ついに抜歯の日がきてしまったーーー・・・。
健康な歯を抜いてしまった。
この歳で歯を自ら抜くことになるだなんて・・・という罪悪感や葛藤の念は
もう矯正をしっかり決断するころには消し去ったのでそれはあまりなかったかな。
それよりも、久しぶりに神先生に会えてなんだかもうそれだけで
心が明るくなって、わあ~~~!って気持ちになった。
初診でわたしに強く矯正を勧めてくれた神先生。
抜歯のときに、登場した先生はわたしの顔を見て
笑顔で「抜歯ですね!」と言ってくれた。
この先生から勧められて、紹介された矯正歯科でスタートをし、
抜歯も、今後の歯のメンテナンスもずっと神先生が診てくれる・・・という
この連携治療の安心感はわたしのなかでとてつもなく大きい。
肝心の抜歯はというと・・・・まさかの5分ほどで終了!
麻酔打ってから抜歯までがほんの2~3分。
「さあ抜きますよー」から抜歯終了までが1~2分という速さであっという間。
親知らずと違い、小臼歯の抜歯(中央から4番目の歯を抜いた)は
あまり痛んだり腫れたりもしないから心配しなくていいよ、とのこと。
実際、抜歯を終わったその足でお嫁さんのところに遊びに行く元気もあり
みんなに「歯抜けばばあ」となった顔を披露してきた笑。
幸い痛みは全然ないけれど、患部に血のかさぶたを作っているところなので
(血餅というらしい。これが回復を早めるので頻回うがいをしてはいけないんだって。血餅がはがれてしまうから)
食べることにものすごーーーく苦労している。
抜歯による痛みはゼロだけど、
前から入れているセパレーションゴムが圧倒的に痛い。
実はこのゴムも、慣れたところで
今週初めに新しいゴム(一回り太い)に交換されてしまったので、
おさまったはずの痛みが再燃。どこの歯でも噛んでも痛い状態なのよね・・・。
そこに加えて、血糖値コントロールという問題があって
できるだけ安易におかゆに逃げたくはない気持ちがある。
(液体に近ければ近いほど、炭水化物は血糖値が垂直に急上昇するのだ)
ということで、わたしの現在の食事は
野菜を細かく刻んでオートミール少々と一緒に噛まずに食べれるほどクタクタに煮たおじや、
プロテイン、たまご、豆腐、ヨーグルト(無糖)、チーズ、はんぺん
・・・と、そんな感じ。離乳食か・・・はたまた介護食か・・・?
セパレーションゴムの施術による違和感と痛みは、
実際のワイヤー矯正の「予行演習」と称する人もいるし、
また矯正生活を振り返った時に、
ワイヤーよりも、このゴムの期間が一番痛みがつらかった・・・
という人もいるらしい。
自分はどっちだろう?
今週初めの矯正歯科受診の際に、
かわいい衛生士さんが、
「ワイヤー入れた最初はみなさんものすごく痛くて何も食べられないって
いわれるので・・・・。
NORAKOさんも今のうちにおいしいものたくさん食べておいてくださいね☆」
なあんて、とっても優しく言ってくれたのだけど・・・・
もう今すでに大したものが食べられてないです。
体重はもちろん落ちてます。
でも、ダイエットしているとはいえ、自分の努力の結果ではなく
食べられないことによって落ちるのは、不本意だ。
現に、あすけんの点数も「カロリー不足」で高得点が出なくなってしまったし。
しかも今だけでなく、来月以降ワイヤー生活になってから
どのくらい咀嚼が復活するのか?そこは正直不安もある。
まあ、ずーーーーーっと痛いわけじゃないと思うので
どちらかというと血糖値コントロールのほうが課題としては大きいと思うけれど。
なんとか順応して栄養バランスがキープできる食生活を模索するしかないですね。
正直、ここ数日あんまり食事が楽しくなくて義務みたくなっているので
よろしくないなあと自分でも思う。
なんとかなるさーーー!と言い聞かせて前へ進むのみだ。