経験と思い出は宝物。

本当にすごいタイミングだなと思ったけれど、

ツイッター(X)のタイムラインに流れてきたツイートに目を奪われた。

(投稿者さんの名前は消してるけれどそのまま貼っちゃいます)

 

タレントの小倉智昭さんのコラム。

 

まさに、わたしが「通信制大学入るぞ!今がベストなタイミングだ!」と

思った直後にこれを目にしたので

ひときわ心に響いた文章。

 

↓以下、引用貼り付け。

 

 

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わたしは母が52歳で他界していて、自分は今56歳だから

本当に、

「母はまだこんなに若かったのに子育て仕事と介護だけで人生を終わっちゃったのか」

と、早くに亡くなった母を思いだし、なんとも言えない気持ちになる。

 

それは自分の人生だけじゃない。

伴侶であった父のその後の人生設計だって大きく狂わせていた。

「定年後、夫婦であちこち旅行でも」

と思っていたはずなのに、その相手がいない。

父はそれでもひとりで世界中旅行に行ったけれど

夫婦でツアーに参加している人を見れば、うらやましかったに違いない。

 

今わたしの夫は58歳で、父がひとりになったのと同じ年齢だから

こんなに若くして残りの人生ひとりになるのか・・・?!と考えると

どれほど寂しい毎日だったろう・・・と思うし。

 

だから本当に、

「落ち着いたら」

「子供が独立したら」

「定年後は」

なんて、後回しにしていたらダメだと思う。

特に50歳をすぎれば、1年先なんて健康でいられるかもわからないし。

 

 

わたしはこれまであまり贅沢もせずに暮らしてきたつもりなので

夫婦二人暮らし、老後に困らない程度の資産はつくることができた。

 

でも、自分のやりたい勉強のため、

息子家族との思い出作りのために、惜しみなく使おうと思っている。

物欲はないので、贅沢な「モノ」はいらない。

 

ひたすら、「経験」と「思い出」のために

時間とお金を使おうと思っている。

 

自分にとっても大事な宝物になるし、

また自分と夫が空へ旅立ったあとに

息子家族が「あんなところ、こんなところたくさん行ったね」って

思い出話をしてくれるといいなと思っている。

 

さしあたってはディズニーランド旅行だ!

 

楽しみだなー。

 

ともだち。

3週間くらい前のブログで、孫娘の誕生日会の話を書いた。

自分たち夫婦だけが招待されて、お嫁さんのお母様が来ないって・・・

それでいいんだろうか?というモヤモヤ。

もう誕生日会は無事に終わったので書くけれど、全く心配する必要がなかった。

お母様のことをさりげなく聞いたところ、

 

なんと「誕生日会を2回やる」という話だった笑。

いまどきはそのパターンが多いのだそう。

1歳の誕生日は特別なので、両家のジジババともに祝いたい。

でもお互いの実家が離れていたり、人数多すぎたり・・・で

まとまらないので、夫側のジジババ、妻側のジジババ・・・と2回にわけるという。

 

なあんだ、そんな話になっていたなら早く言ってくれればよかったのに。

ひとりで気をもんでバカみたいだった笑。

しかし、2回もごちそうとケーキを準備して・・・って、

パパママも大変だこれは。

 

でもお嫁さんによると、

「お義父さんも参加されるということだったし、わたしの妹も来たいと言ったので

部屋が狭いのに人数も多くなるから2回にしようってなったんです。

もしもわたしの母とお義母さんだけだったら1日で一緒にやっちゃうつもりでした笑」

・・・と。なるほど。(2回目)

 

ところで、誕生日とは別の日にスタジオで「1歳の記念フォト撮影」があったので、

そこで久しぶりにお嫁さんのお母様と会うことができて、

たくさんおしゃべりする機会を得ることができた。

 

とても話が弾んで楽しい時間になったのだけど、

その中で、次に会ったらお母様にぜひ言いたい・・・と思っていたことを伝えた。

お嫁さんがしょっちゅうわたしのことを呼んでくれて、遊んでもらえてうれしいと。

実母の方がいいだろうに、気を遣ってくれて

姑のわたしをあちこち連れて行ってくれて

本当に彼女には感謝してる・・・と。

(※当たり前だけど、決して彼女はわたしだけを呼んでるわけではなく、お母様はお母様でちゃんと別の日に遊びに行っている)

