術後3年の定期検診に行く。

今日は朝から病院へ。

3年前の夏に受けた、腰の手術。

術後の定期検診のために。

月曜日の総合病院は激混み。

時間に合わせて受付を済ませると

予想通りに、外来は朝からすごい人。

わたしは予約の時間がいつも早めなので

そんなに延々と待たされることはないけれど

10時以降の人だと、じわじわ時間が押して1時間~2時間待ちになることもザラ。

整形外科の外来は4人くらいの先生が対応してると思うのだけど、

特に私の主治医は脊椎の専門医で、紹介状を持って訪ねてくる患者が多いのか

いつも一番人気(笑)

(↑常に待ち時間が一番長い)

それにしても毎回思うのが

「辛抱できない中高年」の多いこと・・・。

予約の時間が30分すぎたくらいで

(大病院で30分なんて待つうちに入らないだろうに)

「まだか、まだか」・・・って10分おきくらいに看護師さんを呼び止めたり、

受付に確認したり。

いや、だから、待ってればそのうち呼ばれるって。

予約ですら、時間通りに呼ばれないのが当たり前なのに

初診でやってきて文句言ってる人までいる。

”今どきの若者は”なんて言われがちだけど、

こういう場面で辛抱が足らず、行儀が悪いのは大抵中高年以上だ。

若い人ほど「しょうがない」という感じで静かに待ってますよね。

それらのクレームを、笑顔でさばく看護師さんには本当に頭が下がる思い。

まあ、そんなことはいいとして

わたしの診察も予約から1時間も遅れてやっと呼ばれた。

ちゃんとそのつもりで本など持って行ったから

退屈せずに待ってたけどね。

レントゲンとCTの結果を並べての経過は良好。

ああよかったよかった。

素人が偉そうに言うのもなんだけど、この手術

結構医者の技量によって、術後の経過が分かれるみたいで

なかには手術をしたけど痛みやしびれが取り切れない、

またはすぐに症状が再発した・・・などのケースも少なくないようだけれど

わたしの場合は、術後からほぼ完ぺきだったと思う。

術前の症状が出ることは1度たりともなかったから。

ただし、何度も書いたと思うけれど

死ぬほどつらい術後だったことは、たぶん一生忘れない。

帝王切開の術後の100倍はつらいと言いきってもいい。

術後約48時間、わずか1センチたりとも

自力で体を動かすことができず、激痛に眠ることもできず

ひたすらベッドの柵を見つめるだけだった。(横向きに寝てたからね)

痛みと不安で夜中に泣けてきたし、

本当に頭おかしくなりそうだった。

起き上れるようになってからも、

「本当にこの先痛みのない体に戻るんだろうか?」と不安いっぱいで

入院中は手術したことを後悔すらしてたけれど

(手術は自分で決めたことだから、とても家族に後悔してるなんて言えなかった)

今はこうして、1万歩歩ける体になってるわけだから

いやぁ・・・・あの先生は名医だわ!・・・って感謝しかない(←単純)

失ったものといえば・・・ヨガができなくなったくらいかな。

今後の注意点としては、

脊椎をもう少し使ったほうがいいとのこと。

どうやらレントゲンを撮るときに「膝を抱えてまるくなって」と指示された姿勢が

あまり”まるく”なれていなかったのか

そこから、背中をあまり使ってないことがバレた様子(笑)

なんかもう・・・背中を曲げない癖がついてしまってるから難しいわ。

物を拾うときも、前かがみにならずに腰を落として拾う癖がついてますから。わたし。

(↑たぶん、外でこれをやるととてもお上品な所作に映ってると思われる)

お風呂の中で、ゆっくり前かがみになったり

背中を丸くしたりするストレッチをするように、と先生。

「でもあくまで軽くね。やりすぎは禁物。」

・・・・って、加減が難しすぎるわ、それは。

基本的にこの手術は

術後の経過観察は3年一区切りらしく、

今回で主治医の検診は終了にして、

その後は開業医で経過を見てもらってもいいけれど

どうする?どっちでもいいよ?と聞かれましたが

わたしややっぱり、執刀医との縁はつないでおきたいし

「もう来なくてもいい」と言われるまでは診てもらいたいので

今後も引き続き、この先生の検診をお願いすることにしました。

・・・ということで、次は1年後。(忘れそう・・・!)

また1年、何事もなく今のままの状態でいられますように。