これはいや~な予感。

ここ1週間とっても忙しく・・・ブログを書いている時間がなかったので

久しぶりの記事となります。

 

前記事に書いていたとおり、今日は父のリハビリデイの「お試し体験」の日。

さむ~~~い日が続いていることもあり、そして身体がだるいとか、

背中が痛いとか・・・・いろいろ訴える不調の多い父は、

たぶん、毎日ほぼ1日を家の中で過ごしていて、運動らしい運動もしていないはず。

運動しているか?と聞くことは、

なんとなく父にプレッシャーをかけているように

自分で思えるので、あえてそういうことは聞かないようにもしているし。

でも、口ぶりからわかる。散歩にもう何週間も出てはいないってことは・・・。

 

なので、このリハビリデイには、とても期待している。

前記事で十分すぎるほど熱く語ったので(笑)ここではもう繰り返さないけれど。

 

しかし・・・

今日の「お試し体験」は、全く意味のないものだった・・・・。

 

それはなぜかというと

 

こちらはケアマネさんから「お試しできます!」と聞いていたから、

運動向けの服装と運動靴を履いて出かけて行ったのに

 

 

「すみません、お試しとかはできないんですよ。
契約してからでないと何も・・・。
なので今日は説明と見学だけになります。」

 

という、予想外の展開だったから。

 

たぶん、そこのところは「病院のリハビリステーション」なので、

簡単に「ちょっとやってみましょうね」なことができないのかも。

ケアマネさんはそんなことは一切言っていなかったので、

彼女も知らなかっただろうと思う。

連絡ミスというか、意思の疎通が取れていなかった感じ。

 

なので、パンフレットに書かれていることをそのまま口頭で聞いて

少し補足情報を聞くだけで、

しかも契約は、またケアマネさん経由で連絡をして、

後日自宅へ担当者が行きます・・・という、まどろっこしいものだった。

いや、おそらくこれが通常のやり方だと思うので、

全然いいのだけれど、単純に

「そうだと知っていたら、この”見学”のために時間割いて来る必要なかったし、

入るつもりなのだから、いきなり契約するってことで

担当者に自宅へ来てもらうほうが話が早かったじゃん・・・」

という、わたしの都合だけを考えた勝手なガッカリ感が強く、

心の中でドっと疲れが出た。

 

そういう事務的なことがうまくかみ合わなかったことはもう仕方がないなと

思ったのだけれど、それよりも問題だったのはやはり父。

 

もう、わかりやすいくらいに父の態度が失礼すぎた。

 

男の人って多かれ少なかれ、みんな女性が好きだと思う(笑)

それは理解する。

同じサービスでも、女性からされるほうが心地よく感じるのだろう。

けれど、普通の人は心の中でそれを思っても、態度には出さないと思う。

男性からのサービスを受けても、同じようにきちんと礼儀正しくできるのが

「普通の人」だと思う。

父はその点、わかりやすいくらいに

 

「男性に対してものすごく態度が悪い。」

 

前から薄々感じてはいたけれど、今回ハッキリわかった。

 

今日の説明を担当してくれたのは茶髪の若い男性理学療法士くんだったけれど

最初に待合室まで迎えに来てくれた時点で、

父は挨拶すらしなかった。

(もちろん、わたしが代わりに笑顔ふりまいて「よろしくお願いします」と

ペコペコするのだ)

 

これは、入院中もそうだった。

入院中、父は人工呼吸器の状態から脱した後、

2週間近く毎日リハビリを受けていたけれど

その時の担当者も若い男性理学療法士

で、ときどきわたしが病室にいるときにそのリハビリの先生が病室に迎えに来るのだが

わたしが「いつもありがとうございます」「よろしくお願いします」と

笑顔で挨拶するのに対して、

父は毎回笑顔も見せず、無言。

いい歳して、「よろしくお願いします」の一言も言えないのか?と、

本当に恥ずかしいと思った。もちろん、リハビリを終えて病室へ戻ってきても

「ありがとうございました」の一言もいわず、無視だ。

(もちろん、わたしがいるときはわたしが丁重にお礼を言っていた)

 

看護師さんが病室に来ると、ニコニコとして「ユーモアのあるおじいさん」を

アピールして饒舌にしゃべるくせに、男性の看護師さんや理学療法士さんだと

態度が一変する。

そして理学療法士さんのリハビリのやり方にケチばかりつけていた。

(意味がないだとか、運動で酸素の数値が下がらないとつまらなそう、とかわけのわからない言いがかり的なことばかり・・・)

男性看護士さんのこともまた、陰でわたしに批判めいたことよく言っていた。

(男性看護士さんもみな笑顔で気持ちよく接してくれる人ばかりだったのに・・・)

