引越し大騒動。

今朝、息子が就職先の地へと旅立って行きました。

最寄りの駅まで車で彼を送ったところで、

これで正真正銘、母親業修了~~~と言う感じ。

ここ数日ブログが更新できなかったのは、

息子がアパートを引き払った後に実家に滞在していて

ブログのためにパソコンに没頭する時間が取れなかったからです。

 

はあ~~~~長い間、

「社員寮への引越し」「実家への荷物引き上げ」「新生活の準備」

などなど、目の前のTODOリストに気が重くなっていた3月でしたが

それらのやるべきことがすべて終わって、わたしにもようやく春が来そう。

 

もうすでに数日経っていますが、本当に息子の引越し大変でした・・・(泣)

 

我が家と同じように、「生活スキルが不足している息子」を持つ親御さんは

決して無理して「すべて息子にやらせなければ!」と理想を追いすぎず、

どんどん介入したほうがいいです(笑)

 

自分の引越しのほうがどれだけ楽か・・・!

そして、

「すべての荷物を全部同じところへ送る」ほうがどれだけ楽か・・・!

 

いろいろと想定外のことが起こったので一応記録として残します。

 

■ベッド買取不可で大慌て

 卒業式など「ずらせない」日程もあったことから、

不用品(洗濯機・洗濯機ラック・ローテーブル・ベッド・パソコンデスク・ガスコンロ)の出張買取

は、引っ越し前日に買取に来てもらえるように前もって予約してありました。

ネット情報で「ベッドはリサイクルショップで買い取ってもらえないことが多い」

書かれているのを見たので、

息子には「ベッドの買取はOKか?」を、

事前にその店に確認するように言ってありました。買取ってもらえないなら粗大ごみ

として処分する代替案を考えなくてはいけなかったから。

けれど、運よくお店からは「ベッドもOKですよ」との返事をもらっていたので、

安心していたわけです。

 

ところが、引っ越し前日に息子から連絡が・・・。

 

「ベッド買取できないって言われた!」

 

もうびっくりで。理由を聞くと、「マットレスの裏側にシミがあるからダメです」

と言われたそうで・・・・。

(※あとで確認したところ、うっすら5センチ大の黄ばみが確かにありました)

それがお店の買取ルールだからしょうがないとはわかっても、そのレベルでダメなら

電話で問い合わせたときに、

「シミがあるのは一切ダメです」くらいの情報くれたらよかったのに・・・・と

ついお店の対応にイラっとしてしまいましたが、

イラついている場合ではない!!(汗)

 

引越しは翌日。うちの車はミニバンですが、いくらなんでもベッドは載りません。

たとえ載ったとしてもベッドだけでいっぱいになって他の荷物が運べなくなる・・・。

こうなったら有料不用品回収に頼むか・・・と、

息子がネットで調べて電話したようですが、

どこも「引っ越しシーズンだから即日回収は無理です」と断られたそう。

これは無理ない・・・。

あ、ちなみにこの有料回収はシングルベッドで15,000円と言われたそうです(驚)

捨てるだけなのに15,000円・・・!!!

足元見られてるなあ・・・・(まあそういう商売だから仕方がない)

 

日にちに余裕があれば、行政のゴミ回収に出すこともできました。

が、息子の住んでいた地域の粗大ごみの回収は

「粗大ごみ回収は事前予約が必要&予約受付は平日のみ」だったので、

引越し前日では完全アウト。

八方ふさがりの状態で、思いついたのは夫の会社のトラックを借りること(笑)

運よく、手ごろなトラックが1台空いているということだったので

翌日の引越し(実家への荷物引き取り)には急きょ、トラックを出動させることが

できました(汗)

ちなみに、もし夫のトラックが借りられなかったら、

たぶんレンタカーでトラック借りることになったと思います・・・・。

 

■準備ができていない部屋

午前10時にアパートに到着したわたしたち夫婦。社員寮行きの引越し業者は

午後1~3時の間に来ることになっていたので、まあその3時間ほど前に着き、

引越しの最後に仕上げを手伝って、アパートの掃除も済ませ、

あとは業者の到着を待つだけでOK・・・・と

わたしの中で勝手に青写真を組み立てていたのですが

息子のアパートの部屋は入ってびっくり・・・・!!!

もう部屋中に荷物が広がりまくって・・・・

これ、1日で終わるのか?え?・・・という、カオスな空間になってました。

 

午後には引っ越し業者がくるというのに、驚いたことに社員寮行きの荷物すら

詰め終わっていない状態で、いったい何やっていたんだか・・・・と。

主婦パワー炸裂で大慌てで、「まずとにかく寮行きの荷物終わらせなさい!」と

息子に指示し、わたしは「ごみ」と「実家で使うもの」に仕分けしながら、

部屋に散らばった物の山をどんどん片付け、空いたスペースを掃除しまくるという

主婦ならではの「同時進行技」を駆使しましたね。

たぶんあのときは手が4本あったと思います(笑)

 

夫は・・・・というと、

「実家に持ち帰る荷物」をトラックに積みこむ役目でしたが・・・

わたしは狭いアパートの部屋から、「不用品」はどんどん運び出してほしいのに

夫はというと「トラックに積むといっても効率のいい積み方を考えないといけないから

積み込む荷物をとりあえず決めてくれ」

などと無理難題を言ってくる・・・・。

 

