痛いのはホントの話。

前回の記事を書いた時に、

父と姉妹とわたし・・・の4人の旅行を阻止するべく、

「わたしは腰が悪いので兄に同行してもらいます~」

と、さりげなく・・・・でも何食わぬ顔でシレっと言うことにしました、

と書いた。

 

もしかしたら、それを「ちょうど都合よく使える口実」と

思った人もいたかもしれないけれど(笑)

実は、タイトルに「ウソはなしで」と書いたとおり、

あれは腰の話はウソではない。

 

本当に痛い。

 

 

書かずにいたのだけど、春ごろからずっと腰が痛い。

正確に言うと、日常生活・・・・ちょこまか動いてる分には大丈夫なのだけど、

30分も立ちっぱなし(歩きっぱなし)の状態が続くと、

腰がガチガチに固まってしまってしまう感じのヤツ・・・。

 

ちょうど3月の・・・息子の引越しの時にかなり腰を酷使した自覚があって

しばらく痛かったのだけど、どうもそこからすっきり治らなくて

少し無理をすると、「あああああああ」みたいな感じに。

 

わたしの場合、腰が痛いというと、手術した箇所に異常が生じたんじゃ?という

思いからことさらビクビクしてしまうのだけど、

痛いのは手術をしたところではなくて、それより10センチくらい上のとこ。

 

そんな離れた場所が痛むことはこれまでなかったので

むしろ怖かったのだ。

・・・というのも、手術をした時に主治医から

「年数が経つと、手術したところの上の腰椎に負担がかかって痛める可能性がある」

・・・と脅されていたから。

(だから深い前屈とかしないように・・・などかなり普段の動作には気を付けている)

 

ちなみに・・・それよりもっと前に「股関節の外側が痛い」と同じように不安を

漏らしていたけれど、そちらは最近は大丈夫。

・・・というか、腰のほうが心配なので、ウォーキングもしていないし、

あまり長時間歩かないように気を付けているので、

股関節のほうに痛みが出るほど運動できていないというのが実情なのだけど・・・(汗)

 

なので、口実でも言い訳でも、大げさでもなくて・・・

本気で父との旅行は体的に現実的に無理だな・・・と思っていた。

 

なぜなら、これまでの旅行でもそうだったように、

父の負担軽減のために、父の荷物はすべてわたしが持たなくてはならないから。

そして今後は、その荷物に酸素ボンベ予備も加わるわけで・・・。

(↑酸素のサボリ癖のついた父は”予備なんか要らない”と言いそうだけどそうはいかない)

これらを・・・今こんなふうに腰に不安のある自分が全部ひきうけて、

2日間歩き回るとかは到底無理だと思っていた。

 

だから、情にほだされて旅行への同行を断り切れず引き受けちゃう・・・

なんてことには絶対ならないのでご心配なく・・・(笑)(誰に言ってる?)

 

で、もっと言うと来月の相撲観戦も実はものすごく不安。

 

そういえば・・・考えてみたら、

わたしはなんだかんだとこれがなんと5回目の相撲観戦になるわけで、

あれ?もしかしてわたし観戦のベテランに片足ツッコんでないか?と苦笑いなのだけど

名古屋場所は、先日も書いた通り暑さとの闘い・・・。

 

昨年も、相撲中継の観客席の様子(みんなうちわブンブンあおぎまくり)から

覚悟していたので、うちわはもちろんのこと、大きめのタオル、

凍らせたお茶を4本(父の分もね)、

身体を冷やすための凍らせた大きめの「保冷剤」を二個!

(ぬるくなったら交換するため)・・・

・・・と準備万端バッグに入れて持っていたのでこれらが重くて重くて・・・。

 

でもこの「保冷剤」が大活躍だった。うちわであおぐよりも、

首元に保冷剤を当てて冷やすことで、かなり暑さをしのげたから。これがなかったら

本当にサウナ状態だったと思う・・・・。

 

そうそう・・・

去年の名古屋場所が最悪だったと書いたけれど(※相撲ではなくて、父との行動の話)

それは、父が「会場へ行く前に美術館に行きたい」と言ったから・・・(泣)

 

「はあーーーーー?」でした。

で、ナントカ美術館(←忘れた)に行きたいというので付き合ったら、

作品の入替のため休館中。

内心(あ~よかった)と思っていたら、「じゃあ別の美術館に行こう」と言い出して、

そこからタクシー移動。ところが、その2つめの美術館もまさかの休館!

