大事にされていないんだなあ。

わたしはスイカが大好物だ。

どのくらい好きかといえば、例年週の半分くらいはスイカを食べるほど。

初夏は小玉スイカを週2回くらい買い、

今の季節あたりからバレーボール大くらいの中玉スイカを買う。

夫はスイカが好きではないので、これを自分ひとりで食べる。

そして、わたしのスイカ好きは夫もよく知っているので

仕事で道の駅なんかに寄った時には買ってきてくれたりする。

 

が、今年のわたしは6月に1度、小玉スイカを買っただけで

それ以降は自分で全く買っていない。

というか、今年は買わないつもりでいる。

理由は、3月から本格的にやっているダイエットのせい。

イカはほぼ水分だろうと思っていたのが、

思いのほか糖質が多く、しかも血糖値をすさまじく上げる食べ物であると知ったので

これを食べると「あすけん」での点数が

崩壊してしまうことが判明したため。

ほかの食事を気を付けていても、スイカを食べるとガクっと点数が下がる。

 

今はもう、スイーツやお菓子などの嗜好品も普段全く食べない食生活になったのに

(お嫁さんとランチに行くときだけOKってことにしているので月2~3回のみ)

イカごときで、せっかく身に着いたこの健康的な食習慣を崩すのが悔しすぎて

「もうスイカは買わない」ってことにしたのだ。

 

ところが、昨日のこと

 

夫がまさかのスイカをもって帰ってきた!

まあ、わたしがスイカ好きなのを知っているし、

そんなわたしがひそかにスイカを食べないことにしたことは知らないので

これは仕方がない・・・・

 

しかし、

 

サイズがおかしいのである。

持ち帰ったのは、巨大スイカ

箱に入った「贈答品」の、それはそれは立派なスイカだ。

どうやら、会社にお中元として送られてきたらしい。

直径30cmはあった。

バスケットボールより一回り大きい感じのサイズ感。

スーパーでもめったに見かけないサイズな上に

贈答品だし1個7千円~1万円するかもしれない。

 

そしてなんと、そのサイズの巨大スイカ・・・

 

2個もあった!!!!

 

さすがにドン引きである。絶句した。

 

(おなじ送り主が2個、送ってきた)

 

本当は1個は義兄あてだったみたいなのだけど、義兄が「要らない」と言ったので

「お前スイカ好きだし食べるだろうと思って」

もらってきたという。

 

信じられない。バスケットボール大のスイカが2個だよ?

それをひとりで食べられると思う?

ちょっと考えたらわかるんじゃない???

でも夫はケロっとした顔で

 

「ひとつ息子にやればいいじゃん」

 

と言った。

いやいやいや・・・・あげるにしたってこれはナイわ。

こんなの切って冷蔵庫にいれるだけでも相当なスペースが必要だから

迷惑きわまりない。

いくらなんでも大きすぎる、

これを3人で(わたし・息子・お嫁さん)で食べろってありえなくない?

と、わたしがボヤくと

 

「スイカなんてだいたいこんなサイズなんじゃないの?知らんけど」

 

と、すっとぼけたことを言う。

 

仕方ないので、息子にLINEで相談し、

1/2個はもらってもらうことになった。

本当は1個もらってほしいけれど、どう考えても1個は大量すぎるので

「無理しなくていいからね。1/2でいいよ」と言ってしまった。

 

そしてさらに、1/2は細かく切って、我が家の冷凍庫に保存した。

冷凍庫いっぱいだったけれど、なんとか無理矢理スペースを作って。

そうすると残りは1個だ。

さてこれはどうしたものか・・・。

毎日1キロくらいずつ食べれば、4~5日くらいで消費できなくもない。

でも、冒頭に書いたとおり

今年の私はスイカを食べたくはないのが本音。

 

なんでここまでしなくちゃいけないんだろう?と、なんだかムカムカしてきて

夫に対して結構しつこく愚痴ってしまった。

 

すると・・・

 

「せっかくもらってきてやったのに、そんな言い方するんだったら

〇〇(夫のいとこ)んとこ持ってけばよかったわ」

 

と急に夫が不機嫌になってしまったではないか。

 

は?え?ちょっと待って?どゆこと?

なぜあなたが不機嫌になるの?

 

たった一言・・・・たった一言

「え?スイカちょっと大きすぎた?悪かったなあ・・・ごめんごめん笑」

とでも言って、とにかくちょっと軽くでも謝ってほしかったのに、

まさかの逆ギレだった。

 

そこで「だったらもう1個は〇〇さんとこに持って行って」って

言いたいのが本音だったけれど

なんとなく《売り言葉に買い言葉》なムードになりそうだったので

グっとこらえてそれ以上何かを言うのをやめてしまった。。。

 

たぶん、「もらってきてやったのに」の言葉がすべてなのだ。

夫は自分は何一つ悪くない、なんなら喜ぶだろうと思ってもってきてやったのに

わたしがため息ついているので、不愉快に思ったのだろう。

 

そういう人を相手に、「あなたが悪い」を認めさせようとしても無理なので

さっさとあきらめて飲み込んだ。

 

いや、飲み込めてないけど。

 

たかがスイカで、一気に雰囲気が悪くなりそうになったので

仕方なくわたしが話題を変えてその場のムードを変えたけれど

なぜわたしが気を遣って、そんなことしなきゃいけないんだろう?と

そのことにも無性に腹が立って、

とにかくその後はずっと”わたしが”不機嫌である(態度には出してない)。

 

 

なんだか、結局こういうところなんだよね。

わたしって、大事にされてないんだなーっていう。

すごくむなしくなっちゃった。

 

夫がいろんなことに無関心で無責任なのはもうあきらめているけれど

こうやって「大事にされてない」を感じるのって

メンタルをごりごり削られるなあと思った。

 

なんていうか、わたしばっかりが裏でたくさん我慢させられることで

家の中の平穏が保たれてるっていうの?

 

そんな感じ。

 

久しぶりにとっても嫌な気持ちになった。

 

 

吐き出して浄化だ!