いやいや、無理だから、仕分けながらやるしかないから「まず決めてくれ」なんて

無理だからーーーー!と、軽く言い合いになったりした場面もあり。

 

行き帰り、トラックを運転してくれた夫には申し訳ないけれど、夫は結局、

「荷物の積み込み」と「トラックの運転」だけしか出番がなかったので

わたしと息子がアパートの中を片付けている間、

ずーーーーーーっと、トラックの運転席で休んでましたね・・・。

もちろん、夫が来てくれなかったらベッドを回収できなかったので感謝してますが。

 

■引っ越し業者のお粗末な対応・・・

引越しシーズンだし、引っ越し業者さんは人材不足な業界の一つとも聞いているので

なるべくなら不平不満は言いたくありません。

1~3時の間に来るといったはずの荷物のひきとりが、結局午後4時まで待たされた

ことについては「仕方ないな」と思うのでそこは何とも思わなかったですが

びっくりだったのは、「事務連絡のミス」とやらで、

家具家電の梱包材を持ってきていないと言われたことでした。

いやいや、梱包材なくてどうするんだ???と、こちらが不安になっていたら、

たまたま予備で「毛布」を持っていたようで、なんと薄型テレビは毛布にくるんで

運び出す状態。テレビ台は梱包材が足らないので剥き出しのまま。

冷蔵庫も予備で持っていたという、ペラペラの梱包材?(布じゃないやつ)を

巻いただけ・・・というなんとも心もとない梱包状態での運び出しでした。

どれもこれも、本来は家具家電専用の「専用の梱包材」があっただろうに・・・。

家具家電の状態も心配だったけど、運び出すときに壁にぶつけやしないかと

ヒヤヒヤして見守りました。

 

で、最新情報としては、入寮した息子から

「冷蔵庫のコンセントプラグが折れ曲がってた・・・」という衝撃の報告が。

ほらあ・・・・だってものすごく雑に運び出したもの・・・。

単身パックって、ご存知の方も多いと思いますが、カーゴの中に詰めるだけの荷物を

積み込むので・・・・息子の荷物もカーゴの上までぎっしりでしたから・・・。

きっとプラグを積み込みのときに圧縮したんだと思います・・・(泣)

息子には「引っ越し業者に連絡しなさい」と言ったのですが、

「めんどくさいから自分で直すからいいよ」と。そう言うと思ったよ・・・。

 

■驚愕のごみの量

引越し業者の到着(午後4時)を待っている間に、なんとか急ピッチで

実家送りの荷物をトラックへ積みこんだり、アパート退去のための掃除を済ませたり

しましたが、結局、アパートを退去できたのは午後5時半・・・・・。

 

幸い、退去は立ち合い不要の契約になっていて、退去はアパートを施錠したあとに

そのカギをドアポストの中に投函すれば終了・・・という簡単なものでした。

 

アパートから実家送りの荷物を積んでいるときには、

「とにかく早くアパートをきれいに片付けないと」という一心だったので、

気が付きませんでしたが、それらの荷物を自宅に持ち帰ってみてびっくり・・・。

 

いや、これごみ屋敷?というくらいの量・・・・!!!

ベッドが買い取ってもらえない!!となったときは非常に慌てましたが、

結果的に「トラックで行かなければ到底運べない量だったよねぇ?」

となりました(汗)

 

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 ベッドマットレスは一時保管している間に雨に降られるとまずいのでとりあえず

玄関先へ・・・(汗)

廊下に並べたゴミ袋の羅列は、すべてがゴミというわけではなく、

「ゴミ」と「荷物」の両方。

ダンボールを組み立てても結局後でゴミになるのでとにかく実家へ持ち帰るものは

「とりあえずゴミ袋につっこめ」みたいな状態で持ち帰った感じです。

 

力仕事は夫と息子に任せてなるべく楽な仕事をするはずでしたが・・・・

結局、半日ほぼ立ちっぱなしの状態だったので、腰に大ダメージを与えてしまい

2日間くらい、ちょっと家事をしては横になり、ちょっと動いては横になり・・・

といういたわり生活を続けるハメになりましたが、

それでもまあ、3人なんとか頑張って荷物引き上げしたおかげで

おそらく業者に頼んでいたら2~30万はかかっていたであろう引越し料金を

節約できたのでヨシとしなければなりませんね。

 

これら玄関先を占領した荷物は、その後2日間の間に市のごみ回収センターに

持ち込んだりなどしてほぼ処分することができました。

ホント、やれやれ・・・です。

 

 

 

わたしの生活は、すでに息子のいない状態に慣れているので何も変わりませんが

やっぱり、息子が社会生活に馴染めるか?不安がないと言ったらウソになります。

 

今日入寮したわけですが、

「午後から同期のうち数人で一緒に早速、区役所に転入届出しに行ってきた」と

さっきLINEがありました。

これを聞いて、あ~やっぱり社員寮にしてよかったなあ~・・・と

ホッと胸をなでおろした母です。

新生活のスタート。右も左も分からない街。

不安なのは息子だけじゃなく、みんな同じですものね。

 

きっと入社式も同期の仲間と一緒に電車に乗ってドキドキしながら出かけていく

ことでしょう・・・!

 

がんばれ~息子!