行ってきました、行ってきましたよぉぉぉ~!
かねてからブログで触れていた、「父を国技館へ連れていく!」という東京1泊旅行は
この9月19~20日の予定でした。
過去記事を見たことがない方が「父と旅行」というところだけを
切り取ったら、「仲良し親子なのね」って思うかもしれませんが
決してそうではありませんからね。(いや、仲が悪いということでもない)
あくまでも、こちらが父のわがままにつきあって、折れて、
「孝行娘」を演じることで成り立っている
仲良し親子関係です。
ただ、将来に後悔を残さないため、自分自身のために
少し頑張って父にいい思い出を作ってあげたいという気持ちにはウソはありません。
そして実際、わたしの予想を超えるくらいな父の自由度で
たった2日間ですが、大変な旅になったのでした・・・。
まず早めに東京駅につくように行動し、
東京在住の兄と駅で合流しました。
前記事に書いたとおり、父は「タクシーより電車に乗りたい」などと言っていたため
早速電車なんだろうなあ~めんどくさいなあ~
でもまあ、兄についていけばいいから初日はラクか・・・と思っていたところ
父、「タクシーで行けばいいだろ」
と一言。
え?あれほど電車がいいって言ってたじゃん・・・・。
そしてこのあと、何度も何度もこういった父の言動に
(Aと言ってたのに、しばらくしたらBと言い出す、な気分屋気質)
数えきれないほど振り回されることになるとは
このときはまだわかっていませんでした。
靖国神社まで、タクシーですいすいと移動しましたが・・・
この場所にきたことのある方ならわかると思いますが
大きな鳥居から拝殿までの距離が数百メートルは確かにある。あります。
が、父は随所で足を止めて写真を撮ったり、眺めたり、
書いてあるものをジーっと読んだりするので
奥の拝殿にたどり着くだけで、なんと30分かかりました。
東京の方はおわかりのとおり、19日は30度に達する暑さで・・・
わたしと兄は父がこまめに足を止めるたびに日陰を探して待機。
そして、やっとこさ拝殿にたどり着いて無事に参拝。
すでにこの時点で結構暑さにやられていたわたし。
「さあさあ、参拝も終わったことだし、暑いしさー
もう国技館行っちゃえばいいんじゃない?」←心の声
という気持ちでいたらば、父が
「せっかく来たのだから、歩きたいじゃないか。皇居のあたりまで散策しよう。」
と言い出して ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!
すいすいっとタクシー移動かと思っていたのに・・・・。
そこからトボトボと、皇居のお堀に沿って歩く「散策」とやらが始まったのですが
この距離が1.5キロ。
Googleさんのデータでは18分と出てますが、余裕で30分かかりました。
気候がよくて、身軽であれば
このくらいの距離はどうってことありません。
が、
靖国神社の拝殿までの歩きと同じで、
父はいたるところで足を止めるし、しかも歩くのが遅い。
そこは年齢なので仕方がないけれど、わたしの半分の歩幅で歩くので
普段のウォーキングでも、大股&早足でタッタカタッタカ歩く習慣のわたしにとっては、
この日の散歩は、まるで幼児の手を引いて歩くくらいの超スローな亀の歩み。
自分のペースで歩けないと、疲労度はさらにUP。
それだけ長時間、太陽に照らされて顔は汗だく、
うっかり汗をタオルで吸おうとすれば、ファンデが雪崩を起こし始める。
1泊旅行の荷物が負荷となってズンズン体に響いてくるし。
途中の千鳥ヶ淵で、父が足を止めている間に
半ばやけくそ気味に撮った、うっそうとした写真。
落ちたら助からないんじゃ・・・・?ってくらい、おどろおどろしい蓮?のじゅうたん。
このときのわたしの気持ちを表してましたね(笑)
わたしはとにかく暑さに対する耐性のない人間なので、
暑さでイライラが募るのを、必死に抑えていました(笑)
でも、父が足を止めるたびに、心の中で「チッ、またかよーー」と叫んでしまってたわたしは
一体どこが孝行娘なんだか・・・。
ようやく地下鉄の駅にたどり着き、
そこから乗り継いで国技館を目指すことに。
幸い、この日は東京人の兄が同行してくれていたので、
靖国神社からの散策も、電車をどこから乗ってどこで降りるとかも
何も考えなくてOK、兄についていけばいい・・・という状況であり
その点は、暑さと疲労で思考停止に陥ってるわたしの体にはありがたいことでした。
地下鉄の駅にたどりつき、トイレへ寄って鏡に映る自分の顔を見たら
鼻もおでこも頬まで汗で脂ギッシュにテカテカ、
暑さでゆでだこのように赤らんだ顔、そしてファンデはどこへ?
トホホな気分になって、トイレで化粧を直し、気も取り直し、
リセットして、いざ国技館へ!
ああ、くだらないことを書きすぎて
メインイベントの国技館へたどり着く前に長くなりすぎたので、いったん区切ります。
いたって面白くもない旅行記ですが、暇つぶしに続きを読もうかなと思ってくださる方は
ぜひ明日も~。