 

すると、クスクス笑いながらお母様が予想もしなかったことを言った。

 

「あの・・・こういう言い方していいものかわかりませんが、

たぶん、あの子はNORAKOさんのことを友達みたいに思ってると思います笑

だから、あの子のほうこそ、

NORAKOさんにいつも遊んでもらってうれしいと思ってるはずです」

 

と。

これにはびっくりした。

でも、ちょっと「確かに言われてみれば・・・」と思うところがある。

 

でも・・・こういうことを言ってくれるお母様が素敵だなあと思った。

そしてこういうお母様に育てられたから

彼女は明るく朗らかで壁がないのだと思う。

 

ともだちみたいな嫁姑関係って、

 

なかなか素敵だよね。

 

超えなければいけないハードル。

ネットから請求していた通信制大学の資料が届いた。

オンラインで見られるPDFのパンフレットがそっくりそのまま届いただけで

他に目新しい資料はなかったので、

なんだ、取り寄せるまでもなかったかな・・・と思ったけれど

 

基本的にはアナログ人間なので、

紙資料のほうが手軽に手に取って何度も見られていい。

カリキュラムを見ているだけでワクワクしてきた。

 

半分くらいやるぞという気持ちになっている。

カレンダー的には、4月入学の受付にまだ間に合うのだけど、

提出資料の中に「卒業証明書」があって、

当然のことながらこれは高校の卒業証明書。

でも現在学校は春休み中でその取り寄せが期限に間に合わないことがわかったので

4月入学はあきらめた。

 

次のチャンスは10月・・・・なので、ずいぶん先になってしまった。

まあ半年じっくり「本当に自分がやっていけるか」を考えることができると思えば

大事な時間かもしれない。

今ちょっと、熱量高すぎると我ながら思うし。

 

そして、わたしにはもう一つ越えなければならないハードルがある。

簡単そうでなかなか高いハードル。

それは夫。

 

夫は基本的にわたしが何をしようが、何にお金を使おうが何も言わない。

寛容なのではなく、自分の興味のないことはどうでもいい・・・というだけ笑。

だから、大学へ行きたいと言っても、そのお金を渋るようなことは絶対にない。

ただね・・・・ゴリゴリの昭和脳おじさんなので

 

「は?大学?なんで?」

 

と半分バカにした笑いで質問されること確実。

それが嫌だ。

熱心に耳を傾けてくれる人になら、自分がどんな思いで決心したかを言えるけれど

そもそも関心の薄い人に、「努力」が嫌いな人に話したくないし。

 

だから・・・・英語の勉強をしていることも、英会話スクールに通っていることも

ずーっと内緒にしてきているくらいなわけで・・・。

でも、大学となるとどうにも隠せないな・・・となっている。

 

完全な通信制大学ならいいのだけど、わたしが入ろうと思っているところは

年12回のスクーリング(通学)を必須としているので

その日は授業に行かなくてはならない。

しかも、そもそも通信制大学は「働きながら学べる」というところを

アピールポイントにしているので、通学授業がすべて土日や三連休に組まれている。

しかも、2日連続、3日連続、の授業設定。(すべて出ないとダメらしい)

 

1日くらいならまだしも、2~3日連続で朝から晩まで家を空けるとなると

内緒にするのは難しい。

 

…というところで、今、頭を抱えている。

ただ、そんなことを理由にあきらめたくもないので、

これは思い切って話さないとなあ・・・。

 

「内緒にする」というところにエネルギー使っても、

スクーリングが憂鬱になっちゃいそうだし。疲れるし。

 

まあ、夫は勉強には一切興味がない人なのでそのとき笑っても

あとはきっと全く興味示さないと思う。

 

だから本当にその瞬間だけ、どんなリアクションされてもグっと我慢なのだ。

 

がんばれ、耐えろ、わたし。