想像ばかりが膨らんでしまってよくない。

そして気が付けば「検索魔」になってしまっていた。

 

血の色が鮮やかであればほとんどの場合「痔」だと書いてあるけれど

 

「大腸がんでも直腸(肛門の出口に近いところ)の腫瘍だと鮮血が出たりする」

 

などと脅し文句が必ず書いてある。

つまりは「自己判断は禁物だよ」という注意書きなんだと思う。

 

 

痔なのかなあ?でも違和感も痛みもないんだけどなあ・・・と

これまた無症状であることが、自分の不安を増幅させる。

しかも、調べていて知ったけれど肛門に近い直腸にガンが出来た場合は

高確率で人工肛門になるという・・・(どこまでも想像力が膨らむ)

 

ふと気が付くと、そんなことを調べ続けて半日が立っていた。

買い物にもいかず、家事もせず、英語の勉強もせず。

 

こんなことしてちゃ、いかーーーーん!

 

と、ハッと我に返り病院に行くことを決心した。

わたし、心配性で検索魔のわりに、決断したら行動は早いほうなのだ。

だって、どれだけ不安を解消するためにネットをググり続けたところで

安心感は得られないんだもの・・・。

 

そして、もしかしたら痔なのかもしれないけど、ここは胃腸科に行くべきと思った。

たかが出血ひとつでここまで不安になるのは、

自分がこれまで大腸の検査を一度も受けたことがないからであって・・・

もうこれは

「病院へいけ」という神様のお告げだと思ったわけ。

 

だから、自分から「大腸カメラの検査してほしい」と言うつもりで胃腸科を検索した。

 

5~6年ほど前に胃カメラは受けたことがあるので、

今回の大腸カメラも鎮静剤を使ってもらうことに決めていて、

鎮静剤を使う以上、車ではいけないので自宅から約1キロのところにある、

徒歩で行けるクリニックを選んだ。

検査を受けることを夫には言いたくないから、

あくまで自力で行けるところにしよ~~と。

 

*~*~*~*~*~*~*~

 

夕方の診察時間に出かけると、幸いほかに患者はいなかったので

すぐに診察室に呼ばれて先生と対面。

Googleの口コミビュー評価がとても高かったので、患者さんは少なくても

大丈夫だろうと思ったけれど、明るく”サクサク”しゃべるユニークな先生だった。

症状を話したところ、先生は半笑いで

人間の腸の中がどうなっているかを丁寧に説明してくれた上で

 

「まあ、便に異常がないならたぶん痔だよ。」

 

とあっさり。

胃腸科の先生なのに、胃腸の原因を疑わないものなのか・・・と

ちょっと拍子抜けだったけれど、そういうケースが多いってことなのかな。

 

検査を受けたくない人であればたぶん、「あ~よかった~」と

さっさと帰るところかもだけど

この日のわたしの目的は「検査を受ける」ということだったので

 

「こういう機会でもないとなかなかきっかけがないので

大腸カメラお願いしたいです!」

 

と自分から言うと、先生も

「そうだね。今まで受けたことないならやってもいいかもね。」

というわりと軽いノリでOKしてくれた。

 

ここでさらにわたし、もう一声。

 

「あ!ついでに胃カメラもお願いします!」

 

偉くない?(笑)だって、どうせ鎮静剤でボーっとするんだから、

ボーっとしてるついでに胃も診てもらうほうがいいに決まってる。

胃カメラだって、何か不調が出ないと受けようと思わないもんね・・・。

そうしたら先生も、

 

「おお、そうだそうだ。やっちゃえ、やっちゃえ~!

〇〇さーん(看護師さん)胃カメラも追加ー!」

 

と、なんだかラーメン屋の店主みたく見えたし。

 

 

・・・とまあ、そんなわけで大腸と胃、

ダブルの内視鏡検査受けることになりましたとさ!

 

 

 

 

検査の予約はまだ先なのですが

終わったらレビュー書きます(笑)