ひとりで悶々。

父の通い介護でいろいろあって、翻弄されていたこの1か月。

実は自分も小さな問題を抱えていた。

誰にも言えなかったのだけど(まあ、今書いてますが)

1か月ほど前から、右足に痛みを感じるようになっていたのだ。

 

きっかけは父が退院して、少し生活が落ち着いたころに

気候も良くなったことだし~と思って、ウォーキングを再開したとき。 

 

2週間くらい経った頃から、

最初に右足の股関節外側にイヤな痛みを感じるようになった。

 

「たぶん、久しぶりに長い距離歩いたせいだよ、うんうん」と

自分に都合のいいように解釈して、気にせず歩いていたら、

 

なんだか痛みは日に日に「ひどくなって」というよりは、範囲が広がって

日によっていろんなところが痛むように。 

太ももだったり、膝だったり、脛や足首だったり。。。

 

 

なんかこう・・・・身に覚えのあるイヤーな違和感なのだ、これが。

 

医者に行けばいいのは重々承知していたけれど、

 

その原因を自分なりに探ってみると・・・

 

可能性①スクワット

9月ごろから、YouTubeでスクワット付きの筋トレ動画を見つけてずっとやっていた。

スクワットは腰に負担がかかるので、これまで避けていたけれど、足幅を広くすれば

大丈夫かなーと我流で続けていたのがよくなかったのかも?

ここ2週間ほど、スクワットをやめたら、股関節直接の痛みは消失したので

この動きが良くなかった可能性はアリ・・・(汗)

 

可能性②足がつる

ここ1か月くらい、なぜか右足だけが夜中にやたらつる。つるのは右足のふくらはぎ

なのだけど、なんだか癖になったかのように週1~2回のペースでつる。

それも右足ばっかり。これは癖になっちゃったのかな?なイヤな感じ。

このごろの特に膝下やふくらはぎの張り感は、これが原因じゃないか?な自己診断。

 

可能性③歩き方の問題

最初に足が痛くなった時に、スニーカーが古いせいだと思った。で、古いスニーカーを

ひっくり返してみたら、右足の足底だけに穴が開いていたので、もともと無意識に

右足に体重をかけて歩く癖があるか、なんなら右足のほうが微妙に長い・・・?

っていう可能性もあるのでは?などと考えたり。右足ばかりつるのもそのせいかー?

とか、これまた自己診断(笑)

 

 

・・・とまあ、痛みにつながるような心当たりがいろいろありすぎて(笑)

いざ先生に言うにしても、なんて説明したらよいか・・・な状態だった。

 

 

そうして、一人でごちゃごちゃと考えていた1か月だったけれど

今日、ついに診察に行ってきた。

・・・と言っても、それはもともと3か月に1度の腰の定期検診の日が

たまたま今日だっただけのこと。

 

今日までに痛みが消失したら、言わないでおくつもりだった・・・。

でも、消えなかったんだよね・・・(泣)

わたしの場合、足の痛みで一番可能性として高くなるのは、

手術した腰椎周辺を原因とする坐骨神経痛だ・・・ということが、

自分でもよくわかっていたので

 

坐骨神経痛=腰椎の問題再発?

 

というのを認めるのがとっても怖くて、避けたいというか、

見て見ぬフリしたいというか。

つまり、そういう臆病心が理由で本当は先生に言いたくなかったのだけど

そういう痛みを申告しなければ、何のために定期検診を受けてるか?意味不明に

なってしまうのでここは潔く・・・。

  

恐る恐る先生に、

「最近時々(←本当はだいたい毎日痛いんだけど)右足が痛むんですけど、

腰の痛みはまったくないのに足だけ痛むってことはあるんですか?」

と、まどろっこしい言い方で聞いてみた。

「腰が痛くないなら足の痛みの原因は腰じゃないね」

というお墨付きをもらいたかったからだ。

 

が、先生からは

 

