歯列矯正のスタートラインに。

精密検査から1か月。

ようやく歯列矯正の検査結果と今後の治療プロセスについて聞ける日がきた!

 

待っている間の1か月、いろいろ気持ちが落ち込んだりもしたけれど

奥歯が満足に機能していない状態はあきらかだったので

「矯正をしない」という選択肢はないな!と、もうすでに覚悟は決めていた(大げさ)

 

それでも、抜歯に関してだけは・・・

やはり健康な歯を抜くことに抵抗があり、モヤモヤ。

 

カウンセリングのときに

「上2本抜くことは確実。下の歯については精密検査の結果次第」

と、先生から言われていたので、実はその結果を聞くことに一番ドキドキしていた。

 

そして先生の診断は

 

「抜くのは上2本だけ。下は抜かずにいきます」

 

だった!!!

 

バンザーーイ!うれしい。
実は先生によると、これはかなり迷うところだったらしいのだけど

 

「下の歯2本を抜いてしまうと顔のラインが変わってしまうから」だそう。

びっくり。

 

抜歯することで口元のラインが引っ込んで老けた顔になってしまうこと・・・

これはわたしがすごく懸念していたことでもあったのだけど

歯列矯正の精密検査って、

「どの歯を抜いて、どう動かしたら横顔のラインがどう変化するか」を、

ちゃんとシミュレーションするらしい。

 

そして、実際にシミュレーション画像を見せてもらって

「上2本だけ抜いて歯を動かした後の横顔ライン」を見せてもらったら

ほぼ今と変わっていなくてびっくり。

 

そのことにとても安堵した。

本当は「下2本」も抜いたほうが治療としてはスムーズみたいなのだけど

わたしの場合、それをやると横顔ラインが変わってしまうので

抜かないままで治療する方法を模索してくれたらしい。(うれしい・・・!)

 

よかったあー。上下4本抜歯になる覚悟していたけれど、なんとか2本で耐えた。

 

そして、その日一番の衝撃だったのは、

わたしの歯型を目の前にして先生が言ったこと。

 

「経験上、患者さんの歯型を見ただけで

だいたいどの歯とどの歯で噛んでいるかわかるんですね。

でもNORAKOさんの歯型はさっぱりわからなかった(苦笑)

つまり、ものすごく噛み合わせが悪いってことなんです」

 

・・・・あはは・・・・そんなに・・・・?

 

でも「矯正した方がいい」と強く勧めてくれた

一般歯科の神先生も同じことを言ってたから今更驚かない。

 

とっくに矯正に踏み切る覚悟は決めていたけれど

こう言われて、1ミリくらい残っていた迷いは完全に吹き飛んだ!

 

そして、この日はまず準備として、

上下奥歯8か所の歯と歯の間に隙間を作るために

小さなゴムを入れられた。「セパレーション」という作業らしい。

 

ゴムの幅をつかって短期間で歯を動かして隙間を作るわけなので

人によってはワイヤーよりもこのゴムのほうが痛いと言う人もいるそう。

痛みの出方は個人差が激しい・・・と聞いてビクビクしていたけれど

幸い、わたしの痛みはたいしたことないかも?

 

噛むと激痛なので、豆腐とかヨーグルト、おかゆなど

噛まなくていいものしか食べられないけれど、歯を使わなければ痛まないので

日常生活に支障はなし。(忘れてる)

 

数日で慣れて痛みは引くらしいので、もう少しで慣れるかな。

 

とはいえ、ここから実際にワイヤーが入るのは、どうやら9月になりそうなので

歯列矯正って案外始まるまでに時間がかかるんだな・・・と思った。

 

とにかく、始まった!

 

リスクについてもたくさん聞かされて、不安がないわけではないけれど

じゃあこのままでいいか・・・?といえば、

噛めないままの残りの人生もイヤなのでもう前に進むしかないし。

先生を信じて頑張ろうと思う!