一度タクシーを降りてしまったので、もう一度タクシーを拾うべく、

周辺をウロウロ・・・ひとり重い荷物をもって汗だくで歩き・・・

(父の荷物と二人分だし)

やっとタクシーを拾えたと思ったらこれまた会場ではなくて、

今度はNHK会館とやらに行きたいと。

そこに何があるのか?と聞くと「相撲展がやっているはずだ」というので

そんな情報知らないけどおかしいなあ・・・?と思ったら案の定そんなイベントは

やっておらず、とんだ無駄足。

(※その後調べたら、前年はそこでやっていたみたいだった)

そこからまたまた、タクシーを拾うべく炎天下をウロウロ歩き回って

(土地勘がないので、どこへ出ればタクシーを拾えるのか?もわからず無駄に歩いた)

ようやく父の寄り道は終わり(何の収穫もなく)やっと会場へ行けた…というわけ。

 

そして、相撲観戦終了後は、タクシー待ちの列に1時間ですよ、1時間・・・。

(これは完全に予想できなかったことだけど)

 

父はお出かけ!となると、

「せっかくだから、あちこちついでに回らないともったいない」

と考える人。美術館だって、何か目当ての企画展があったわけでもなく

(休館であることすら知らなかったくらいだし)

美術館好きなので、「名古屋でついでに見たいところといったら、美術館くらい」と

思っての選択だったのだと思う。

 

暑さと荷物の重さも手伝ってわたしはヘトヘト。

しかも、まさかそんなに歩き回ることになるとは思っていなかったので

(てっきり駅から直接会場へ行くもの・・・と、当日まで思っていたから)

わたしの足元はサンダル。なので足も痛くてクタクタ・・・・(号泣)

 

 

そんなわけで・・・・

今年の名古屋場所も同様の荷物を持って行くつもりなので・・・

ずっしり重いこと間違いなし。

しかも去年と比べて腰の状態がよろしくないのは事実。

 

姉妹と早めに合流して

一緒にどこかへ行くような計画を立てられるとまずいと思ったので

早めに手を打ったわたし。

 

実は今週初めに父のところへ行ったときに、

 

「来月の相撲だけど、わたし、腰の具合が良くないのであまり歩き回れないから。

なので、去年のようにあちこち寄り道はなしにしてほしいのね。

食事くらいはいいけど、あとはお相撲見るだけにしてね。」

 

と、予防線張っておいたわけ。

 

これは同時に「だから旅行なんてもっと無理だから」のほのめかしでもあるのだけど

さて、それが父に通じたか・・・・?

 

わたしの言葉を聞いた父。

 

「わかってるよ。相撲だけにするつもりだよ。

でも、栄の地下街だけは行きたいんだな。そこだけ行ってもいいか?」

 

だってよぉぉぉ・・・・。

 

栄の地下街って・・・・栄の地下街って・・・・何があるのよ?そこに。

どうしてもそこで買いたい何かがあるというのか?!

 

・・・っていうか、やっぱり父は相撲だけじゃ満足しなかった。

これ、わたしが前もって一言言わなければ、「去年は行けなかったから」と、

美術館にも付き合わされるところだったかも?

あぶないあぶない・・・。

 

けれど「そのくらいならいいよ」と、うっかり言ってしまったけれど

よくよく考えたら、地下街って・・・

結局ウロウロ歩き回ることになるんじゃ・・・?

と不安が・・・・。

 

まあでも・・・・そのくらいは付き合ってあげないとダメだよね。

 

そして今、荷物を運ぶべく、

キャリーバッグを買おうかとAmazonで物色してます。

日帰りにキャリーバッグだなんて、なんだか若い女の子みたいだけど(笑)

 

自分の腰を守るためだから見た目かまっていられないし

父の荷物と・・・できれば酸素ボンベ(リュックタイプ)を

その上にのっけて歩けたら父が楽だろう・・・とも思うので

あまり仰々しくないソフトタイプのものを買おうかな~と考え中。

 

 

 

本気で、荷物の重さはネックだからね・・・。

自己防衛は大事。

 

がんばれ!わたし。