「あ、それはありますよ。
あります、あります。」

 

と、いともあっさり、しかも念を押すかのように繰り返しで軽やかに否定された(笑)

わたしは足の痛みは気になるものの、腰はまったく痛くないので

この痛みを、スクワットのせいとか、足がよくつるせいとか、歩き方のせいとか

そういう「腰」とは関係のないところに置いておきたかったのだ。

 

先生「(太ももをさすりながら)この太ももの外側とかじゃない?」

 

わたし「そうです、そうです!あと、ひざ下とかも。」

 

先生「それは神経痛だね。」

 

わたし:ガーーーーーーン(;゚Д゚)

 

やっぱりそうだったのかあ・・・・。

もちろん、坐骨神経痛は手術する前にさんざん苦しめられたので

自分でイヤというほどわかっている。

手術直前のころは、立っているだけで足が岩のようにカチカチになって、

10分歩いただけで足が一歩も前に出なくなる、家で料理作るのにもイスがいる・・・

というほどの重症だったから・・・・

それと比較すると、歩けないわけじゃないし、痛みもひどいわけではなく・・・

「それとは違う」って思いたかったのだ・・・。

なぜなら、「再手術」が怖いから(笑)

 

4年前の手術のときに術後の激痛で1ミリも自力で体を動かせない状態は

気が狂いそうだったし、帝王切開なんて比較にならない激痛で

術後は一睡もできずに夜通しシクシク泣いていた(笑)

 

それらの術後の記憶がトラウマになってるから、

将来再発することがあっても、医者から「手術するべきです」と勧告されない限りは、

手術しないと心に決めている(笑)

 

そんな・・・再手術の影におびえているわたしに先生は

 

「寒くなってくるとどうしても神経痛は出やすいですよ。

でも、10月の(定期検診時に撮った)画像を見ても、

手術したところは特に問題ないし、

神経痛もあまり頻繁にあるとか、日常生活に支障をきたすような痛みでなければ、

心配しなくても大丈夫でしょう。もしひどくなるようならMRIの手配するので

そのときは次の検診を待たなくていいので来てくださいね。」

 

と、わりと楽観的な「よくあることだよ」な顔で応じ、薬の処方もなかった。

 

そのリアクションから、「あ、とりあえずそれほど心配しなくてもよさそうだな」

と、ホっと安心させられて診察室を出ることができた。

実際のところはまだ毎日痛いのだけど(笑)痛み自体は軽いので

痛くて動けないわけではないし。。。

 

先生があまり深刻にとらえていなくてホっとしたのもあるけれど

この1か月、ずっと何かしらの違和感や痛みがあるのを

誰にも言えずに抱えていたモヤモヤをやっと吐き出すことができて

なんだか妙な安堵感に浸っているヘンなわたし(笑)

 

これはもう性格なのだけど、わたしは自分の体調不良をあまり人に言わない。

家族相手だと、

「言ってもどうにもならないし”医者行ってこい”って言われるだけだし、

その、言ってもどうにもならないことを延々説明するのめんどくさいな」と

思ってしまうし、

友人には「グチグチ言われても迷惑だろうし、心配かけるだけだし」

と遠慮の気持ちになってしまうから。

だから誰かに言うときは事後報告が多いかな。

 

 

 

「寒い時期は多いですよ」と先生に言われたけれど

過去3年間はこんなことはなかったわけで・・・

これってやっぱり体の中でまた異常が起きているのか?

それとも・・・

加齢のせいなのか???

そこを考えると別の意味で落ち込みそうだけど(笑)

 

とりあえず、坐骨神経痛の直接的な原因は「血流が悪くなっている」ことなので、

お風呂やら、ストレッチやら、あれやこれや・・・・

自分なりに”血流改善”のセルフケアにいそしんでみることにしよう。

 

自分の身体が万全でないと、

父の世話をするのに気持ちの余裕もなくなっちゃいそうだしね。