 

今日、リハビリデイの説明をしてくれる男性理学療法士さんが来たときの

父の不愛想な態度を見て、

入院時のイヤ~~~な印象がパっとよみがえったし、

 

父は男性に世話をされるのが死ぬほど嫌い。

 

なんだなということがよくわかった。

(なぜか主治医のことはとても気に入っているので、医者以外は見下しているのかもしれない)

昔の人なので、自分の孫のような年齢の男性に世話をされることが

プライドにかかわるのかもしれないし、

理学療法士の仕事自体を「医者じゃないし」と見下しているのだと思う。

 

はじめからこんな調子だったので、

テーブルを挟んで向かい合って座り、説明を聞いているときにも

「自分には何の関係もない」かのように、知らん顔。

理学療法士さんが父に「どんなことを目標にしたいですか」と聞いても無視。

(・・・というか、たぶん聞いてない)

結果、わたしが横から「こんなことをお願いしたい」と答えることに・・・。

もちろん、その間父は終始笑顔もなく、

まるで「娘に頼まれたから来ただけ」というような態度だった。

 

リハビリルームをざっと見渡した限りでは、

男性より女性の理学療法士さんの数のほうが多かった。

説明では

「まだ僕が担当になるかどうかもわからないのですが・・・」

ということだったので、

わたしは心の中で、

 

どうか父の担当には
女性の理学療法士さんをお願いします!

 

と、必死にお願いしていた。

 

しかし、もし運よく女性の理学療法士さんが担当についたとしても

まだ安心ではない。

わたしが今日の”見学”で、主に見ていたのは

理学療法士さんの患者への接し方なのだけど・・・・

基本的に、みんな笑顔が少なくて活気のないリハビリルームだなぁ・・・という

ちょっとネガティブな印象をもってしまったから。

中には本当に笑顔なく利用者と接する女性の理学療法士さんもいて

「ああいう人に当たってしまったら、絶対父は続かないわ」と冷や汗。

 

これは病院そのものの雰囲気もあるのかもしれない。

父が在宅酸素の処方をしてもらっている病院(入院していた病院)は

その地域で一番大きな総合病院なせいか、病院自体が明るくすごく活気があり、

病院スタッフで「イヤな感じ」と思った人は一人もいない。

嫌な感じがないどころか、基本的にどのスタッフもテンションが高く

「は~い!こんにちは~!今日もがんばりましょうね!」な感じだし・・・。

 

たぶん、スタッフの「いい雰囲気」ってわりと職場の中でいい感じに伝染すると

思っているので、笑顔で活気のあるスタッフの多い病院は、自然とそういうスタッフ

ばかりになるんじゃないかなぁ・・・?などと、

そんなことを思ったりしている。

 

このリハビリを提供してくれる病院は、小規模な総合病院で建物自体も・・・

失礼だけど古くて院内が暗い・・・。受付の人も不愛想で、

正直、「具合が悪くなってもここには来ないな」と思ってしまう感じ・・・。

テンションの低さって、わりと同じ職場内で連鎖すると思う。

(まあ、これはどんなサービスでも同じかもしれない)

そんな感じで、スタッフ全体の活気が薄いのかなあ・・・などと勝手に想像していた。 

 

というわけで

今日は「見学と説明だけ」という空振り具合だったこと、

父が終始テンション低めだったこと、

スタッフのテンションも全体的に低めだったこと・・・

 

などから、一応契約はするつもりだけれど

父が早々に「行ってもあまり意味がない」などという不満を漏らす確率が

すでに80%くらいには高まっていて

わたしは、ちょっと憂鬱モード。

 

週2回通うことで、運動不足は解消できるから、続けてね・・・

と、やんわり父にはお願いしているけれど、

こんなことでモヤモヤするのだったら、やっぱりリハビリの話なんて

勧めなければよかったかなぁ・・・

・・・・という思いがよぎったり、

家の中に閉じこもってばかりでは本当に足腰弱るに違いないから

多少の不満は頑張って受け流し、

週2回の「ジム通い」と思わせて、続けさせることは健康維持のために

やっぱり必要なことなんだよ!

と、自分に言い聞かせて見たり、頭の中が忙しい。

 

とりあえず、今後の予定は

 

理学療法士さんからケアマネさんに連絡

ケアマネさんからこちらへ電話がかかってくるのを待つ

リハビリ担当者が家に来る日を決める

リハビリ担当者家に来る&契約

リハビリ開始

 

・・・と、ケアマネさん経由で話が進むため、

まどろっこしい行程が続くことになり・・・・

リハビリに通うのは早くても来週以降になりそうです