喉まで出かかる。

 

少しブログをお休みしましたが、とってもとっても順調です(何が?)

ブログに思いつぶつけなければ気持ちの平静を保てないような

自分のピンチからは、いったん這い出たぞ~という感じ。

 

最近のウダウダとした葛藤記事の中でも「気づき」として書きましたが

 

「父の言葉を否定しない」

 

これを忠実に自分の中で守っています。

わざとらしくならない程度に(笑)

 

たったそれだけのことで、ウソみたいにいろんなことを「寛容さ」をもって

見守ることができるようになった驚き。

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

さて、先週末、2週連続で父の大好きなスタバに連れて行ってやったその翌日

父からこんなLINEが届いた。

 

 

ウッ・・・・・。

 

これって2週連続、土曜日にわたしと外出したもんだから、

「これで毎週土曜日はいちいち弁当をキャンセルする必要なく出かけられるよ」

という、おでかけおねだりLINEでは・・・?と

一瞬、気持ちが後ずさりしたが(汗)

 

ま、まあ・・・、これはこれでしょうがないな・・・と飲み込んだ。

 

実際、毎日毎日家の中で過ごしていて

すっかり自分ひとりで出かけない生活になってしまっているから、

週に1度くらいは、父から頼まれずとも、

わたしが連れ出してやらないとかわいそうかな・・・ってなってるし、

そこをわたしがめんどくさがって見て見ぬフリしちゃうと

(連れてってもらえないなら、と)自分で車を運転して出掛けちゃっても困るし。

(運転については、核心をついた話題は避けているので、

「もう車処分してもいいんじゃない?」などとはまだまだ言える段階にはないです。

ここは時間をかけて・・・のつもり。)

 

そして今週月曜日の朝。

いつものように「出勤前」を装って、朝8時過ぎに父の家を訪ねた。

 

ちなみに、現在は週3~4日は父を訪ねているので、パっと聞くと「大変そう」

に思われるかもですが、父には「仕事がある」と見せかけているので、

平日は「出勤前に寄るね」というふうを装って、朝15分程度滞在するのみです。

手際よくパパパっと洗濯物とゴミを回収して、

スーパーで買ってきた食料品(主に朝食・おやつ用)を

冷蔵庫へ入れるなどしたら、10分程度父と会話し、

「あ!ヤバイヤバイ!もう行かなきゃ!」などという小芝居で退散します。

わたしは父と長時間過ごさなくてもいいからストレスが少ないし、

父からは「忙しいのに1日おきに寄ってくれる」と感謝ムードなので

お互いWIN WINになれるという、「幸せな嘘」が生きています(笑)

 

この日、父からまた新たなトンデモ発言が飛び出した。

 

マッサージチェアを買いたいと思うが
どう思う?」

 

(はあ???)

 

「ここのところずっと背中が痛くて痛くて・・・
だからマッサージチェア
いいやつを買ったら治るんじゃないかと。」

 

背中が痛いのはね、1日中同じ姿勢でソファに座っているせいなんだよ。

だからね、マッサージチェアなんかよりも

リハビリのデイサービスに行くほうが絶対に効果あると思いますけど?

 

 

と、すぐさま思ったが、ここでまたリハビリの話を持ち出すと

せっかく正常に戻った父との関係がまためんどくさいことになりそうだったので

かろうじて思いとどまる。

 

父の言うことを否定しない。

 

そういうマイ・ルールを作ったばかりだもの。

否定して、わたしの考えを押し付けようとするから腹も立つわけで

なんでも「あーハイハイ」と聞く分には腹も立たない。

 

ただ、父はこうやって思い付きの衝動買いをしたがることがものすごく多いので

とりあえずマッサージチェアの購入はなんとか諦めさせたいところ。

なぜなら、

20年以上前のことだけど、母が背中が痛い、背中が痛い・・・と苦しんでいた時に

兄が当時で30万円くらいの立派なマッサージチェアを母のために購入して

あげたことがあるのだ。(これが実際、値段に見合う気持ちよさだった)

ところが父は、母が亡くなったあとに「デカくて邪魔だ」と言って

兄が買ってくれたその高級マッサージチェアを、

いともあっさり粗大ごみとして捨ててしまったのだ!

あのとき、「え?捨てるくらいならわたしが欲しかったのに」と思ったのを

今でもよく覚えてるわたし。

 

そんなことをしておきながら「高くて性能のいいマッサージチェアが欲しい」とは

まさに

 

どの口が言う?

 

である。

 

しかも、

 

「きっとA男(兄)に頼めば
いいヤツを買ってくれるだろう。」

 

とニコニコして、兄のお財布をアテにする厚かましさよ・・・。

 

もしや・・・?と思って、

「昔、お兄ちゃんがマッサージチェア買ってくれたよね。

”お父さん、捨てちゃったけど”・・・のところはカドが立つから言わないけど)」

 

と、さりげなく聞いてみたところ、「え?そうだったか?」と、

過去のマッサージチェアのことは、都合よくスッポリ忘れていた。

でも、兄はきっと(捨てられたことも)覚えているはず(笑)

だから、そんな簡単に買ってくれるとは思わないけどねぇ・・・・。

 

などと心の中であきれつつ父の話を聞いていたら、まだ話は続いた。

 

「あと、家の中でやる自転車のやつ。
あれも買おうと思うんだ」

 

ああ、エアロバイクですね、ハイ。

 

 

なるほどね。

1日同じ姿勢でいる背中痛解消のために、マッサージチェアを買って

運動不足解消のためにエアロバイクをね・・・。

 

へえー・・・。

 

 

・・・・。

 

 

 

そんなもの買う前に、
まずリハビリデイに通うべきじゃないの?
マッサージチェアなんて、
この狭い部屋に置いたら邪魔くさくてしょうがないし
買ってみたはいいものの、
「あんまり効果ない。お前にやるわ」って
言い出すのが目に浮かぶし
エアロバイク???
「地道に努力することが大嫌い」なお父さんが
真面目に続けられると自分で思う?え?
三日坊主になるに決まってる。
もうね、買う前からどちらも

粗大ごみと化すイメージしか浮かばないわ。
そんなことよりリハビリに行くべきよ。リハビリ!
すべての原因は運動不足から来てるのよ!

 

 

と、喉まで出かかったけど、言わずにおいた自分を褒めたい。

 

父の思い付きを、とりあえず頭から瞬殺してはいけない(戒め)

ここは一旦、

 

そうだね、そうだね。いい方法だね~。

ちょっといいものがないか考えてみるね~~~といって保留にさせて

課題として持ち帰るのが正解だと学習したから、イライラせずに聞くことに成功(笑)

 

父の言うことを頭から否定したくはないし、

欲しいと思うものは買ってあげたい気持ちはヤマヤマだけど、

さすがにサイズがデカくて「処分に困る」ものや、

あとで後悔しそうな高額商品は、ちょっとホイホイ買う気にはなれないのが現実。

 

だから、どうやって父をあきらめさせるか?を思案中。

 

さしあたって代替案として有効そうなのは

 

「ウン十万もするマッサージチェアを買うくらいなら、

そのお金で週1で整体に通うほうがずっと効果あるのでは?」

 

と、マッサージに連れていく方法。実際そうだとも思う。

 

次回、土曜日にその提案をしてみようと思っているけれど

それまでに父が自分からこの「衝動買いの思い付き」を

考え直してくれてるといいんだけどな。

 

さて、どうなることやら~。