老後の家なんて夢のまた夢。

ここ2~3年、家の中のあちこちが劣化して、

いろいろと買い替えなどしてきた我が家。最近の一番大きかった買い替えは

「電気温水器」だった。息子の結婚式費用もあったりで、

今年どれだけお金使っているやら・・・???

そうは言うものの、実は一番大きな場所については、見て見ぬふりをしてきた。

 

そう、それは「外壁塗り替え」。

 

たぶん、通常は10~15年で塗り替えするはずのところ、

我が家は20年何もせずに来てしまった。

正直、見た目には壁が多少黒ずんでいるところはあるものの、

(我が家は北玄関なので、日当たりの悪い北側はうっすら苔がついてるところもあり)

それは見栄えの問題で住むにはさほど問題ないかなと勝手に思っていた。

 

数日前、洗濯物を干そうと思って(うちは1階のテラスに干す)

ふと上を見上げたら、ベランダの下側が黒ずんで、その部分の板が少しだけ

重みで下がったような状態になっていることに気が付いたのだ。

 

↓ちょっとわかりにくいけどこんな感じ

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線が入っているのは、その部分の板?に隙間ができているってこと。

 

明らかに腐食してる・・・((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

幸い、この上はベランダなので、家の中では何の問題も起きていないのだけど

気になって2階のベランダに出てみたら、

20年も経っていれば当たり前なのだけど、防水塗装もあちこちはがれかけていて

なかなかヤバイ状況。

もう何年も、洗濯物は1階で干しているし、

乾燥機を使うようになってから布団をベランダに干すこともなくなったので、

2階のベランダを気にしてチェックすることはほとんどなかった。

つまり、掃除もされず・・・完全ほったらかしというか・・・。

(腐食が見られるのはこの下から見た個所だけでとりあえずほかに異常はなかった)

 

それからいろいろ調べて・・・・「家の塗り替え」の大きな目的の一つは

見栄えよりもっと大事な・・・「雨漏りから家を守る」こともあると知る。

窓と外壁の境目のコーキングをやりなおす・・・とかそういうやつ。

 

外壁はまだいける・・・など思っていたけれど、

ベランダはあきらかにこのままほうっておけば

いずれ雨漏りするほど塗装がはがれてしまうと思うので早く対処しなければ。

 

・・・と、そうなるとベランダだけ頼むっていうのはおかしな話なので、

ここは当然「外壁、ベランダ、そして屋根瓦の点検」も

やってもらうことを考えるのが当然。

(足場を組むのがものすごく高いので、足場を利用してやれることは一度にやらないとね)

 

言いたかないけど、家は本当に維持にお金がかかるな・・・と思う。

賃貸よりは持ち家派だけれど、

一戸建てよりはやっぱりマンション派だった・・・本当は。

そういう選択肢が初めからなかったから仕方ないけれど。

 

そうそう、先日もボヤいたとおり、本当は庭のリフォームを考えていたのだけど

そっちより外壁のほうが当然優先順位は高いので、

予算的にも庭のリフォームは当面見送り決定だ。

 

ところで、10年くらい前までは、

「年を取ったら家をシンプルな平屋に建て替える」なんて考えていたわたし。

 

若かったなあーと思う。

今はそんな考えは、現実的じゃないということを父の介護経験から学習した。

身体の動くうちはこの家に住み続けることしか考えていない。

 

正直、今の時点で我が家を平屋に建て替えるくらいの蓄えはある。

でも、その家で「死ぬまで暮らす」なんてことはまず不可能と思った方がいいわけで。

 

いつかは有料老人ホームにお世話になるという前提で

人生設計は立てておかないとと思っている。

(もちろん、結果的にそうはならないかもしれないけどリスクヘッジの意味で)

だとすると、定年後に家を建て替えるor住み替えるって、

老後資金にかなりのボリュームを持たせないといけなくなる話なわけで・・・。

 

定年後に住み替え+老人ホーム入居費数年分+老後の資金

 

・・・の全部に備えつつ、でも経済的にゆとりのある老後生活を送りたい

・・・というのは実際のところなかなか難しいんじゃないかと今は思っている。

 

なので、今はもう建て替えるという発想は消し去った。

ちなみに父の施設選びでさんざん悩んで苦労した時の話はこちら。

 

norako-hideaway.hatenablog.com

 

 

・・・というわけで、外壁リフォームの話がこれから進みそうです。

たぶん、この先もお風呂とかトイレとか・・・

パーツごとにリフォームは必要になってくると思うけれど

悪くなったところをこまめに直したり、キレイにリフォームしながら

家を大事に使って、元気なうちはこの家で暮らせるところまで暮らす・・・

と、そんなことを考えています。